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■TSSレポート:2000年第1回中山競馬
【1月15日】レポーター:海苔煎餅
はじめに
今日から本格的なTSSレポートを始めます。時間的に余裕がある場合は詳細な「時事通信」を、余裕がない場合は「短信」として項目だけをUPします。どこまで続くかわかりませんが、よろしくお願いします。
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以下、全文敬称略

“オープニング”
 先週、鶴田真理子は京都TSSを偵察。スタジオの場所がわかりにくい、会場が小さい、放送席のすぐ近くにお客さんが座っていてしゃべりにくそう、と感想を述べた。また、佐々木清次と初めて対面し、想像と違って“がたい”のよい人だったとの印象を付け加えた。なお、この日の「どうでっか関西」の中で佐々木が鶴田と交信する場面があった。先週鶴田は佐々木に歌の弟子入りを志願したものの、軽く断られたことを自ら打ち明けた。
 諸井ルミ子は風邪を引いている。今年の風邪は長引くという彼女だが、実は去年から引いていたらしい。三遊亭五九楽は彼女が風邪を引く原因を、おでこが広くて冷えやすいからだと看破してみせた。
 松田珠実はおにぎりとパンを1個ずつ食べたので、お腹がいっぱいだった。
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“今日のミクロチェック”
 朝の3択問題出題のアクションの際、鶴田の耳からイヤホンが外れた。
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”沖田雅輝VS松田珠実”
 パドック解説の沖田(ホースニュース)は、中山の午前を担当するのは初めて。JC以来の対面となった沖田に対し、懐かしさに松田は「田舎の父親に会うみたいな感じです」と表現。これにムッとした沖田は「正月ボケしているんじゃないの?」と応酬だ。正月の間に体重が1キロ減ったという沖田だが、飲酒のペースは落ちていないと自慢げ。「そんなことは聞いていない」と松田。
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”放送作家の推奨馬:回収率”
本年1月9日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 38.8%  複勝 70%
水上学   単勝 171.7%  複勝 69.2%
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”諸井、「分別」の読み方に誤り”
 競馬場内で行われているクリーンアップキャンペーンを番組でも紹介。清掃員がゴミを分別回収していることについて諸井がエピソードとして言及。ここで諸井は「分別」を「ぶんべつ」と読むべきであったが、「ふんべつ」と読んでしまった。これには鶴田がすかさずツッコミを入れた。「分別(ふんべつ)がつかないのはあんたでしょ!」
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”今田偵嘉VS松田珠実”
 午後のパドック解説の今田(夕刊フジ)は、この日の午前中の馬券が好調、懐が温まったことをうっかり漏らした。解説者の懐具合に人一倍敏感な松田はすぐさま反応し、「アイスクリームが食べたいなっ」と甘えて見せた。しまったと思った今田はやんわりと断りの姿勢を見せた。しかし松田は「チョコレートでもいいや」と、あくまで欲深かった。
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”諸井、歌のことで挑発”
 安室奈美恵の曲が流れ終わり、曲紹介をした諸井が、この歌をカッコいい曲だと評価した。ここで一言、「真理子さんが、さすがの私も歌って踊るのはムズカシィーってカンジィ、とふざけたことを言ってました」と、鶴田を挑発した。
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”TSSスペシャル 「決定!JRA賞」”
 今週発表されたJRA賞について、年度代表馬と最優秀ダート馬に関する放送作家(須田、水上)の見解(文書)を紹介し、森下三郎がコメントする形式でコーナーが進められた。
○年度代表馬
須田:エルコンドルパサーでOK。もし国内出走を条件とすると、長期の遠征を
   しなくなる恐れがある。JCにおける日本馬の活躍で、世界のハードルが
   低くなったという意見があるが、それはホームでの結果を過信しすぎ。
水上:結果について異論なし。票が過半数に至らない場合、少数の限られた委員
   により最多支持がひっくり返されるシステムはおかしい。また、外国のレ
   ースを殊更高く見る風潮もおかしい。
○最優秀ダート馬
須田:実績評価の仕方が曖昧。特に交流重賞の扱い。
水上:地方馬がJRA重賞を勝った場合は受賞権利を与えるべき。今年は該当な
   しでよい。メイセイオペラは東京大賞典で負けすぎ。今のダートはレベル
   が低い。
以上の見解に対し、森下は基本的に同意することを表明。日本の競馬も手を加えていくことによって、まだまだいいものになる、とのコメントを付け加えて締め括った。
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”珠実、ご満悦”
 反省クラブで、松田が松嶋菜々子に似ていて、髪を下ろした姿なんかは松嶋がパドックブースにいるみたいだとの意見があった。これを満面の笑みを浮かべながら読んだのは本人。反省大賞はこれで決まり、と言い切ってしまった。「髪型が似てるって事じゃないの?」(鶴田)、「後ろ姿のことじゃないの?」(諸井)と共演者は手厳しい。これらの発言に腹を据えかねた松田は両名に対し、後で3階のトイレに集合するように命じた。しかし攻撃を緩めない諸井は「松島トモ子の間違いじゃないの?」と執拗だ。状況を見かねた三遊亭が「珠ちゃんは美形だから」とまとめにかかると、鶴田が「フォローうまいな」と仕方のなさそうな様子を見せ、事態は鎮静化に向かった。なお、反省大賞は実際に、この意見の方に授与された。
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”五九楽、素っ気ない評価”
 同じく反省クラブの意見に、真理子さんは京都に行って来て一段と綺麗になった、と誉める意見があったが、鶴田が喜ぶ間もなく、三遊亭が「それは気のせい」とバッサリ斬り捨てた。
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”五九楽の女装歴”
 三遊亭が、過去に女装した経験について語った。岩手の番組でおかまバーを取材するため、ブラジャーを装着するなど本格的な女装をしたことがあったが、自分でも惚れ惚れするようだったという。鏡を見たときの驚きは衝撃的で、とても気持ちよく、癖になりそうだったと、遠くを見つめるような感じで語った。
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以上
次回発行予定は1月23日(日)分
【1月23日】レポーター:海苔煎餅
(全文敬称略)

”見栄晴復帰(オープニングより)”
 先週の放送を欠席した見栄晴が今日から復帰。怪我の様相については様々な憶測が飛んだが、捻挫をして靱帯を伸ばしたというのが真相。仕事を外すのが生まれて初めてだったという見栄晴は、休みの間、家で馬券を買って過ごした。本人曰く、良い休養になったとのこと。
 自分の二の舞にならないようにとの気持ちを込め、「馬だけでなく、皆さんも足に気を付けて下さい」と珍しく殊勝な言葉を投げかけた見栄晴だったが、「あなたの口からそんな言葉が出るとは思わなかった」とは、山川牧のごあいさつだ。
 話題は早くも次週の東京開催へ。吹きさらしのオークススクエアでは歯を食いしばってTSSを聴かなければならないリスナー達。ここで見栄晴が、先着10名のリスナーにTSSからホットコーヒーをサービスする、という泣かせる提案をしたものの、スタッフは知らんぷり。それならとばかりに須藤由美子が「見栄晴さんが提供します」と勝手な代案を掲げた。結果、コーヒーサービスの企画案は承認された。次開催の間、スタジオの裏を「トントン」と叩けば、コーヒーを飲むことが出きる。ただし先着10名まで。
 最後に、唯一韓国のバカラで勝った以外、今年になって1日もギャンブルで勝っていない見栄晴が、中山の最後を飾りたいとの意気込みを熱く語った。
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”森下ダウン”
 午後の競馬キャスターを予定していた森下三郎は体調を崩し、この日の放送を欠席した。代わりは西島大和が務めた。
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”由美子の小ネタ”
 須藤の友達に、23日に生まれたが故に「ふみこ」と名付けられた人がいる。
 この日、朝の3択出題時に馬のかぶり物を着けて登場した須藤だが、その行動の目的は謎となっている。髪を隠すためとの観測もあったが、この時以外は外していた。
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”鶴谷と理恵”
 午前のパドック解説は鶴谷義雄(デイリースポーツ)。坂本理恵が「鶴ちゃん、風邪は引いてませんか?」と問いかけると、「アルコール消毒してるから大丈夫」と鶴谷。
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”東の後藤JK評”
 「今日の注目ジョッキー」で東信二は後藤を推奨。彼の巧さはスタートの良さ、そして瞬間の判断の良さにあると解説した。
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”信二の部屋”
 この日の話題は、冬の寒さの中での勝負服についてであった。勝負服は薄くて寒そうという意見が出る中、須藤は「コートを着て走るわけにはいきませんからね」とコメントし、さりげなく笑いを誘った。東によれば、ジョッキーは返し馬の時に寒さを感じてもゲートが開けばそのことは忘れてしまう。体重の軽い人や斤量の思い馬に乗る人は多少厚手のウエアを着用する場合もあるが、逆に体の重い人は100グラムでも落としたいので、勝負服1枚になることも。
インナーウェアの話題で俄然色めき立ったのが山川。ジョッキーがどのような下着を着けているのか、興味津々だったようだ。東に尋ね、「透けないよう、なるべく目立たない色の物を着用している」との回答を引き出した。
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”放送作家の推奨馬:回収率”
本年1月22日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 22.1%  複勝 93.6%
水上学   単勝 137.1%  複勝 95.7%
 一向に上昇の兆しを見せない須田の単勝回収率。「この馬はぜひ単勝で!」という須田のコメントに対し、紹介する山川は「複勝にした方がよいかも」と守りの姿勢を示した。なお、この日も本コーナーでは静かだったメディアホールのお客さんが、すぐ次のコーナー「プリーズミスタートラックマン」になると急にメモを取り始めた。対照的なレスポンスには須藤も感心しきりであった。
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”アナログ山川”
 パソコン関係の話題では、須藤が親分格の山川に対して優位に立つ。パソコンを近々購入する意思のあることを仄めかした山川に、須藤は口にこそしないものの、「本当にパソコン買うの?買って使えるの?」とでも言いたそうにしていた。格下の須藤におちょくられた恰好の山川は「いかんかっ!」と牙を剥いた。
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”綺麗なトラックマン登場”
 昼休みが終わって6レースのパドックの時間。山川がパドックの坂本に呼びかけた。「綺麗な人!」。しかし2,3度呼んでも返答がない。しばしの沈黙があり、元気に「はい!」と答えたのは午後の解説者、山岡章夫(ダービーニュース)だ。山岡の今年の抱負は、1年間元気に仕事すること、とやる気満々だ。
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”3歳児が優駿ゲット”
 3択クエスチョンに3歳の女の子が当選。母親に連れられて登場した子に対し、「お母さんに読んでもらってね」と声をかける山川。須藤は「絵本じゃないんだから」と冷静にツッコミを入れた。
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”京都に異変”
 その須藤から怪情報がもたらされた。雨の降りしきる京都は馬場が次第に悪化。須藤のアナウンスは「京都の馬場状態に異状が出ました」というもの。直後、「異状」は「変更」に訂正された。
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”かしましコミニティこぼれ話”
 山川は大学入試の合否連絡のバイトをしたことがあったが、誰も申し込みに来なかった。
 同じく山川は自動車教習所に3回通った。
 須藤の母はそろばん塾の先生。その母に育てられた須藤は、みんなと食事に行くと、指でそろばんをして勘定をする。
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”競馬の礎:概要”
 この日は蹄鉄がテーマ。馬の履き物は、最初はわら靴だったが、古代ローマ時代にはサンダル状の鉄を履かせていた。蹄鉄を発明したのは騎馬民族とされる。
 現在の競走馬には兼用蹄鉄を用いるが、以前は調教鉄と競走鉄を使い分けていた。兼用鉄は1回打てば3週間くらいもつ。落鉄は着地時に爪が開くのがきっかけになるが、脚をひねったとき、前脚の鉄を後脚で踏んだ場合にも起きる。
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”坂本転倒”
 パドックからメディアホールに帰ってきた坂本が「ズドン」という大きな音を発すると共に転んだ。(共演者談)
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”見栄晴、見舞金を求める”
 半年ぶりに出走する馬のオーナーには見舞金が支払われる、という話題が出たところで(反省クラブ)、急に思い立った見栄晴は自分への見舞金が出ない事へ不満を露わにした。「TSSは誰も出さない」と。坂本などは「お見舞い申し上げます」と言うだけで、いたってクールだ。
 貴闘力が見栄晴を抱えるようにしてスクワットをし、終わって見栄晴が着地しようとしたときに捻挫した、というのが怪我の成り行きだった。翌日貴闘力から電話があったので、見舞いの電話と思った見栄晴だったが、関取の言葉は「ちゃんこ食いに行く?」。「行けないよ」と答えると、「じゃ、いいや」で終わった、そのような押し問答があったと見栄晴は言い放った。
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”今日の「裏おいで」”
 「信二の部屋」でジョッキーの下着に並々ならぬ関心を示した山川を「年増が女を捨てたよう」だとして反省クラブの意見を出したOさん。この意見が山川の逆鱗に触れたため、呼び出しを受けることに。本日の犠牲者は以上1名。合掌。
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”呼吸の合わないエンディング”
 「それでは皆さん、さようなら」の「さようなら」が各者バラバラ。中山の最後はしまらない幕切れとなった。
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以上
記者による次回発行は1月29日(土)分の予定
  

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