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■ TSS REPORT ■
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■TSSレポート:2000年第2回中山競馬
【2月26日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”
 メインレースのアクアマリンステークスにちなみ、鶴田真理子はアクアマリンを着けて来た。諸井ルミ子は鶴田の後を受けて何かを言おうとしたが、思いつかなかったのか言葉を飲み込んでしまった。松田珠実は「寒いですねー」と時候のあいさつに徹した。
 この冬一番の寒さという触れ込みだが、毎日言われている気がするというのが諸井の感想だ。どうして土日になると寒くなるのか、三遊亭五九楽を含めて一同とも不思議がる。東京開催でのオークススクエアの寒さに話が及ぶと「寒かったですねー」と、諸井があたかも自分が寒さに耐えたかのように話したため、「俺達は暖かかっただろう!」と修正を求めた。それにしてもリスナーは寒い中よく頑張ってくれたと、三遊亭は感謝の意を表した。
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”謎のアクション”
 このところ3択アクションの不調が目立っていた松田だが、今回は意図的に別の動作を見せた。両手を左右にゆらゆらと揺らせ、学芸会の浦島太郎の劇の中で演じられる、竜宮城のそばの昆布の役を思わせた。
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”月刊優駿”
 この日の3択クエスチョンのプレゼントは優駿3月号。諸井が内容について「今日の特集はダートです」と紹介したため、三遊亭は「優駿は日刊ではないだろう!」と、番組開始早々から諸井発言の訂正業務に追われていた。
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”寒さに凍える竹内”
 午前のパドック解説、竹内博夫(報知新聞)のあいさつも「寒いですね」で始まった。車で競馬場に来たが、外気温が0度くらいに感じられたという。松田が「リスナーさんも風邪を引かないように気をつけて下さいね」と注意を促すと、竹内も「そうですね」とうなずいた。
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”投げキッス論議”
 フェブラリーステークスを振り返る中で、ペリエの投げキッスが話題となった。西島大和が言うには、日本人がやればぎこちないが、外国人は様になる。ペリエの場合、日本での騎乗が最後であったことと工藤調教師の引退もあって、喜びの大きさが表れたものだろうと解説した。
 ここまでは普段の西島であったが、自分も投げキッスをしてみたいと続け、周囲を驚かせた。三遊亭はこの発言に好意的で、予想が当たったらやってもらいましょうとあおった。ちなみに西島は4週連続で日刊紙の(回収率の?)トップの座に着いている。
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”構成作家の推奨馬:回収率”
本年2月20日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 13.1%  複勝 93.1%
水上学   単勝 99.0%   複勝 100.8%
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”佐藤の上着は貰い物”
 午後のパドック解説は佐藤達夫(日刊競馬)。松田は紹介する際、「格好良いですね」と佐藤の着ているもの(ブルゾンか?)を誉めた。映像に映ることもあるので、見せるために着て来たというその代物はリワードニンファの関屋記念勝ちを記念して後藤厩舎が作ったのを譲り受けたものだ。厩舎の人と仲良くするとこのようなメリットがあると自慢して見せ、松田には厩舎関係者との接点を持つように努力せよと指導した佐藤であった。
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”関西リスナーのTSS評”
 3択クエスチョンの抽選で、大阪から飛行機で来たというリスナーが当選した。そのリスナーに関西のTSSと比べての感想を鶴田が聞いたところ、「関西は全然当たらない」と答えた。番組関係者が関東予想陣のレベルの高さに胸を張るところだったが、よく聞いてみると3択の抽選が関西では当たらず、関東では2度目だったとのことだった。それなら予想はどうなのかを聞くと、「予想はどちらも当たらない」と言ってのけ、場内に笑いをもたらしたと同時にTSS関係者にショックを与えた。次のコーナーで三遊亭は申し訳なさそうに「肝に銘じて当たるように努力していきましょう」と巻き返しを誓った。
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”女たちの攻防”
 鶴田の「シスターズがお送りするコーナーです」の声で始まったかしましコミニティのコーナー。「シスターズ」に反応し、「一番若いのは、わたしー」と打って出たのは松田。これを見過ごせなかった鶴田は「自分で言うのはねえ...」と突いた。すると松田は「久々に会うのに冷たいのね...」といじけた。諸井が松田は若いとなだめ、場を収めようとしたが、鶴田は「声はね...」と手を緩めなかった。
 この日のテーマは「中山RCのここが○、ここが×」であったが、東京では女の人がお茶を入れてくれるという意見があった。ここで諸井が「女の人って、おばさん?」と聞いたので、一瞬気まずい空気が漂った。しばらくして松田が「私も半分足を突っ込んでいるからね」と開き直りを見せた。
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”TSSアワード:ジョッキー編”
 番組出演者による選考結果は以下の通り。
[ヤングジョッキー部門]
 北村宏、武士沢、二本柳、村田、柴田未崎がノミネートされた。重賞初勝利を重視し、森下三郎、三遊亭、諸井が北村に賛成したが、鶴田は北村がいつももらっていることから今ひとつ納得していない。諸井が重賞初勝利ですよ、なかなかできませんよと言うので、鶴田も承知した。
[ロングショット賞]
 後藤、横山典弘、的場、江田照男、石崎(船橋)の中から、一番高い配当をテンジンマツリで呼び起こした江田に決定した。
[リーディングジョッキー賞]
 ペリエ、後藤、柴田善、岡部、吉永の中から、文句なしでペリエを選出。特に投げキッスのパフォーマンスを高く評価。キス好きなところは三遊亭と同じだと鶴田がコメントを加えた。
[MVJ]
 ユーセイトップランでのダイヤモンドステークスが感動的だったとして後藤が選出された。森下は、レースに復帰した当初は遠慮があったと思うがこれを起爆剤として欲しいとの言葉を添えた。
 なお、リスナーによるMVJはTSSホームページをご覧下さい。
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”ルミ子のデムーロばなし”
 デムーロ騎手のことをファーストネームで「ミルコ」と呼んでいる諸井がデムーロのエピソードを披露した。デムーロは自分の負けたレースでは悔し涙を流し、ビデオを見て研究してきて、それが好成績につながったのだと。諸井も自分のしゃべりを録音したものを聞いて研究しようと思ったという。
 三遊亭は「ミルコ」をひっくり返すと「ルミコ」になることを指摘すると、諸井は「そこに気付いてくれましたか」と喜びいっぱいだ。三遊亭は「気付いて失敗した」と後悔した。
 諸井が上記のエピソードを自分で勉強してきたことについて、先輩の松田も目を細めていた。
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”歌声問題”
 御宿(おんじゅく)特別のレース名の由来を伝える鶴田。ここで御宿にまつわる歌を鶴田がいつものように何の前触れもなく歌い出した。「つ〜きの〜〜 さば〜くは〜〜」。鶴田が歌えば必ずツッコミを入れるのが諸井だ。今回は、そんなものを聴かせると、レースに向かって気合いを入れているリスナーが腰砕けになる、とまでいう始末だ。
 反省クラブでは「美声がよかったです」と、鶴田が泣いて喜ぶ意見を本人が読み、特に「美声」については2度繰り返し、すっかり気分をよくした。諸井は「びせい」は「鼻の声」ということではないかと突っぱねた。リスナーの意見は「フルコーラスで聴きたい」と続いたので、今度は三遊亭が「命知らずだ、やめておけ、体は大切にした方がよい」と警告を発した。鶴田は「せっかくいい気になったのにい」としょげたが、三遊亭によると、フルコーラスを聴いた翌日は発熱と下痢が激しくなるようだ。
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”冴えまくる佐藤達夫”
 8レースのフォーカスが的中した佐藤だったが、次レースのパドック後に「外れたに等しい。狙った馬が負けたから」と謙虚だ。松田は「男らしいー」と感嘆の声をあげてみせたが、しばらくして「これで俺の役割は終わった」と佐藤が満足げに漏らしていたことを暴露した。すると佐藤は甘え声で「嬉しいでーす」と、態度を180度転換した。この8レースの前には、メガジュールに騎乗した大塚の、この馬の調教で見せる熱意を伝えていた。これが8レースを勝ち、番組を盛り上げた。
 この日決定的だったのは、メインレースのパドックでトシザミカだけが盛り塩をしていたことに言及したことだ。盛り塩は厩舎が気合いを入れているときに見られるものだと説明したところ、これが見事1着となり穴を開けることとなった。これについてはリスナーから賞賛の声が殺到した。レース後の佐藤は「競馬は盛り塩!」と得意満面であった。パドック中継の終了時、松田は尊敬の気持ちをたっぷり込めて「おつかれさまでした」と佐藤を送り出した。
 松田は次の日から盛り塩を重点的にチェックする「盛り塩担当」の役を担う決意を固めた。
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”寝た子を起こすTSS”
 反省クラブの直前、メディアホールで大口を開けて寝ている客を鶴田が発見し、起きて下さいと呼びかけた。そして女性3人はタイトルの「反省クラブ!」を大声でコールした。三遊亭はやかましいと訴え、落語の師匠から教わった話を説いた。寄席で寝ている客がいると自分の芸が面白くないのかと考えるべきではなく、客が寝てしまうほど静かな芸ができるようになれば、それだけ芸が上達したことになるということだと。それならばと、鶴田が「気持ちいい放送を送っているわけ?」と疑問を投げかけると、三遊亭はいい方に取りましょうと前向きな姿勢を示した。
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”三遊亭の間違い”
 番組中、三遊亭はマーベラスタイマーとマーベラスサンデーを間違えた発言をしたようだ。聞き逃さなかったリスナーが反省クラブでこれを追求。リスナーが「私もよく間違えるからいいけど」と付け加えたため、「いいなら書くな」と文句を付けた。
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”クラシックの狙い”
 アーリントンカップの結果を受け、まだクラシックの行方が見えないというリスナー意見。三遊亭は「今年はダイタクリーヴァ」と言い切る。鶴田は「ええ?」と懐疑的だ。三遊亭の根拠はダイタクヘリオスの甥っ子だからということだった。
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”評価基準の違い”
 「負けたのはいつものこと。気にしません」という意見。これを三遊亭は「こうでなくっちゃ」と賞賛した。折しも先週の日曜、負けて悔い無しとした意見があったが、キャスター担当の見栄晴は「挑戦する姿勢が感じられない」と斬り捨てた。二人の世界観がまるっきり違うことが改めて浮き彫りにされた。
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”スーパーの由来”
 ディレクターの近藤が「スーパーD」と呼ばれるのは、頭の大きさがスーパーだからだ。
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”ボケ役論”
 番組で印象に残るボケを期待する旨を示したリスナーの意見があったが、三遊亭も最近は心に残るボケが少ないとこぼす。「ボケを期待しているんですか、師匠」と聞いたのは諸井だったが、三遊亭は「あなたはいい味だしてる」と諸井を別格扱いしていることを示した。諸井は「一生懸命考えているのに」と悔しさを表した。
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”キスの話題”
 西島の投げキッス希望発言から、予想が的中したときに西島が投げキッスをするとともにキス上手の三遊亭が西島のほっぺにチューをしてはどうかと提案すると、鶴田は「見たくない」、松田は「ちょっと胸が悪くなった」と拒否反応を示した。三遊亭は、自分のキスは女性に対してでないとうまくいかない、なぜなら舌が上手く回らないからだと説明した。諸井は「やらしいー」と嫌悪感を示した。
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”TSSは悪徳商法か”
 先の東京開催でTSSにはまったというリスナー。三遊亭は新しいリスナーを2,3人連れてきて増やすように要請した。ここで諸井が例えとして「ねずみ講のように」と説明したため、「俺たちはお金をむしり取っているわけじゃない」と三遊亭が弁解することになった。
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”御宿エピソード”
 御宿にまつわる逸話がリスナーより寄せられた。以前、ブラジルの船が御宿沖で転覆し船員が浜に打ち上げられた際に、御宿の女たちが裸になってブラジル人を抱いて冷えた体を温めたとのことだ。
 これに対して松田が嬉しそうに「ギュッていう感じ?」と聞くので、三遊亭が「すぐ変な方向に持っていこうとする」と迷惑そうにした。続いて「チューするぞ!」と脅すと、逆に松田は「嬉しいー!」と好反応を見せた。
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以上
記者による次回発行は3月5日(日)分の予定
【2月27日】レポーター:てつじん
【 本日は3Rあたりから参戦、特別R中も抜けてますので、フォローお願いします 】
■ 野平先生の横断幕 ■
 パドックに今日引退の野平調教師の横断幕があり(ちなみに、私の知人が出していたんですが)それについての話題から、こんな話が。鶴谷さんのコメントです。「野平先生と野球をする時は、やっぱりセンセはヒーローですから、4番でピッチャー。僕が野平先生のボール打っちゃうとよく怒られました」とのこと。なんかおちゃめな野平先生の一面でした。
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■ 実は投げキッス好き? ■
 午前中の西島さんの予想は実はパーフェクトに的中。ひっそりお話になったのですが、やはりここは昨日の話の続きから投げキッスの話題に。真理子さんは「だから私に抱きつきたいっておっしゃったのね?」これに対して照れまくる西島さんでしたが「先程の話ともつながるが、野平先生によく言われたのだけど、勝っても負けてもポーカーフェイス、ですよ。」とあくまでクールに。反対に五九楽師匠は「おれが得意なのはダイレクトなチューだからさぁ。」と妙に乗り気。
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■ 今日の盛り塩 ■
 盛り塩ウオッチャーのチェーリ珠様からのご報告。「午前中のパドックには、盛り塩の馬はいませんでした」
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■ 馬のアルバム ■
 本日はコーセイ。この馬は4歳〜引退するまで何度も復活し毎年重賞を勝った。そこで、毎年なにかしらスマッシュヒットを出す、工藤静香という組み合わせだった。
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■ 今日もTUNAMI ■
 これで10日間連続?もはや「え〜、今日も」と言われている状態。
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■ 競馬ランダムエピソード ■
 本日は由美子嬢が担当。今年はうるう年。実はうるう年には大スターとなる馬が登場する。
昭和35年(コダマ2冠)→34年(シンザン3冠)→51年(TTG3強)→59年(ルドルフの登場)→63年(オグリブーム)→平成4年(ミホノブルボン2冠)→8年(ホクトベガ交流総ナメ)これに対して、スターとなる馬が出ないと、あんがい小粒に終わってしまう年になってしまうとのこと。
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■ かしましコミュニティ ■
・今日のテーマは「なんとなく得をした気分」
 中でも話題として盛り上がったのは、「飲酒運転の時につかまらなかった時」ということで「息を吐いた振りをして、吸うんだよね」と真理子さんは小ネタを披露。由美子ちゃんは「スーパーでレジに並ぶ時に、買い物カゴの中身を見て列を選び、同時二並んだ人より早くレジに並べば得した気分」とまるで主婦のようなコメント。世代の違いというか、そんな事で得していい気分なのか疑問が残る?
 真理子さんは「やっぱり、春になると沈丁花とかの花の香りがして、”ニオイマニア”の私としてはなんとなく得した気分」ときれいなコメントに対して、「あれ?”馬っ気マニア”だけじゃないんですね?」と由美子ちゃん。「なにぃぃぃ〜!」以下略。
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■ 反省クラブ ■
 とあるサポーターの某氏が提供した「ドバイのショッピングのおまけのプレゼントガイド」に女性陣が色めき立つ。金塊1kgを毎日とか、ロールスロイスとか当たると聞いただけで、もはやみなあらぬ妄想をいだきまくり状態。金塊って切れるの?ロールスロイスをどこに駐車しよう?とか。
 盛り塩談義として「旦那さんに盛り塩してはいかが?」とのつっこみに「珠ちゃんの旦那さんはいい人なんだよ〜」と師匠。「病気の時にご飯作ってくれたのよ〜♪」と旦那自慢に走る姿はいい妻そのものであった。師匠も独身の二人に「こういう旦那をもらうんだよ」とご指導。
 歌の話題となると、なんとなく控えめな真理子さんに対して、由美子ちゃんが一つ提案。「通信販売で見かけた”天使の歌声”っていう薬を使うと、30分ぐらい音程もあうし、裏声もでるし、ばっちりみたい、2000〜3000円ぐらいかな。」そんな危ない薬ってどんな薬なんだろうか。

以上。

【3月5日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”
 前の週は調教師とジョッキーの引退があったが、今週新人がデビューし、新調教師が開業した。競馬の世界は3月に人の入れ替わりがある。
 3月といえばツバメも返ってくる時期だ。番組開始前、出演者はニックネームを話題に談笑していた。原良馬は仲間から「ツバメ君」と呼ばれていた。その理由を、ヤクルトスワローズのファンだからだと原はとぼけたが、女性陣は白々しいと言いたそうだ。坂本理恵は少女時代、「カマキリごぼう」と呼ばれていた。痩せていて(→かまきり)、色黒(ごぼう)だったからというが、カマキリに関しては別の意味合いで現在の坂本に通じている。最近はニックネームが付くような馬がいないが、この日の弥生賞で強い馬が出るよう望まれた。
 今年に入って関東では重賞10レースが行われたが、一番人気馬が全て敗れているため、本命党の原は苦戦している。
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”鶴谷も納得”
 朝の3択クエスチョン出題でパドックブースが映される際、坂本は鶴谷義雄にカメラに向かって手を振るように促したが、鶴谷は「忙しいんだもん」と知らん顔だ。
 その後のコーナーで原が「カマキリごぼう」の話を持ち出したため、坂本は「そんなこといわなくてもいいのに」と迷惑そうだが、鶴谷は「言い得て妙」と言いながら大いにウケていた。
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”TSSスペシャル:テンポイントよ永遠に”
 3月5日はテンポイントの21周期にあたる。同馬のエピソードが紹介された後に西島大和と原がそれぞれの思い出を語った。
 西島はテンポイントが初めて関東に来たとき、「栗毛の貴公子」がぴったり、サラブレッドの中のサラブレッドだと思った。もし無事に海外に遠征できていればどうだったかと悔やむ。西島と当時4歳だったお子さん、厩務員と一緒に撮ったテンポイントの写真は宝物だ。
 原は共同通信杯以来、番記者としてテンポイントを追いかけた。それ故に死亡したときには大きなショックを受けた。
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”構成作家の推奨馬:回収率”
本年3月4日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 16.8%  複勝 94.1%
水上学   単勝 87.7%   複勝 96.0%
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”新ユニット誕生”
 古川幸弘に対し、山川牧は声が色っぽいと褒めた。坂本も同調して賛辞を送ったのだが、声だけが色っぽいと受け取られる言い方をしたので、古川はやや気分を害した。山川が話を変えて「いつも焼けていらっしゃいますね」と向けると、「色黒なんだ」と意に介さない。自分も色黒である山川は古川、坂本と3人で「ごぼうトリオ」の結成することを提案した。
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”忘れ去られた栄光”
 境勝太郎が登場し、原と弥生賞の話を始めた。原が境の弥生賞における勝利数を問うと、境は一つしか勝っていないと思うと述べ、サクラチヨノオーについて語り始めた。しかし、この日の「馬のアルバム」にも取り上げられたにもかかわらず、サクラエイコウオーで勝っていたことについて、反省クラブでリスナーが指摘するまで番組関係者の誰も気が付かなかった。
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”シンデレラごっことは?”
 須藤由美子の少女時代、家には八段の雛飾りが設けられていたが、須藤は人形を全部取り払って妹と二人でシンデレラごっこをしていたという。果たしてどのような遊び方をしていたのか、謎めいている。
 なお、これはランダムエピソードで須藤が明らかにしたものだが、コーナーのタイトルが「由美ちゃんのランダムエピソード」に置き換わっていた。意図的にせよ須藤が自らを「ちゃん」付けすることがリスナーにどのような印象を与えたのかが注目される。
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”かしましコミニティこぼれ話”
 この日のテーマは”卒業式の思い出”。
 無遅刻、無欠席、無欠課のトリプル皆勤賞を果たしたというリスナーとは逆に、学生時代に休みが多かったのは山川。須藤は山川の学生時代に思いをはせ、いかにもサボっていそうだと考えた。山川の通っていた学校は、実はかなり厳しいお嬢様校だという。そこでは「こんなに遅刻したり休んだりする人はいない」として反省室に入れられることが多かったようだ。須藤は、山川が小さい頃から反省室に入れられるような子だったのね、と大いに納得した。
 山川に卒業式では泣いたのかを須藤が尋ねると、実は卒業できるかどうか心配だったので嬉しかったとの答えが返った。「女の子らしい面を引き出そうとしたのに」とがっかりした須藤だったが、中学3年の頃から働いていた山川は休まざるを得ないことが多かったのだ。ただし、仕事以外で休むことも多かったことも自白した。いずれにせよ、卒業式では山川も大泣きしたとのことだった。
 一方、須藤の思い出といえば、好きな先輩にボタンではなく校章をもらいに行き、「一体誰にやるんだよ」と言われてしまったという、ほろ苦いものであった。
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”原良馬の重賞レース展望”
 普段はメインキャスターが競馬キャスターにレース展望を伺うが、この日は原がメインのため、須藤が原に予想を聞く形式で進められた。
 原の予想は弥生賞がジョウテンブレーブ、ラガーレグルス、フサイチゼノンの3頭中心、中京記念がスエヒロコマンダー本命にアンブラスモアを相手とするもの。しかしこのコーナーでは予想よりも原と須藤の問答に時間が割かれた。
 (原)0.3秒差ってどれくらいの着差?
 (須藤)ハナ差
 (原)サラ系ってわかる?
 (須藤)サラブレッド。(言い直して)純粋なサラ系(?)。
サラ系については、横にいた境が須藤に解説しようとしたが、マイクが入っていなかったため何を言っていたのかは不明。予想コーナーが、いつの間にか須藤の競馬学習コーナーにすり替わってしまった。
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”競馬の礎:境勝太郎の昔話”
 まずは調教師がレース予想をしていた時代の話。境の場合は競馬が終わった日、「馬(ホースニュース)」の社長に呼ばれて次の週の予想をし、食事をごちそうになっていた。各新聞とも決まった調教師の予想を載せるということが、昭和40年代前半まではあったようだ。これは当時記者が少なかったことも理由の一つである。
 境はジョッキー時代にも予想がよく当たったという。レースに乗っていると、ある馬は騎手が下手くそに乗ったと、敗因がわかるからだと、その説明は明解だ。そういう自分は優等生だったと胸を張った。
 初めて阪神で行われた桜花賞、勝利騎手は境。当時は騎手自らが担当馬を持って厩務員の仕事を兼ねていた。桜花賞時は騎手としての進上金の他に厩務員賞を獲得し、合計7万円を手に入れた。これは今にして700万円の勝ちがあるのではないかとのことだが、これを境は宝塚で1番にして使い果たしたというから驚きだ。それでも優等生なの?と須藤が問いただすと、遊びは別だと言い切った境。今は進上金も金融機関に自動振り込みされるが、当時に振り込みのシステムがあれば今頃は億万長者になっていたと啖呵を切ってみせた。
 話は変わり、東信二は本当に乗れる騎手だったと語る境。ただ、「サクラ」のオーナーが小島太を可愛がったため、損をした面があったと振り返った。その東を含め、境の下で育った人間はみな真面目だ。境は自分に似たのだと強調したが、山川は反面教師だったのではないかと分析した。厳しい指導をした境だったが、子供と同様に弟子は可愛いものだと、その口調には温かみが感じられた。
 最後に前の週に行われた中山記念に触れ、クリスザブレイブにハイペースで逃げさせた吉田豊に厳しい言葉を浴びせた。あれでは競馬なんかに乗っているより他の仕事(*)をやった方がいいと、まくし立てた。

 *:境氏の発言はある業種の職業従事者の名誉を損なう恐れがあるため、自主規制し、表現を変えております。
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”誕生日”
 境はこの翌日(3月6日)に誕生日を迎える。満80歳だ。家族でお祝いをするようだ。
 最終レース後も昔話に花が咲く。昔は兄弟子も恐く、靴で殴られたりしたものだが、今は時代が変わったと感慨深げだ。境のところに訪れた際には、弟子が靴を磨いてくれたことを原が紹介した。この言葉に須藤は、「私も行けば磨いてくれるのかな」と思いつきの発言をし、「何を期待してるの?」と突っ込まれた。
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”泣きそう”
 反省クラブの始まりにおいて、TSSプロデューサーの鈴木がこの日で番組を卒業することに関し、山川は鈴木が泣くのではないかと意地悪っぽく語ったのに対し、私たちが泣きそうだと言ったのは坂本だった。一方、仕事とは別に泣きそうだったのは原だ。中京記念をハナ差で取り逃がしたのだ。当たっていればおいしい馬券であっただけに悔しさを露わにした。なお、トイレに行くときに買ってきたことを白状した。
 また、悔しい思いをしたのは鶴谷も同じだ。2レースの予想が的中し、「ほれ見ろ、当たっただろう」と意気揚々としていたところが、払い戻しに行くと3レースの馬券を間違えて買ってしまったことが判明したのだ。30倍台の配当を失ったものとされている。
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”原と須藤は同郷”
 反省クラブでタマルファイター絡みの意見が出た際、原から「高崎はレベル低いんだよね」と厳しい言葉が口を突いた。実は原も須藤と同じく群馬出身であり、高崎にはよく足を運ぶようで、故郷の競馬の隆盛を願うからこその発言だったようだ。
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”控えめなキャスター”
 この日も過激な発言が相次いだ境であったが、原はTSSではかなり抑え気味に話をしているという。トレセンでの公開調教では、あるジョッキーを下手くそと解説するなど、意外にどぎつい言葉を口にするようだ。
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”ご卒業”
 転勤のため、この日をもって鈴木プロデューサーが番組を去る。最後にあいさつをさせようと出演者が促したが、全く出てこようとしない。リスナーも期待の拍手を送ったが、シャイなためか、あるいは裏方に徹するという考えのためか、結局本人の固い意志により何事もなく番組は終了した。次週からは「ミナミ」という人物が後を引き継ぐ。
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以上
記者による次回発行は3月11日(土)分の予定
【3月11日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”
 トニービンが死亡してしまった。三遊亭五九楽はこのニュースを新聞で知って驚いた。以前、鶴田真理子らと共に社台の牧場を訪れたことのある三遊亭。トニービンが意外に大人しく、あのような馬が次々と強い産駒を生み出すのかと感心したことを振り返りつつ、できれば長生きして欲しかったと、早すぎる死を惜しんだ。
 この日はアネモネステークス、中山牝馬ステークスという、牝馬のレースが中心。まさに女たちの闘いだ。三遊亭はTSSの女性陣に頑張ってくれと激励。これに応じて松田珠実は「よっしゃ!」と気合いを込めた。続いて諸井ルミ子が「任しとき!」と気勢を上げたが、三遊亭は「あんたには任せられない」とし、諸井の暴走に対して警戒する姿勢を示した。
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”朝のパドックから”
 竹内博夫はトニービンの訃報に接し、エアグルーブ、ウイニングチケット、オフサイドトラップなど、日本を代表する名馬を排出してきただけに、18歳での死を残念がった。
 前の週は弥生賞を仕留めるなど調子はまずまずだった竹内。クラシックは間近だが、桜花賞戦線はまだ混沌としていると見ている。
 新人ジョッキーもデビューしたが、競馬学校の徳吉教官は「今年はスタートがいいんじゃないの?」と述べていたようだ。騎手のレベルが年々向上しているというのが竹内の見方であり、今後第二の武豊が出てくるかもしれないとの期待感を表した。
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”真理子の小ミス”
 KinKi Kids の曲を紹介した鶴田は、堂本光一の名前を「こういつ」と読んでしまった。味わいあるボケとなり、鶴田本人も笑いをかみ殺すのに必死だった。
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”構成作家の推奨馬:回収率”
本年3月5日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 16.0%  複勝 94.2%
水上学   単勝 88.3%   複勝 94.7%
 コーナーに入る前、松田が「次のコーナーは、須田鷹雄ワンハンドレッドと...」と語順を誤った(正しくは須田ワンハンドレッド鷹雄)。鶴田はコーナーに入ってすぐさま、松田の失敗を冷やかした。松田が英会話を習っていることを明かし、いつか英語ですらすら言って欲しいものだと注文を付けた鶴田であった。
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”神喰VS珠実”
 神喰充夫を「午前中、絶好調の」という修飾語をつけて迎えた松田。神喰は「堅い競馬は当たる」と素っ気ない。「午後の競馬は荒れるから穴を狙っていきたい」と神喰が抱負を語ったのを受け、松田は「自信ありますね」と調子に乗せようとしたが、「そんなことはない」と、にべもない返事だ。さらに、松田が「狙っている馬がありましたらよろしく」とお願いすると、「そんなものはない」と、どこまでも無頓着を貫いた。
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”ランダムエピソード”
弥生賞のジョウテンブレーブにちなみ、抽選馬の制度の仕組みについて紹介された。JRAが馬を購入して育成し、オーナに配布するこの制度は、当初は馬資源の確保などが目的であったが、今では生産者の保護、および(血統などによる)売れ筋以外の馬へのチャンス付与に目的が変わってきている。こうしてJRAの競走に出走する抽選馬は価格の割に競走成績がよいことから 、人気の高い制度となっている。
 JRAのバイヤーが素質の高い馬を購入し、北海道または宮崎で育成し、そして抽選という段取りになる。抽選馬を希望するオーナーが多いため、まずドラフト権利の抽選を行う。ここで選ばれたオーナーだけが参加できるドラフト会議で、まず購買順位の抽選が行われる。その上で順位の高いオーナーから自分の好む馬を選ぶことになっている。
 購買順位が最下位になるオーナーはがっかりするそうだが、「残り物」からオープン馬がでることもあるとのことだ。
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”かしましコミニティより”
 テーマは「あの馬にかけた春だった・・・(涙)”思い出のトライアル(牝馬編)”」。
 コメンテーターとして三遊亭が担ぎ出された。三遊亭は「寝ようと思ったら、コーナーに出ろと言われた」と不機嫌だった。突然「珠ちゃーん」とパドックに呼びかけると、松田は「頑張ってー」とエールを返したが、三遊亭は「いやだー」とダダをこねた。そんな三遊亭にやる気を起こさせようとした諸井が「師匠の知識をひけらかす時が来たんですよ」と投げかけると、三遊亭は「ひけらかすって言うな!」と癇癪を起こした。
 リスナーの思い出の1頭、オレンジピールにちなみ、同名のお菓子(オレンジの皮をチョコレートでくるんだもの)が好きだという鶴田。そんなお菓子があるのかと驚いたのは三遊亭。うどんにミカンの皮を入れるというのは諸井。三遊亭は「ミカンの皮なんて食べてはいけない」と頑なな態度を見せた。
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”お姉サマたちのお気に入り”
 8レースに新人騎手の鈴来が騎乗。レース前、この鈴来について「ちょっとタイプ」と嬉しそうにした鶴田。「私も!」と諸井も同意見だ。鶴田が「可愛いワ、お姉サマが可愛がってあげたいワ、って思っちゃう」と甘い声を出すと、諸井が「真理子さんが育ててあげて下さいね」と、変な方向へ話を進めようとした。
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”盛り塩ウォッチャー珠実”
 9レースに出走のグレートフェローが盛り塩をしているのを松田が発見。勝負かけているのでしょうか、と松田が尋ねると、神喰は「そんなわけはないでしょう、気分的なものですよ」とつれない返事。2週前の盛り塩馬好走の話をしつつも、神喰にこの話をしても仕方がないと感じた松田は「聞き流して下さい」として話題を変えようとした。ところが、神喰は「そういうのがあったら教えて下さい」と、意外に興味を抱いた模様だ。
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”神喰VS真理子”
 9レースの穴問答では、好成績を残している小島太−岡部ラインだから、を理由にサクラフォーエバーを狙いたいとのリスナー意見。鶴田がおそるおそる神喰に意見を伺うと、「そんな理由で買ってもいいんじゃないの」と好反応だ。
 小島太と岡部が接近したのは藤沢調教師がペリエや北村宏を主戦に選び、岡部との距離を置いた頃だ。鶴田が「その間に小島さんに取りついたってことですか?」と聞くと、「そういうわけじゃない」と神喰はこれを一蹴。岡部は厩舎関係者にキツいものの言い方をすることがあるので、人間関係がうまくいかない場合が多いようだ。これに対して小島太はジョッキー岡部の気持ちが痛いほどわかり、それ故に騎手時代には決して仲の良くなかった岡部に対して手を差し伸べることになった、というのが神喰の解説であった。
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”神喰VSルミ子”
 10レースの穴問答で取り上げられたのはトリニティ。鞍上が天間からデムーロを経て蛯名に強化されるのも理由の一つとしていた。この点について諸井がどうですか、と向けると、「それでは天間が可哀想」だという神喰。トニービンの孫ということでどうでしょうかと諸井が問えば、「そんなことを言ったらキリがない」と取りつく島もない。ただ、「自分がいいと思ったら買った方が良いですね」との諸井の意見には「そうですね」と素直だった。
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”トニービンのお話@反省クラブ”
 反省クラブでもトニービンの話題がのぼった。はかないものだよな、と切ない思いを伝える三遊亭。鶴田は「こうなっちゃうと、いつかサンデーも、って思っちゃいますよね」と不安を口にする。しかし三遊亭は「あいつだけは長生きしそうだよ」と、これを否定するとともに、トニービンの繊細さを思いながら、「辛いことがあったら、居酒屋でアンキモを食べながら話を聞いてやったのに」と悔しい胸の内を語った。
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”オレンジピール、アゲイン”
 ミカンの皮なんて食べるものではないという三遊亭に対し、「マーマレードはミカンの皮が入っていると思いますがどうなんですか」というリスナーのツッコミがあった。しかし三遊亭はあらためて、「あんなものは人間の食べ物じゃない」と言い切った。鶴田が「あんなオシャレなものは食べたことがないのでしょう」と攻めると、三遊亭は「パンなんか食わねえってんだ」と応酬。諸井が「でもワインは飲むのでしょう?」と切り込めば、「ワインは酒やないか」と開き直る。「パンなんてあんなパサパサしたもの、ジャムなんかつけて食えるか、本当に」と徐々にテンションを上げ、「日本人は朝はご飯なの!焼き海苔と焼き魚、そして卵をぶっかけて食べるんだよ!納豆と。パンにジャムつけて食って、ミルクティーなんか飲みやがって」と強く反発。「いいじゃない、イギリスチックで」と諸井が言えば、「イギリスじゃないんだ。ここは日本なんだから」と全く寄せ付けない。次に鶴田が「プレゼントしてあげるわよ、ミカンの皮」と迫ると、「いらん」と拒否した三遊亭であった。
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”寄席の土産物”
 ”今日の面白かった企画”に7日の両国亭がよかったという意見。リスナーからは両手に持ちきれないほどの土産物をもらった三遊亭。どうぞ気を使わないでいいですから、と言いながら感謝の気持ちを述べていた。
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以上
記者による次回発行は3月19日(日)分の予定
【3月12日】レポーター:てつじん
レポーター、11時出社と都合の為、所々抜けがあります。
フォローよろしく。(ランダムエピソードの時の肝心な所を聞き逃しているんです、なぜ磁場を狂わす女なんでしたっけ?<由美子嬢)

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■ 3択クエスチョンに新たなプレゼント? ■

青いボックスの所に度の強いメガネの忘れ物が....。
3択クエスチョン時に真理子さんが「どなたのですか?」
とあるおじいさんが名乗り出たのですが、その時のコメントは「このまま、TSSのプレゼントにしちゃおうかと思いましたよ」となかなか大胆発言を。

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■ かしましコミュニティ ■

※今日のお題は「私の苦手なもの」※
平泳ぎが苦手なリスナーというコメントで話題は水泳の方へ、珠ちゃん曰く「真理子ちゃんは水着の女王だったんだよね?」とコメント。どう水着の女王だったのかは非常に気になるところだが、本人のコメントは「スイムスクールに通ってたので、プールは得意なんです」とのことでなぜかうまくはぐらかされたような....。由美子ちゃんは「カエルをイメージすればいい」とのアドバイス(?)をしていました。
ドレッシングが苦手、スパゲティの食べ方が苦手、との食べ物の苦手のコメントが多く、ドレッシングについては、「とりあえず一緒にたくさん野菜を食べて苦手克服の為練習しましょう」という珠ちゃんのコメント。要は「まず、オゴれ」ということだそうです。
やはり出るであろうと思われたカラオケが苦手というこのネタに対して、真理子さん「私は苦手ではないですよ、まず苦手と思わず、先ず練習です」とポジティブなコメントに対して「今度天使の歌声、真面目に探してみます」との由美子ちゃんのフォローになってないフォロー。
車の運転が苦手というリスナーに対して「いつもあの角から誰かでてこないか、とかいつもひやひやしながら私も運転してます」との由美子ちゃんのコメント。「普段はずぼらなのにねぇ」と真理子さんのすばやいツッコミ「.....。」

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■ 森下三郎アワー ■

新コーナーのこの企画、今日は「ジョッキー列伝」
騎手のコメントは、信じないということにいつもしているとのお話で始まったこのコーナー、なかなかいろいろ面白い話がありました。なぜ信じないのかというと、騎手と知りあうと予想があたらなくなる、思い入れというより、情が予想に移ってしまうからとのことだそうです。
サブちゃん(森下さん)が駆け出しの頃は、加賀・郷原の両騎手の時代で、あの2人は常に「殺気」を周囲に放っていたとのこと。加賀騎手に対して、ゴルフをネタにコメントを取ろうとしたりしたが「10年早い」と怒られたりもした。なお、見栄晴氏も騎手の結婚式の司会の時に「障害で落ちても平気でよかったね」をネタとして連発した時に、障害専門ジョッキーより「安易に落ちると言わないで欲しい」とキツいコメントをもらったことがあった。
一番仲が良い南井ジョッキーに対しても、最初の時は大喧嘩だったそうである。2年目で天狗気味であった南井ジョッキーに対して「実る程、頭をたれる稲穂かな」と辛辣な意見を言い喧嘩になったそうだが、今はとても仲がいいそうです。
なお、現在一番コメントが取りづらいジョッキ−は、横山典騎手とのこと。

今−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■ 反省クラブ ■

最終Rが最近堅い結果に終わることがおおく、勝負がしづらい見栄晴氏に対して、みんながなぐさめにはいると「みんな、2万円づつ貸してくれ」といきなり現金な相談。その上、ボクシングの結果を放送で言ってしまい、ビデオ録画を見るのを楽しみにしていたリスナーの楽しみを奪ってしまった。そんな見栄晴氏はNHKの連続テレビ小説「あすか」にはまっているのだが、毎日録画をしているため、母親にいつも見る前にストーリーを言われる意地悪をされているそうな、この親にしてこの子ありといったところか。
サポーターの某氏のコメントより「勝負パンツ」の話題にもりあがるメンバー。珠ちゃんはしっかり勝負パンツを持っているそうで、真理子さんも持っている。真理子さんはさらに「勝負服もあった」との事(レポーター本人はジョッキーの服と一瞬誤解した)、みんなかなり期待をしたのだが、「オーディションに出るときのやつね」となぜか期待外れの答え。由美子ちゃんは「彼氏がいるときは、かわいいのばかり買ってそういうのが集まるけど、いないときはそんなのを買わなくなる」といかにも現実的なコメント。見栄晴氏は「はきごこち、というかいごこちがいいのをよく使うようになる」と「いごこち」を何度も強調。女性メンバーはそれにとりあわず。(いごこちの意味がわからなかったメンバーとわかって無視したメンバーに別れるとは思えるのだが)
床屋ではまゆげも剃ってくれるということを知らなかった女性メンバー。男もまゆげを剃るということが結構意外だったらしい。「蝦名騎手も剃ってるのかな?」と思いっきりネタな発言をする由美子ちゃん。女の人がやってくれると胸が顔にあたって嬉しい、と妙にリアルでみんなが考えている事をコメントする見栄晴氏。
最後に、全日空の機内落語では現在「三遊亭五九楽」の落語が聞けるそうである、飛行機に乗ったら要チェックである。

【3月18日】レポーター:てつじん
レポーター、いつも通り寝不足気味で聞き逃し多いですので
フォローよろしく。

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■ 3択クエスチョン ■

過去13回のフラワーカップ、不良馬場で行われたのは?
(1)3回(2)5回(3)7回→正解:いつもの番号

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■ 馬のアルバム ■

61年の宝塚優勝馬、パーシャンボーイのお話。
この時代には珍しい(外)のパーシャンボーイ、に遅咲で5歳春に本格化し
あっという間に3連勝で初重賞が宝塚記念で初重賞初制覇。しかし、そのレースを最後に引退となった。このまま走り続けていたら(外)の地位や中距離戦線はあるいは変わっていたのかもしれない。彼は種牡馬となり、42頭の産駒を送り出しており、パーシャンスポット、リンデンバウム等がいます。

曲:卒業(尾崎 豊)

TSSホームページの応募より:タイキシャトル

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■ オーラスクイズ ■

99年1月〜本日までに、柴田善は牝馬で重賞を何勝しているでしょうか?
ヒント:重賞は8勝しています。正解→4勝

【3月19日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”
 クラシックのトライアルレースがこの日で終了し、来週からはG1が始まる。給料日前でもあり、ここが最も厳しい時期です、とあいさつする見栄晴の声はいつもに比べて弾んでいる。山川牧が「声の張りがいいですね」とはやし立てたのも、実は波乱となった前日の東西メインを見栄晴はゲットしていたのだった。見栄晴は「ああいう配当が出てこそ競馬」と取り澄ました態度だ。
 その見栄晴は深夜1時半まで酒を飲んでいたため、声が枯れていた。飲んだ相手は鈴木調教師だが、途中まで一緒にいたのが吉永調教師とジーティーボスの馬主であった。その馬主は見栄晴に対し、「朝、一緒にご飯を食べよう。北海道から来たんだから。子供もいるし。役員室で一緒に競馬を見よう」と誘いかけた。見栄晴は、競馬場には仕事で行くので、と断りながら、共同通信杯ではジーティーボスを本命にして取ってお世話になったことに対してお礼を述べた。すると馬主は「じゃあ、一緒に競馬を見よう」と、見栄晴の事情には全くお構いなし。このような出来事があったとのことだ。
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”3択クエスチョン:朝の出題”
 メディアホールの3人が自己紹介を終え、見栄晴の「パドックはこの人です」という声とともにパドックに画面が切り替わった。いつもならば笑顔で「坂本理恵でーす」というシーンになるのだが、この日は放送そっちのけでスポーツ新聞を一心不乱に読む坂本の姿が延々と映し出されていた。
 しばらくして、3択のアクションに移ると、今度は確かに参加した坂本であったが、魂のこもらない投げやりな動作を見せた。スタジオとパドックブースのコミュニケーションには依然として課題が残されている。
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”午前中のパドックから”
 坂本から前日の馬券成績を聞かれた鶴谷義雄、前半は良かったものの、後半にはお釣りを付けて全て吐き出したと嘆き節。花粉症を患う鶴谷は、症状を我慢するのが快感だと、変な趣味を披露して坂本を呆れさせた。
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”TSSスペシャル:騎手から見たトライアル”
 馬にとっては一生に一度のクラシック。出走権獲得を望む関係者の思いは熱いが、本番でも上位を狙う馬に騎乗する場合には、トライアルとはいえ勝たなくては意味がない。自信がない馬に騎乗する場合には権利の取れる着順を目指すこともある。
 サクラスターオーの弥生賞では、この馬の良さを出したいとの思いから後方に位置した。ところが先行馬ペースになってしまい、これでは追いつかないかと思ったが、見事に差し届く結果となった。良い脚を持っていることが認識でき、皐月賞に自信を持てた。本番前に試行錯誤できるのもトライアルならではだ。
 力のない馬で権利取りを頼まれたときは、普通に乗っても上位に達することができないため思い切った策を取ることもある。
 以上は、花粉症に悩む東信二による解説である。
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”由美子の大切な人”
 デイブックのコーナー。この日は「私にとって大切な人の誕生日です」と宣告した須藤由美子。実はビビアン・スーの誕生日であった。
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”由美子の着眼点”
 関西の新人騎手、畑端の初勝利を伝える須藤。今年の新人騎手について須藤は、眉毛が綺麗だと評価、自分も見習って整えたいとの思いを語った。
 なおその後、茶髪にした須藤に対し、眉毛も茶髪にするつもりでしょうかと山川が冷やかした。
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”構成作家の推奨馬:回収率”
本年3月18日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 14.1%  複勝 88.2%
水上学    単勝 76.8%   複勝 88.4%
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”由美子の情報収集源”
 プリーズMr.トラックマンのコーナー。佐藤達夫のコメントを紹介する山川が、一瞬佐藤の所属(日刊競馬)が思い出せず、「日刊...」と言葉を詰まらせた。須藤が助け船を出そうとして出た社名は「日刊ゲンダイ」。TSSの解説陣に日刊ゲンダイの記者はいない。この紙名がパッと出るあたり、日本を代表するオヤジ系夕刊紙を須藤が愛読しているのではないかと、新たな疑いが持たれた。
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”HPリニューアル”
 TSSのHPトップページがリニューアルされるとのこと。
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”かしましコミニティより”
 この日のテーマは”私が自慢出来ること”
 東京競馬場の競馬博物館のレースシミュレーションで負ける気がしないというリスナーは、挑戦してくれと意気込む。山川は「今度やりに行きましょう」と前向きな反応だ。「サンバ DE アミーゴ」に続いて力を入れようとのことだが、「サンバ・・・」については山川とディレクター近藤の二人が特に力を入れているようだ。
 ダイヤモンドステークスで100万円強のへそくりが出来たというリスナーは今年万馬券を8本手中に収めている。同じ万馬券好きでも結果がこれほども違うのかと、山川はメインキャスターに対して厳しい視線を注いだ。
 「あなたの自慢できることは?」と山川に聞かれた須藤は、昼休みにおけるコーナー紹介で「牧さんに出会えたこと」と、ごまをすったが、本コーナーで同じことを問われて「ウチのバカご両親」と答えた。須藤の母親もすっとんでいるそうだが、父親の場合、馬が1レースに10分程度走ると思っていたり、同じ馬が1日に12回競走するものと思っていたそうで、須藤はこの父親を見習わないように生きている。一方の山川が自慢できるのも母親だ。以前メディアホールに来た際、三遊亭五九楽が「山川しょうこさーん」と呼びかけると、立ち上がってあいさつをしたことがあるとのことだ。
 ある30歳前後のリスナーは痛風に耐えているとのことだが、TSSスタッフの中にも痛風持ちがいる。スーパーDこと近藤である。
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”競馬の礎”
 農学博士の永田雄三を迎えた今回は芝コースについての説明。
 ダート時代と芝になってからの札幌記念(いずれも距離は2000m)を比較すると、平均タイム差は3秒にも及ぶ。芝コースでは着地の際に芝の盤で反発力を得るが、ダートでは砂が崩れてエネルギーが吸収されるため前進力が殺がれる。
 ヨーロッパで一般的なのはベントグラスとペレニアルグラスという洋芝。洋芝は成長が良く、密生するのでクッションが良く、脚によい。ただし踏圧に弱い。日本では野芝を昔から使ってきたが、この芝はイネ科の多年性で、根張りが良く盤が強くなるとの特性を有する。しかし北限が青森・函館であり、それ故に札幌では永くダートのみで開催してきた。約10年をかけた研究により、耐寒性が良い丈夫な洋芝の品種を改良し、ケンタッキーブルーグラス、ペレニアルライグラス、およびトールオートという3種を混合したところ、根が30cm深に達し、成長が激しく弾力性のある馬場が実現した。欠点は水分を吸いすぎる点で常時散水が必要になる。しかし騎手の評判でも札幌の馬場が最も良い。
 野芝は秋の深まりとともに紅葉し、やがて枯れる(休眠する)。冬も緑のターフで馬を走らせたいとの考えからオーバーシーディングの手法が開発された。これは秋口、野芝が休眠する前に洋芝の種を野芝の上に撒くことにより行われる。3月になれば洋芝を消さなければ野芝が生えてこないため除草剤を撒くのだが、野芝の根にも損傷を与えるのが難点だ。将来に向けて1年中使用できる芝をJRAの総合研究所で開発中だ。
 ヨーロッパの競馬場は毛足が長い。あまり長すぎると馬への負担が多いが、短すぎても脚には悪い。日本は約6cmだが、欧米は15〜20cmで管理している。日本の場合は雨が多く、短くしておかないと根腐れを起こしやすい。日本の馬場が固いとよく言われるため、世界各国の馬場の硬度を測りに行ったところ、基盤の固さはあまり変わりなく、クッションになる草の長さが違うとの結論が得られた。
 中山の馬場状態については、今の時期が最も厳しい状態であり、これから野芝の芽が出てくるため良くなる。
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”今日の裏おいで”
 予想の達人のコーナーにおき、パープルエビスを推奨するリスナーの根拠として風水で紫色がよいとの意見が紹介された。この日、山川はバッグや小物などを紫色でコーディネートしてきた。須藤は紫色をヤンキーの色だと攻め寄り、さらに孤独な人の色だと詰め寄った。たまらず山川は「あとで裏おいで」と伝家の宝刀を抜くに至った。
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”阪神大賞典の盛り上がり方”
 人気薄の前残りを狙った見栄晴は、このレースがスタートした直後から、「そのまま!」と言い続けていた。
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”見栄晴の馬券成績”
 馬券の成績が良くなかった見栄晴の口調はやはり湿り気味。前の日は良かったのに、やはり今日はダメだったと、失意の弁。オープニングの元気さはどこに行ったのかと、山川は哀れんだ。
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”宣言撤回の理由”
 前の週に馬券を買わないと宣言した見栄晴だったが、友達のお金が引き出しに入っていたのに気付いたのが誓いを破るもととなった。
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”茶髪の理由”
 須藤は本格的に山川の弟子になろうとして茶髪にしてきたのだが、東には「俺はガングロと茶髪はでえっきれいだ」と言われた模様。
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”幸ファンの理由”
 リスナーから須藤に対し、幸騎手が皐月賞に出られてよかったですねとのメッセージ。理解できなかった須藤は「何で?ワンダーファング?」と反応(実は若葉ステークスのクリノキングオーのこと)。須藤が幸のファンになったのは、1年前に見た、馬から降りる姿が格好良かったからだという。見栄晴が他の騎手とどう違うのかを聞いたところ、わからないとの答え。たまたま目に入ったものを好きになる性格なのだろうと、見栄晴は分析してみせた。須藤は否定しつつ、ギャグが面白いのも理由の一つだという。結婚しているのが残念という須藤に対して、見栄晴と山川は「奪っちゃえ」の合唱。これには坂本、「凄いことを言いますね」と呆気にとられた。
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”好調、貴闘力”
 見栄晴の友人である貴闘力はこの日8連勝をかけていた。勝利の報が届き、メディアホールからも拍手が送られた。見栄晴は貴闘力が優勝した場合に、自分が怪我をしてまで付き合ったトレーニングの成果だと言って欲しい考えだ。
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”きねうち麺”
 この日のお昼に見栄晴はきねうち麺を食べたが、東京競馬場の方がおいしかったとのこと。カレーは中山の方がおいしいという評価だ。
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以上
記者による次回発行は3月25日(土)分の予定
 

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