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■ TSS REPORT ■
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■TSSレポート:2000年第1回東京競馬
【1月29日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”
 鶴田真理子は、ちょっと楽しみなことがある。
 諸井ルミ子は予知夢を見た。この日の早朝、山手線で人身事故が発生し、電車が大いに遅れた。諸井の夢とは、山手線の内回り、外回りそれぞれが逆走し、乗客が大迷惑を受け、なぜか松田珠実が遅刻したというもの。三遊亭五九楽は山手線が逆に動いても大して混乱しないのではないかと疑問を投げかけたが、諸井の回答がはっきりしないこともあり、夢のことで討論するのは下らないと判断、話を打ち切った。
 坂本理恵は山手線の事故の影響受けて遅刻。初めて南武線に乗り、ドキドキした。
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”諸井騎手誕生”
 朝の3択出題で、諸井は4枠のヘルメットを頭に、鞭を右手に持って登場。鞭で鶴田の頭を叩くなど暴れ放題の始末。目の前で鞭を振り回されしびれを切らした鶴田は、いい加減にしなさいとばかりに、手の甲で諸井の胸を小突いた。
 たいへん軽いヘルメット、着用すれば頭が大きくなる分だけ背が高くなる、と効用を説明した諸井であった。
 三遊亭は、頭の上からボルトが落ちてくる時代、ヘルメットは必需品であり命を考えれば安いものだとして、安全への備えとしてのヘルメット購入を勧めた。
 ・ゴーグル付きヘルメット 19,800円
 ・鞭            1,000円
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”竹内は寒がり?”
 午前のパドック解説は竹内博夫(報知新聞)。府中は寒いので厚着をしてきた。最近は調教にも行ったり行かなかったり。行ってもガラス張りの内側で寒さを凌ぐことができ、昔とは違うと語る。府中のパドックブースは馬券売場と離れていて、寒いこともあって買いには行かない。
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”放送作家の推奨馬:回収率”
本年1月23日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 19.4%  複勝 101.9%
水上学   単勝 130.4%  複勝 103.8%
 鶴田は須田の単勝回収率を体脂肪率になぞらえた。もっとも、須田の体脂肪率が単勝回収率を上回っていることを付け加えることは忘れなかった。
 なお、次の「プリーズMr.トラックマン」のコーナーでは「新聞と赤ペンを手に取ってお聞き下さい」とアナウンスされたが、構成作家のコーナーでこのような言葉は聞かれない。真面目な馬券検討のためなのか、お笑いなのか、このコーナーの位置付けがTSS内部でも揺れていることの証だ。
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”石井の教え”
 午後のパドック解説は石井進吾(1馬)。東京は寒いとこぼすが、予想の調子はまずまずのようだ。先行馬に注目した方がよいですか、と坂本が問うと、それを気にするよりも強い馬を買うのが競馬の基本だと、極めて明解だ。
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”競馬ランダムエピソードより”
 全部当たったら三遊亭の「チュー」がもらえる、という触れ込みのクイズが坂本から出題された。問題は次の3問。
 ・最も古いウインズはどこか
 ・最も窓口の多いウインズはどこか
 ・最も窓口の少ないウインズはどこか
答えは順に、銀座、後楽園、銀座通り。銀座通りの窓口はわずか13。
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”かしましコミニティこぼれ話”
 「ゆかいな3人組のコーナーです」と鶴田が切り出してコーナーが始まった。しかし坂本のレスポンスが無いため、「ゆかいな2人組」に訂正する一幕があった。坂本は、最近このコーナーで声をかけてもらえなかったのでいじけていたことを打ち明けた。
 この日のテーマは「東京競馬場のここが○、ここが×」。あるリスナーの意見は、芝2000mのコース形態が良くない、内外の有利不利の差が大きいというものだったが、諸井は枠順の良し悪しも踏まえて予想を楽しむこともできますよね、と述べた。鶴田が、「ルミ子も言うようになったな」と感心すると、「頭良さそう、私って」と自画自賛だ。
 坂本は中山開催ではナッキーモールを通って帰る。その際、グッズ売場で買い物をする。
 場内にコンビニがあったら良いのに、との意見から、何を買うのだろうかと議論になった。ここで坂本はナプキンと答えた。坂本は食事等に使う物を意図したが、他の2人は明らかに別物を想像し、しばし気まずい静寂が番組を支配した。ようやく気を取り直そうとした矢先、諸井が「今朝、落ちているのを見ました」と追い打ちをかけ、鶴田と坂本を絶句させた。
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”第1回TSSアワード:ジョッキー編”
 番組出演者による選考結果は以下の通り。
[ヤングジョッキー部門]
 村田、中谷、勝浦、北村宏、伊藤直の中から、満場一致で村田を選出。
[ロングショット賞]
 鹿戸、村田、小野、横山義、三浦の中から、今後の大きな舞台での将来性を込めて横山義を選出。
[リーディングジョッキー賞]
 蛯名、柴田善、岡部、木幡、ムルタの中から、開催を通じて競馬が見えていたとして柴田善を選出。
[MVJ]
 内容が濃かった柴田善に決定。
 なお、リスナーによるMVJはTSSホームページをご覧下さい。
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”多摩都市モノレール論争”
 10レース立川特別のサブタイトルは「多摩都市モノレール全線開通記念」。立川出身の諸井がこれについて蘊蓄を披露。坂本が「多摩_都市モノレール」と区切って読んだのは間違いで、「多摩都市_モノレール」と読むのが正しいという(記者注:諸井の読み方は一気に読むものだったので、途中で区切らずに一気に読むことが諸井流だったのかもしれない)。疑いの念を抱く共演者に、「地元ではみんなこう呼んでいる」と及び腰の返答。信憑性は乏しかった。
 反省クラブで八王子市のリスナーから諸井を支持する意見があり、これに気を強くした諸井は途端に勝ち誇り始めたが、鶴田は「方言じゃないの?」と徹底抗戦。諸井はめげずに「地元の勝ち!」と一方的に宣言した。
 サブタイトルが全線開通記念だけに、今後はこのレースが無いだろうとの周囲の見解が示されると、「だったら、モノレールを壊そうか」と手荒い考えを述べた。
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”五九楽に傘は危険”
 三遊亭は傘を持ったときに強風を受けると容易に飛ばされる。目的地に到着したときに風が止むとよいが、加減が難しい。
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”理恵の南武線体験記”
 オープニングにあったとおり、坂本は山手線事故のために南武線を利用した。電車が府中本町駅に到着してもそれと分からず、乗客がバタバタとするので何事かと思った。また、降りてから「TSSはどこですか」と尋ねる場面もあった(どの場所での出来事かは記者失念)。
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”五九楽はキス上手か”
 三遊亭は「チュー」をする時に口をとんがらせる事を自供。鶴田は「人間とするの?」と、三遊亭がキスをすること自体あまり信じていない。信用できない理由を問われると「だって、流木だもん」と鶴田。ムキになった三遊亭は、キスの芸歴は38年で、生まれたときからやっていると訴えた。
 話題がナプキンに及び、食事でナプキンを使う坂本に対して「上流階級の暮らしをしてるのか?」と追求したまではよかった三遊亭だが、自分が家でくつろいでいる時には袖で口を拭うことを言い漏らしてしまい、「そうやって拭いた口でチューするんでしょ」と鶴田に攻められる羽目になった。
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以上
記者による次回発行は2月6日(日)分の予定
 
【2月6日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”
 この日は小倉、東京、京都で重賞競走が行われる豪華番組。京都で出走するマイネルラブに話が向けられると、松田珠実は「勝っちゃいます」と迷わず勝利を宣言。「ねえ、牧ちゃん」と同意を求められた山川牧は「そう...ですね」と歯切れが悪い。このマイネルラブについては、前日にスタッフの三浦ADが「アグネスラム」と間違えていたことが発覚し、このため松田は三浦を呼び捨て扱いにする始末、パドックブースの折り合いが悪かった。
 今開催実施しているコーヒーサービス。コーヒーを入れているのは鈴木プロデューサーである。
 三遊亭五九楽は昨年の共同通信杯では苦い思いをした。ヤマニンアクロから流しながら、10点に絞ったところでキンショーテガラを抜かしてしまったのだ。その後、新聞等で「共同通信」の文字を見るたびに「キンショーテガラちくしょー!」と叫び続けてきた三遊亭は、今では「流すときは総流し」を教訓としている。
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”珠実ジタバタ”
 朝の3択問題出題コーナーではまずメンバー紹介がなされる。パドックブースの松田もいつもの通り、「松田珠実でーす」とにこやかな笑顔を振りまいた。しかし画面がオークススクエアのスタジオに戻る寸前、スタッフがブースの窓を閉める姿がはっきりとカメラに捕らえられた。日の当たらないパドックブースだけに、窓を長々とは開けていられない。ここまでは大した問題とはいえなかった。ところが、「ターフ3択クエスチョン!」のタイトルコールがかかり始め、カメラが再びパドックブースの様子を伝えると、そこには椅子に腰掛けて何かをチェックしている松田がいた。気付いた松田が慌てて立ち上がるとともにスタッフが慌てて窓を開けた。出遅れを取り戻そうと懸命に手をこねくり回してアクションを試みる松田であったが全く形にならなかった。ターフビジョンを見ながら、あれは一体何の踊りだ、と首をかしげる観客もいた模様だ。
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”神喰の防寒対策”
 午前のパドック解説を担当した神喰充夫(競馬ブック)は、冬になるとニットの帽子を着用する。「毛が無いと寒い、ということが冬になるとわかる」としみじみ語る。松田が「ニットが似合いますね」とご機嫌を伺っても「関係ない」と全く取り合わなかった。
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”放送作家の推奨馬:回収率”
本年2月5日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 20.9%  複勝 97.7%
水上学   単勝 122.1%  複勝 112.1%
 須田はラジオたんぱの番組で須藤由美子の育成に力を注いでいるが、そこでパワーを吸い取られていることが推奨馬の不振の原因になっている、と須藤が認めた。
 一方で好調の水上はスカパーなどでの悪態があちこちのホームページで叩かれていることについて、「勝っている者が偉い」と強気の姿勢を崩さない。
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”TSSスペシャル「乗り替わりの真相」:概要”
Q.乗り替わりになるのは、前走の騎乗ミスによるものと考えてよいか。
A.そういう場合もあるが、前向きな理由の方が多い。追い込み馬の脚質転換のために逃げの上手い(中館など)を乗せたり、ズブい馬にペリエのような追える騎手を乗せる、ということがある。
Q.お手馬が重なったときの騎手の選択には注意する必要があるか。
A.依頼の先着順などにもよるため、あまり気にする必要はない。
Q.誰が騎乗者を決定するのか。
A.調教師と馬主が相談して決めるのが基本。
以上の回答者は西島大和。
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”水上学アワー”
 馬券の買い方を指南するコーナーが1年ぶりに復活した。講師は水上ファイナンス学(まなぶ)。昨年のこの時期に作られたが、見栄晴にケチョンケチョンにされて潰された、因縁のコーナーだ。水上を肯定的に登場させた進行役の三遊亭に対し、「師匠の進行は綺麗だ」と持ち上げた。この日、見栄晴はTSSのスタジオに姿を現した(ただし裏側で)が、すぐに帰ったのでコーナーが無事に進められた。
 ワイドの買い方について、個人的な意見と断った上で、1・2着は無理でも3着になら入る馬を狙うのは間違いであり、3着までに確実に入る馬を、できれば1点で狙うのが正しいと解説。この日、ワイドで10点買ってみようかと言っていた見栄晴を、「馬鹿、論外、シロウト」と3点セットでこき下ろした。
以下、要旨
 ワイドと馬連の併用は長い目で見ると無駄である。三遊亭が一度も買ったことがないという複勝は、ワイドよりも当たりやすく、リスクを考えると得。併用するなら、馬連・枠連・ワイドのいずれかと、単勝・複勝のどちらかを、つまり線と点で組み合わせるのが正しい。保険なら複勝がおすすめ。
 収支はつけなければだめだ。見栄晴もつけている。見栄晴自身は(年間収支の?)合計を出していないが、調べると凄いことになっていた。怖くて言えない。水上本人はそこそこプラス。
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”古川は歌上手”
 午後のパドック解説は古川幸弘(勝馬)。8レースに狙っている馬がいると打ち明けたが、残念ながら的中には至らなかった。かしましコミニティのテーマにちなみ、21世紀に遺したい歌を須藤から尋ねられて、スタンダードだから、と曲名を明らかにはしなかった。新潟遠征時に地元のママから歌を教えてもらう古川は高い歌唱力を有する。須藤が「今度歌を教えて下さい」と依頼したが、「タダではだめだ」と却下した。
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”ランダムエピソード”
 競馬場の施設にかかる費用が以下の通り紹介された。
阪神競馬場(現在の施設への改修費用) 500億円
 うち、馬場改修 50億円
ターフビジョン(昭和59年) 14億8千万円
競馬博物館          25億円
中山競馬場−船橋法典駅地下通路(ナッキーモール) 24億円
安田伊佐衛門銅像 500万円
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”かしましコミニティこぼれ話”
 テーマは「21世紀に遺したいこの1曲」
・「およげたい焼きくん」のモチーフとなったのは、麻布十番の”なにわ屋”というたい焼き屋。山川が豆知識を披露し、松田が「物知りねえ」を感心した。
・スーパーD(スタッフ)は最近ラルクを歌いまくる。
・坂本理恵はZARDの「負けないで」、岡本真夜の「TOMORROW」が好き。
・山川牧はイーグルスの名曲ホテルカリフォルニアのモデルとなったビバリーヒルズホテルの前で写真を撮った。
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”THP”
 第11回目のこの日、登場したのは「誘導馬ふぁんくらぶ」の管理人(女性)。三遊亭は「栄えある11回目」と言おうとして「はれある」と3度間違えた。そんな三遊亭の体重は45キロである。彼女はポニーの話題で「師匠も乗れます」と語り、出演者を笑わせた。毎回難問だらけのクイズ、6問の正解を果たした。正解した問題と正解は以下の通り。
・G1の際の誘導馬の頭数は基本的に何頭か→5頭
・誘導馬の首の下にある、ふわふわとしたひも状の馬具を何というか→鞅(むながい)
・場内のポニー体験乗馬で、児童の年齢制限は3歳以上何歳以下か→12歳
・センゴクシルバーが1番人気になった2つの重賞レース名は→ダイヤモンドステークス、新潟記念
・センゴクシルバーに騎乗した外国人騎手名は→A.ムンロ
・センゴクシルバーは、最後に出走した毎日王冠で何着だったか→11着
 HPは「誘導馬」でYahoo!などを検索すれば引っかかるが、URLは次の通り。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~bonobi/yudoba/
一通りPRを終えた後、「DJをやっている皆さんはスゴイです」と感想を述べられると、調子に乗った須藤は「すごいでしょう」と胸を張ったが、三遊亭が間髪入れずに「お前はちっともすごくない」と言い捨てた。
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”勝馬さんのお話”
 10レース前に共同通信杯の調教解説が終わったところで、須藤がその内容を総括しようとして「古川さんのお話では」と言うべきところを「勝馬さんのお話では」とやってしまった。さらには古川の推奨馬をも言い間違えてしまい、完全に動揺した。10レースの時間になり、「動揺する須藤由美子がお届けする10レース、テレビ山梨杯をお楽しみ下さい」と案内した。しかし「須藤がレースをお届けする」というのも、考えようによっては須藤がレース実況をする、との誤解を与えやすい表現ではあった。世の中には、一度でよいから須藤のレース実況を聴いてみたいというファンも実在しており、かつて山川がレースシミュレーション(森下三郎がG1当日に行うもの)に挑戦したことがあるが、これを須藤に担当させる企画も一考に値するものと考えられる。
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”京都に押し寄せる関東リスナー旋風”
 「どうでっか関西」の終わりに、佐々木清次から「東京のリスナーによれば五九楽師匠はチューが上手だそうですが」と向けられ、不意を突かれた三遊亭は「東京で色々やっているものですから」と言い逃れるのがやっとだった。なお、京都で投稿した関東リスナーの名前は明らかにされなかったが、その人物は一部のリスナーグループによれば、ほぼ特定されている。
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”海外競馬評論家によるレイティング”
 須藤とラジオたんぱで競演している合田直弘は鈴木あみに、世界の名馬となったエルコンドルパサーを上回るレーティングを与えている。(須藤談)
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”須藤のペンネーム募集”
 須藤はネット界では「ビビアン由美」を名乗る。この事実を知った三遊亭は「あなたビビアンというの?」と驚きの表情だ。ビビアンスーが好きだから、という須藤だが、この名前を変えようと思っていることを打ち明け、「ペンネームを募集中です」とリスナーに呼びかけた。
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”コーヒーサービスのマナー”
 朝のコーヒーサービスについて、この日も説明がなされた。コーヒーを入れているプロデューサーに対しては、丁寧に「コーヒーを下さいませ」とお願いするように、と三遊亭から助言が与えられた。
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”落とした万馬券”
 万馬券を的中させたにもかかわらず、これを紛失したことを報告したリスナー。三遊亭は「探しに行こうぜ」とメンバーに呼びかけた。松田はクリーンキャンペーンのおばさんを疑っている。
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”世にはばかる?水上学”
 上記に示したとおり、1年ぶりの復活となった水上学の馬券指南コーナー。リスナーからは支持する意見が多く寄せられ、本人も一安心だ。今後も三遊亭の出演日にコーナーを持ちたいとの願いを口にした。
 色々なホームページで叩かれるのを密かに見ているという水上は、言葉で虐められるのを好む。特に坂本にやられるのがたまらないという。
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以上
記者による次回発行は2月12日(土)分の予定
【2月12日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”
 三遊亭五九楽の「寒い!」という切り出しで始まったこの日の番組。寒さが骨身にしみるとこぼす三遊亭に、坂本理恵は「わかります」と理解を示した。三遊亭の体脂肪率が1桁台ではないかと推測した諸井ルミ子に対し、無いに等しいと三遊亭本人が回答。鶴田真理子は「人間じゃなーい」と声をあげ、続けて「枯れ木だもんね」と畳みかけた。
 社台の山元トレセンにおける火災事故に話が及ぶと出演者の口調も沈む。鶴田は狭い馬房の中で怯えていたであろう馬たちを思い、胸を痛めている様子。三遊亭は気を取り直すように、生きている馬たちが素晴らしいレースを見せることが、命を失った馬たちの供養になるとして、この日のレースにも期待しようと呼びかけてトークを締めくくった。
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”火災事故への反応”
 西島大和は小さな頃から納屋などを見て育ち、何よりも火が一番怖いと思ってきたものだと、自らの体験を踏まえて語り、このたび焼死した馬達を可哀想に思う気持ちを述べた。森下三郎は少々のことでは驚かないが、今回の事故にはびっくりしたと語り、イーグルカフェやフサイチエアデールが難を逃れたのは不幸中の幸いだったと付け加えた。また、プリーズMr.トラックマンのコーナーでも無念の思いを伝えるコメントが紹介された。
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”馬券を買えない竹内”
 パドックブースから朝のあいさつ。坂本に馬券の調子を聞かれ、まあまあだと答えた竹内博夫(報知新聞)は馬券で儲かることはあまりない。いつもニコニコしている竹内だが、心の中では泣いている。この日、2レース、3レースの予想が的中したが、2レースは買おうとしたところが締め切りベルに阻まれ、3レースはおしゃべりに熱中したため馬券を買っていない。
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”放送作家の推奨馬:回収率”
本年2月6日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 18.4%  複勝 95.2%
水上学   単勝 111.9%   複勝 113.3%
 低空飛行を続ける須田に対し、諸井は呼び捨てでOKと吐き捨てた。実際、須田の推奨馬を伝える際、「それでは、鷹雄の方からいきましょう」ときっぱりしたものだった。一方の水上に対しては、そろそろ「様」を付けてもいいかな、と言ってのける諸井を「態度でかい」とは鶴田。須田の「とりあえず1個は当てたい」という弱気なコメントに、自信を持っておすすめすべきなのに趣旨を間違えていると厳しく言い立てた鶴田と諸井であった。
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”諸井、のどが不調”
 4レース終了後、「アサクサゴロゴロ、負けてしまいましたね」とコメントした諸井。この後、喉がいがらっぽかったのか咳払いをした。「すみません。私の喉もゴロゴロです」と謝っていた。
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”真理子へのプレゼント”
 リスナー参加コーナーの紹介コーナーにおける一幕。この日のかしましコミニティのテーマは「あの馬・騎手に『これ』をあげたい」。「例えば」と前置きし、諸井が「真理子さんへなら特殊マイク。たまに外す音を直す」とけしかけた。すると鶴田は「欲しいですね」。「認めましたね」と諸井が追求すると、返答に窮した鶴田は話題を次に進めた。
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”昨日は休刊”
 午後のパドック解説、今田禎嘉(夕刊フジ)を坂本が「とても素敵な今田さんです」と紹介すると、今田が「ありがとうございます」と、いたって和やかなムード。前日が建国記念日のため休刊日であり、この日の予想はメインレース程度しかしていなかった。「馬券についてはこれからじっくり考えたい」と力強く語った。
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”ジャイアンツ談議”
 森下登場後の話題はジャイアンツの宮崎キャンプ。背番号「3」見たさに5万人近いファンが集まったにもかかわらず、なかなかウインドブレーカーを部がない長島監督。森下、三遊亭ともに業を煮やしている。
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”ランダムエピソード”
 バレンタインデー、2月14日生まれのスターホースはいるのか。平地競走に限ればいない。障害では阪神スプリングジャンプを勝ったファイブポインターがいるのみ。ホワイトデー生まれでも平地競走の重賞勝馬はおらず、障害でスガハラテンジンがいるのみ。
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”かしましコミニティより”
 テーマは先記の通り。ハイセイコーに不老長寿の若返りをというリスナーの意見に「私も欲しい」と反応としたのは鶴田。諸井は無反応であったあたり、二人の年齢差が表れている。
 このコーナーに意見を送ったリスナーの大野さん。諸井は「だいの」さんと読んだが、やはり「おおの」さんだった。
 牧原騎手にダイエット食品をあげたいという意見に対しては「私も欲しい」と鶴田、諸井の二人ともが反応。ここで諸井が「真理子さんの部屋に居候した人は痩せるという噂がありますが」と仕向けると、「それは単なるデマでしょう」と苦しげに答弁した鶴田。「食事の問題じゃないんですね」と確認を求める諸井に、鶴田は「私の料理はおいしいよ」と強がった。
 マチカネタンホイザに脱脂綿をあげたいという意見に対して、「鼻に詰めて走っていただきたいですね」と言った諸井であったが、そのようなことをすれば馬が死んでしまうことまでには考えが至らなかった模様。
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”特別企画:「多いのはどっち?」”
 9レース前の時間つなぎであることを否定するでもなく肯定するでもなく用意されたクイズコーナー。進行方法は次の通りだ。
 まず、参加希望者がオークススクエアに参集し、各々の場所で起立。「多いのはどっち?」の発声の後、A,B2つの設問が発表される。Aが多いと思う人は頭上に腕で円の形を作る。逆にBが多いと思う人は手を下ろしたまま静止する。正解者はそのままクイズを続け、誤答者は着席してゲームオーバーだ。

練習問題 多いのはどっち?
 A.三遊亭五九楽師匠の落語の持ちネタの数
 B.見栄晴がTSSの打ち合わせに遅刻した回数
 答−B。Aは112個、Bは150回(常に遅刻)。
コメント:いつの間にか追い抜かれた(三遊亭談)

参加者総数、約40名(記者推定)

第1問 多いのはどっち?
 A.昨年の、武豊騎手の中央競馬での連対数
 B.昨年の、武英智騎手の中央競馬での騎乗数
 答−B。Aは320連対、Bは326騎乗。
 この時点で残った人数、わずか4名。

第2問 多いのはどっち?
 A.昨年の中央競馬における栗毛馬の勝利数
 B.昨年の中央競馬における外国産馬の勝利数
 答−A。Aは789勝、Bは567勝。
 この時点で残った人数、2名。

第3問 多いのはどっち?
 A.ミスタートウジンの入着総賞金
 B.ミスターシービーの入着総賞金
 答−B。Aは3億9441万円、Bは4億0959万円。
 優勝者決定!
 ここで、東京9レース3番のフォッサマグナ号が放馬したため馬体検査になり、時間もあることから、敗者復活戦が行われることになった。なお、一部のリスナーは既にスタンドに引き揚げていた。

第4問(復活戦第1問) 多いのはどっち?
 A.5つのクラシックレースを全勝した騎手の数
 B.5つのクラシックの内、4つ勝ったまでで涙を飲んで引退した騎手の数
 答−B。(説明なし)

第5問(復活戦第2問) 多いのはどっち?
 A.札幌競馬場の入場人員レコード
 B.中京競馬場の入場人員レコード
 答−B。Aは60,549人、Bは74,201人。

第6問(復活戦第3問) 多いのはどっち?
 A.函館記念の売り上げレコード
 B.札幌記念の売り上げレコード
 答−A。(説明なし)

第7問(復活戦第4問) 多いのはどっち?
A.先週までの、ノーザンテースト産駒の中央競馬通算勝利数
B.先週までの、武豊騎手の中央競馬通算勝利数
 答−B。Aは1643勝、Bは1765勝。
 ここまで残った6人中、正解は1人で、勝者決定。
 以上でコーナーは終わったが、「皆さん楽しめましたか?」とスタジオから問いかけたところ、リスナーから拍手が起こるなど、好評が得られた模様。
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”またもや京都に現れた関東リスナー
 どーでっか関西のコーナーで関東リスナーのY・Rさんの意見(関東でいう穴問答)が関西の方から読まれた。そのリスナーさんは佐々木清次の顔が大きいと素直に言い表したようだ。三遊亭は「すみません」と一応謝っておいた。最後に三遊亭から「CD売れてますか?」と問いかけると「全然売れてません」と勢いのない声が佐々木から返ってきた
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”オーラスクイズ、反省クラブは中止”
 この2つのコーナーが予定されていたにもかかわらず、中止になった。悪天候以外で中止になったのは番組史上初ではないだろうか。その理由は次のコーナーが行われたためだ。
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”「多いのはどっち?」第3戦”
 最終レース終了後、急遽レギュラーコーナーに代わって行われたクイズコーナー。決して問題が余ったからではないと力説する司会者ではあったが、事実は明らかでない。
参加者数、約40名(記者推定)

第1問 多いのはどっち?
 A.1開催での最多出走頭数
 B.1開催での最多除外頭数
 答−B。Aは記者聞き漏らし、Bは393頭。

第2問 多いのはどっち?
 A.ヒンドスタンのリーディングサイヤー回数
 B.サンデーサイレンスのリーディングサイヤー回数
 答−A。Aは7回、Bは5回。

第3問 多いのはどっち?
 A.海外のレースで5着以内に入った日本調教馬
 B.日本の重賞レースで5着以内に入った外国調教馬
 答−A。Aは18頭、Bは16頭。

第4問 多いのはどっち?
 A.鶴田真理子の「ツ」が頭文字の中央重賞勝馬の数
 B.諸井ルミ子の「モ」が頭文字の中央重賞勝馬の数
 答−A。Aは19頭、Bは14頭。
 ここまで残ったのは2名。この日のために用意された問題は全部で12問。9レース前に7問を消化したので、残すところ1問。別の問題を作成中ではあったが、次の問題で2名が異なる回答をするようスタジオからお願いがあった。

第5問 多いのはどっち?
 A.中央競馬で廃止されたサラ系重賞の数
 B.中央競馬のダート重賞の数
 答−A。Aは14レース、Bは11レース。
 勝利者決定!
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”「多いのはどっち?」第4戦:驚愕の事実、暴かれたプライバシー”
 先のコーナーでの賞品はグリーンチャンネルトレーナーであったが、もう一つ余っていたので、さらに1勝負行われた。

第1問 多いのはどっち?
A.バレンタインで鶴田真理子が男にあげるチョコレートの数
 B.バレンタインで坂本理恵が男にあげるチョコレートの数
 答−B。Aは3個、Bは20個
 一旦は坂本の数の多さに、配りまくって節操がないとの非難が集中したが、坂本がパドック解説でお世話になっている方に贈ると釈明すると、一同一応納得。一転して鶴田の3個という微妙な数に気が付いたメンバーは、一斉にツッコミを見せた。鶴田の狼狽ぶりは甚だしいものであった。

第2問 どっちが広い?
 A.諸井ルミ子のおでこ
 B.スタッフ、ナガオのおでこ
 答−A。実は挑戦権のあったリスナーの全員がBと答えた。正解を求めるため、坂本が二人の眉と髪の毛の生え際の最短距離を実測した(喜々として)。坂本の口をついた言葉は「ルミちゃん広いよお」。1cmの差があった。

第3問 多いのはどっち?
 A.「マチカネ」で始まる今年の4歳馬
 B.「エイシン」で始まる今年の4歳馬
 答−B。Aは18頭、Bは38頭
   
第4問 多いのはどっち?
A.三遊亭五九楽がふった女の数
B.近藤ディレクターがふられた女の数
 答−B。Aは0人、Bは30人。ほとんどのリスナーがBと回答。リスナーにはスタッフのキャラクターまで知れ渡っている。なお、データは小学1年以来のもの。

第5問 悪いのはどっち?
 A.三遊亭五九楽の視力
 B.諸井ルミ子の視力
 答−A。Aは0.01、Bは0.08

第6問 悪いのはどっち?
 A.三遊亭五九楽の心
 B.近藤ディレクターの頭
 この答えは鶴田、諸井、坂本の多数決によって決められた。まず、「三遊亭五九楽が腹黒いと思う人」と問いかけると、坂本だけがすんなり手を挙げた。わき上がる大爆笑。「近藤の頭が悪いと思う人」の問いかけに誰も手を挙げない。私だけが悪者になる、と不満気味の坂本。どちらかに挙げなければならないと言い訳をしながら近藤に手を挙げる鶴田と諸井。よって答えはBに決定。

第7問 多いのはどっち?
 A.漢数字が名前に含まれる関東の現役ジョッキーの数
 B.漢数字が名前に含まれる関西の現役ジョッキーの数
 答−B。Aは15人、Bは16人。問題発表時はスタジオ中で集計中であった。一旦は関東7人と発表される場面もあり、かなりの混乱が見られた。

第8問 多いのはどっち?
 A.三遊亭五九楽の財布中の現金(お札のみ)
 B.鶴田真理子、諸井ルミ子、坂本理恵、計3人の財布中の現金(お札のみ)の合計
 答−A。三遊亭の所持金は9万1千円。女性陣は鶴田が3万8千円、諸井が3千円、坂本が9千円。
 ここで勝利者決定!

坂本が表した三遊亭に対する考え方が、今後番組にどのような影響を及ぼすのか、全く予断を許さない。
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以上
記者による次回発行は2月20日(日)分の予定
 
【2月19日】レポーター:てつじん
■オープニングトークより  最近、メンバーでは「サンバでアミーゴ」が流行している。
(サンバでアミーゴ:マラカスを振る音ゲー)
 ルミ子ちゃんはまぁまぁだがポーズを決める時、足までポーズをつけちゃう程の熱の入れようであり、牧さんはマラカスを振ってもさまになるようである。また、スーパーDはとても上手にこなすのだが、スーツ姿で汗だらだらなのは、かなりみっともない。さらに
そんなみんなを、2時間も師匠は後ろでただ見ていただけ。おまけに、その上疲れ知らずなルミ子&牧コンビは、暇をみつけてはDDR(ダンスダンスレボリューション)までこなしているようである。
 ちなみに、ランクはスーパーDは今回2回目だが、最初の時からランクAを出す好成績、ルミ子ちゃん、牧さんはまだまだCランクを出すのが精いっぱいだとか。
(補足:サンバでアミーゴは、基本的に音に合わせてマラカスを振るゲームですが、ポイントポイントで、タイミングに合わせて「ポーズ」を決めないといけない)
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■須田&水上本日までの回収率
 須田:単勝 15.3%/複勝 94.3%
 水上:単勝 108.6%/複勝 112.9%

#反省クラブでは、須田さん回収率まで体重を減らしては?との意見も出た。
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■競馬ランダムエピソード
 本日は、チェリー珠にかわり、シェリールミ子が担当。
 外人騎手の初騎乗について。
 今でこそ活躍している外人騎手も初騎乗は以外と地味なものが多い、ペリエ騎手は実は初期のサクラローレルに騎乗しており、タイキブリザードに負けていたりもする。以外と知られていないのがロバーツ騎手で、ミスタートウジンが初騎乗の馬である。おまけに、芝のレースであった。であるがさすが名手、12番人気のトウジンを見事5着にもってきている。
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うーん、メモを取るのも難しいが、文章に書き込むのも難しいんですねぇ。
もっと修業しないと。

ではでは。

【2月20日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”いつもより短めのオープニング”
 天気予報では雪が積もるとも言われていた。須藤由美子は起きてカーテンを開けるときにドキドキしたと語る。雨がパラッとする程度で拍子抜けしたのは見栄晴。天気予報が外れたことを自分の競馬予想と同じだとした。この時点では芝、ダートとも良馬場であり、道悪を前提にして予想したのを、一からやり直ししなければならないと困惑顔であった。
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”合わないアクション”
 3択クエスチョンのアクションをどうにもキメられないのは松田珠実。この日はまるで時差があるかのごとく、動作がワンテンポずつ遅れていた。
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”不凍液”
 午前のパドック解説は今田禎嘉(夕刊フジ)。レースへのこの日の雪の影響度合いについて松田と語り合った。不凍液の影響はありませんかと松田が問うと、今田は競走そのものには問題はないが、傷に入るようなことがあると馬に悪影響も出ると答えた。
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”TSSトップ10”
 JRA(国営競馬時代含む)歴代ジョッキー連対率
 1位 蛯名・・・(?)  40.5%
 2位 保田隆芳      38.9%
 3位 清田十一      36.3%
 4位 野平祐二      34.51%
 5位 福永洋一      34.47%
 6位 武豊        34.39%
 7位 栗田勝       32.1%
 8位 高橋英夫      31.4%
 9位 岡部幸雄      29.5%
10位 増沢末夫      29.2%
 注:1位は記者がよく聞き取れず、「えびなやすのり」と聞こえたが確証なし。調べたところ、蛯名武五郎という、かなり古い時代の活躍騎手がいるが、この人かどうかはわからない。
 8位の高橋英夫は岡部の”兄弟子”らしい。これを須藤は「きょうだいっこ」と読んだ。
 また、境勝太郎絡みのエピソードが随所に織り込まれたが、山川牧が境の声まねを披露し、「似てるー」と須藤から高い評価を得た。
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”構成作家の推奨馬:回収率”
本年2月19日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 14.4%  複勝 88.4%
水上学   単勝 101.3%   複勝 105.3%
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”THP”
 今回の出演者は競馬マスコミ界から登場の市丸博司。TSSには2回目の出演。スカパーの番組で、フェブラリーステークスに初ダート馬が連対した場合には、アフロのカツラを着けることになっている。「スキンヘッドにするというのはよくありますが、市丸さんにはその必要がないですね」とは山川のお言葉だ。
 スカパーの番組における市丸の回収率は100%を超えている。なおTSSの構成作家は、スカパーでの回収率が須田は100%超え、水上が50%台と、TSSの推奨馬のコーナーとは逆の展開となっている。見栄晴の怪我と時を同じくして足を骨折した市丸は、しばらく絶好調であったが、前の週にギプスを外してから調子が悪い。そこで見栄晴が、今後も当たらないようであればもう一度骨を折りますと迫った。
 市丸のHPは前の日に20万ヒットを達成。この「20万ヒット」の意味が見栄晴にはわからない。須藤には「駄目ですよ、時代についていかないと」とたしなめられた。
 この日の問題は須田が作成。いつもなら水上が作成するが、アンチスピード指数のため、市丸に対して困難な問題を出しては困るからだ、と山川が解説した。
[問題と解答]
 1.地方競馬を開催する競馬場はいくつ→30
 2.浦和競馬場までの無料バスが運行される駅は→南浦和駅
 3.PATは何の略か→Personal Access Terminal
 4.12年度の調教師試験に合格した元騎手の名前を一人挙げよ→湯窪、本間、岩戸から
 5.昨年の東京コースの平地でレコードが更新された距離はいくつ→3(芝2000,芝2300,ダート2100)
 6.昭和34年の日本ダービーを制した馬は→コマツヒカリ
 7.昨年の佐賀記念を1番人気で制した馬は→スノーエンデバー
 8.スカパーの競馬予想TVと同じチャンネルで放送されているもう一つの競馬番組は→酔いどれ競馬
 9.新幹線の愛称と同じ名前で、障害重賞を勝ったことのある馬を次の3つから選べ。アオバ、コダマ、トキ→トキ
 10.昭和59年の菊花賞の出走馬で、なまえに「イチマル」が入る馬は→コガイチマル
 以上の中から、市丸が正解したのは2,3,4,5,7,8問目。
 最後にこの日の市丸の予想が紹介された。フェブラリーステークスはファストフレンド、オースミジェット、ゴールドティアラ、メイセイオペラに、ペースが予想以上に早くなった場合のためにウイングアローを加えたボックスでほぼ大丈夫とし、ヒヤシンスステークスはホーマンベルウィン、ノボジャック、スリーフォーナイナ、ダイヤモナークのボックスを推奨、いずれも見事的中した。
 市丸のHPは下記のURLでアクセスできる。
http://www.layered.co.jp/
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”寒さに耐える沖田”
 火器のないパドックブースは大変寒いようで、服を着込んで来た松田とは対照的に普通の格好で午後の解説を担当する沖田雅輝(ホースニュース)。穴問答の時には冷蔵庫の中にいるようだと表現した。特に下半身が冷え込んできたとぼやいた上で、1カ所は冷えても良いけど、と謎の発言を残した。日曜日に担当するのが珍しいこともあり、穴問答を担当した須藤は「またお会いしたいですね」とあいさつした上で、「下半身にお気をつけ下さい」と続けた。
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”原良馬登場”
 競馬キャスターとして登場した原良馬。紹介する見栄晴も嬉しそうだ。「いつも元気なおじいちゃん」、「原さんがこうやっていてくれる事が嬉しい」、「毛ヅヤが良いですね」と一見誉めつつ、けなしていた。特別レース展望では「年寄りの茶飲み話に付き合ってるんじゃない」、最終レース後には「大川さんが向こうで呼んでいる」とまで言い立てていた。
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”かしましコミニティこぼれ話”
 この日のテーマは「緊張する一瞬」
 山川によれば、須藤は映画「ユー・ガット・メール」のような出会いを狙っている。
 競馬場での開門ダッシュに緊張するとの意見が紹介されたが、スタジオから様子を見ている出演者にとっても興奮する一瞬のようだ。
 コンビニでHな雑誌を買うときに緊張するという意見について、レンタルビデオ屋でのバイト経験がある須藤が、目線を落としたり、普通のビデオに挟んだりされるとかえって意識してしまうので堂々として下さい、とアドバイスした。
 自動車免許の合否判定で緊張したという意見に山川が共感。山川は教習所に3度通ったこともあり、「この1枚を取るためにどれだけのお金をかけたか」と追想しながら涙したという。
 かしまし賞を決めるまでに流れたリクエスト曲はサザンの「TSUNAMI」。1回東京8日間連続OAを記録。山川が「またかい!」とつっこんだ模様。
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”THE血統”
 水上スタディ学はコーナーの始まりに、THPに出演した市丸について触れた。「ああ、市丸のタコおやじね」と吐き捨てながら、市丸が勝手なことを言っていたけども自分がたっぷり否定していきたい、と豪語した。また、スピード指数を武器にする市丸を「数字遊びをしていて血統のことを何も知らないシロウト」とも評した。
 以下、概要
 今年のメンバーはレベルが高く、去年は上位に来た馬でも評価を下げたい。出ても仕方のない馬が出て、銀嶺ステークスのトキオパーフェクト、シンコウスプレンダが除外されるのはおかしい。古馬のG1も基本的にトライアル制を敷いた方がよい。
本命:キングヘイロー
 ダンシングブレーブは芝・ダートとも同じ連対率を示し、馬場の良否も問わない。また冬場の成績がよい。キングヘイローはダート血統のインブリードもできている。
2番手:ゴールドティアラ(馬場状態を見て)
 シーキングザゴールド産駒は芝であれば1200mがベストだけども、ダートなら1800mもこなす。脚抜きの良いダートは黙っていても買い。
3番手:シンボリインディ
 芝のスピードがない。絶対ダート馬だ。一本調子のレースをしがちな血統で、絶対能力が問われる府中の1600には向いている。
その他の注目どころ
 ファストフレンド→怖い。押さえる。脚抜きのよい馬場には弱く、2000mは必要。
 オースミジェット→脚抜きのよい馬場は向くが、昨年のメンバーでさえ4着。ジェジェイドロバリー産駒は坂のコースが苦手。
 キョウエイマーチ→血統的には問題がないが、左回りがダメ。鞍上の意思が汲めるようになってきたので押さえる。
 レッドチリペッパー→面白い。母父は軽いダートがよい。
 ウイングアロー→血統的にパワーダート向き。アサティスに勢いがない。スピードが不足。
 メイセイオペラ→昨年無印。今年も買いたくない。脚抜きのよい馬場は向く。総合力で劣る。平均的な持続力で勝負するので、タイムが早くなると厳しい。
 オリオンザサンクス→参加することに意義がある。
 アローセプテンバー→こちらの方が多少よい。芝の重馬場なら強そう。
水上の狙い:キングヘイロー・ゴールドティアラ・シンボリインディのボックスにファストフレンド、レッドチリペッパー、ビーマイナカヤマ、キョウエイマーチを絡める。

 最後に水上が、文化の香りのする仕事が好きだとうそぶきながら、プラザエクウスのイベントを紹介した。馬事文化賞を受賞した吉川良さんのイベントが2月25日(金)18時より行われる。
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”はやる気持ちを抑えられず”
 9レースが終了し、10レースの春望ステークスのパドックの時間となったが、須藤のアナウンスは「今日のフェブラリーステークスのパドックに行きましょう」だった。
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”どーでっか関西”
 内藤裕敬は初ダート組に勝たれたくなかった。この点で見栄晴も同意見。まるで金に物を言わせて裏から入ってくるようだと内藤が言えば、見栄晴も裏口で入学して電通に入るようなものだと、業界ならではの例えを示した。キングヘイローを推す原は、馬鹿なことを言っちゃいかんと反論する。永井晴二はシンボリインディを絡めていたので、原派と分類された。関西リスナーの意見はファストフレンドについてであったが、原は「見栄晴が買っているのが不安」として異議を唱えた。
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”闘い済んで”
 フェブラリーステークスは初ダート反対論者の圧勝に終わった。見栄晴は原に対して「何年競馬をやっているんだ」などとまくし立てた。
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”見栄晴の金の使い道”
 原によれば、テレビ出演などで稼いだお金の50%以上は馬券に費やしている。見栄晴もこれを素直に認めるようにして、「確定申告で経費として落としたい」と痛切な胸の内を明らかにした。
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”反省クラブでの会話:見栄晴の愚痴”
 見栄晴が競馬場で会いたくない人として「原良馬、境勝太郎、西島さん」を挙げた。西島大和だけをさん付けにし、境を呼び捨てにしたことについて山川がツッコミを入れた。
 「今日の反省は無し、敗れて悔い無し」という意見に「男らしい」と感心した山川だったが、見栄晴は「挑戦する姿勢が感じられない」と反論。「いいレースだったとは認める」としながらも最初の芝の50mがなければファストフレンドが来ていた、と未練たっぷりだ。雪で中止になって中山でやればよかった、1600mのままで、1,2コーナーの中間からスタートすればよいなどと、大それた発言に終始していた。
 翌日が誕生日の山川にリスナーからお祝いの言葉が贈られたが、見栄晴が「あまり嬉しそうじゃないな」と問うと、山川は「あなたが(馬券で)勝っていないから、たかれないの」と切り返した。
 雪の影響がなかったことについて、改めて悔しがった見栄晴。「何のために予想をしたのだ」といいながら、芝からダートへの変更や、不良馬場の予想もしたことを示し、「この日の敗因は気象庁に尽きる」と言い散らした。
 リスナーがペリエの名前をアルファベット(Peslier)で書いてあったためか、須藤は意見を読む際に「レスラー」と読んでしまった。
 予想は当たらなかったが、雪で中止されずに開催されたことに満足との意見に、「あなたとはこうも違うの」と山川がはやし立てると、見栄晴はこのリスナーを偽善者だと言い張った。
 気象庁の他に見栄晴が敗因として矛先を向けたのは張田京。一体何しに来たんだと。須藤は「フェブラリーステークスを見るために来たんじゃないの?」と独自の見解を示した。
 須藤はペリエの年齢を35歳くらいだと思っていた。
 見栄晴は佐々木功が何を歌っていたのかが気になっていた。なぜアニメのイベントが催されたのか。張田とともに不思議だとの考えを示した。
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”サービス終了”
 今開催中行われたコーヒーサービスはこの日をもって終了。中山でスタジオの入り口を「トントン」と叩いても「何ですか?」と聞かれるだけだ。前回の中山最終日で見栄晴がサービスを提案したところ、「一体誰がコーヒーを入れるんだ」とスタッフに怒られていたようだ。
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以上
記者による次回発行は2月26日(土)分の予定

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