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■TSSレポート:2000年第4回中山競馬
【8月12日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”

 「中山競馬場へご来場のみなさん、おはようございます」。「おはようございます」の部分は出演者全員が声を揃えるところだが、出だしからバラバラとなった。強烈な個性を有する彼らが互いに呼吸を合わせることが、相当困難な業であるからか、わずか1ヶ月の時間も大きなブランクになるものだと思わせた。

 関東での中央競馬開催は1ヶ月ぶり。山川牧は「ウヒョウヒョ言っちゃう」ほど嬉しいとのこと。暑い8月の中山開催になるが、まだ夏の思い出ができていない人は、ぜひ競馬場で思い出を作ってほしいと語った山川。さらに、「出会いもあったりして...」と、どこか浮かれ気分の山川だったが、三遊亭五九楽は「あなたには多分(出会いは)ない」と、冷静な判断を下した。

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”3択クエスチョン:朝の出題”

 メディアホールに構える3人が場内モニターに登場。諸井ルミ子はカメラに向かって盛んに手を振り、元気の良さをアピールした。モニターでは判別が付かなかったが、諸井は休みの間、山・海・湖と、あちこちで肌を”いい色”に焼いてきたようだ(番組での各出演者の発言を総合し、明らかとなった事実)。なお、この日はパドックブースの中継が無かったが、翌日からは復活する模様。

 今クールの変更点の一つは、3択クエスチョンのアクション。あっという間の出来事のため、どのような動作だったのか、記者には記録ができなかった。その一因は、山川と諸井の動作が一瞬たりとも揃っていなかったことにもある。

 反省クラブで明らかにされたが、この日の朝、ディレクターの近藤が諸井に対し、新しいアクションを考案し、即実施するよう指令を下したのであった。諸井は何とか新バージョンを編み出したものの、いざ本番では自分が間違えてしまった。その動作は、まず「ターフ」で左手を肩より上に持っていき、”ピザーラ”のフォームを作り、次に「3択」で左手の3本指を立て、最後の「クエスチョン!」で立てた3本指を左手から右手に写すというもののようだ。共演した山川も、自分のアクションが正しかったのか、まるで判断できなかったという。いずれにせよ、アクションがピタッと決まるまでには、まだしばらくの時間を要しそうだ。

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”ニューグラス”

 山川は、三遊亭が眼鏡を新調したことに気が付いた。三遊亭は眼鏡の更新を21世紀に向けた行動だと説明した。これまでの大きな眼鏡について、諸井は「眼鏡をかけているより、かけられている感じだった」と回想した。

 パドックの松田珠実は、三遊亭の眼鏡が自分の物と同じだと指摘し、「よっ、男前!」と持ち上げた。三遊亭は「前々からそう思っていた」と平静を装った。

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”歌舞伎フリーク”

 松田は今、歌舞伎にハマっており、毎月歌舞伎座に通っているという。「私も行きたい」と、山川も強い関心を寄せた。なお、松田が利用する席は、3階B席(1600円)だとのこと。演芸界を歩む三遊亭は、「伝統芸能を守ろうね!」と、マイクを通して強く呼びかけた。

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”西島@福島開催”

 西島大和は4週間通った福島でスッカラカンになった。福島からの帰路においては、グリーン車を予約した列車を、落雷のためにキャンセルせざるを得なくなり、結局立ったままで東京に戻るという、散々な状況に陥ったとのことだ。

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”西島大和の調教師列伝”

 この日が誕生日だという境征勝を紹介。

 昭和20年8月12日生まれ。昭和58年3月1日、調教師免許を取得。JRA通算230勝、重賞6勝。主な管理馬にサクラシーキング、リンガスボーイ、アイランドオオジャなど。過去の管理馬にはシスティーナ、サクラセカイオー、シンボリクリエンスなど。

 境勝太郎の長男であり、小島太は義理の弟に当たる。あまりに父の力が強すぎ、陰に隠れた感があるが、本人なりに一生懸命やっている。

 昭和61年、サクラロータリーで苦い思いをしている。3歳時、3戦3勝であったが、その後、筋を伸ばして引退に追い込まれてしまった。3歳戦で敗った相手にはマティリアル、メリーナイスがいた。ひょっとすればダービーを取っていただけに、悔しくて泣きもしたが、逆に「また、これから!」という気持ちにもなった。

 父からは「馬に惚れるな」と教わった。牧草を食べる・食べないで基礎体力が違ってくるとの考えから、牧草のたくさん生えている牧場から馬を買え、とも教えられた。

 大学卒業後にこの世界へ入ったが、1年半ほどイギリスに留学してもいる。何にもわからない土地で頑張った経験が、今に活きている。

 あと15年、自分が見つけた馬でダービーを獲りたい。それが父への恩返しとなる。今年の3歳は揃っており、秋から頑張るので、見ていてほしいとのこと。

 以上が西島の説明。境勝太郎は”ラッパを吹く”ことでも名を馳せたが、息子は人柄もあるが、大きな実績が無ければ吹くことはできないという西島。三遊亭は、二代目境ラッパを吹けるように応援したいとし、コーナーを締めた。

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”五九楽の夏”

 午前中のパドック解説は竹内博夫。竹内はスタジオの三遊亭に、夏は忙しかったのかを尋ねた。しかし三遊亭によれば、この時期、噺家は暇なのだそうだ。その暇を利用して、三遊亭は大井、姫路、笠松などの地方競馬を巡ったとのこと。

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”須田ワンハンドレッド鷹雄・アンド・水上スタディ学の、今日の推奨馬”

本年上半期の回収率
須田鷹雄(128頭推奨)  単勝 48.5%  複勝 83.1%
水上学(168頭推奨)    単勝 97.0%   複勝 87.9%

 上半期終了間際になっての水上の上昇ぶりについて、諸井は「凄い勢いで頑張った」と、一定の評価を与えた。

○この日の推奨馬と成績
須田  8R   イーグルバクシンオ →  2着 (複勝:250円)
  札11R   エイキューガッツ  →  2着 (複勝:150円)
水上  7R   スピリットウーマン → 11着
  札11R   エイキューガッツ  →  2着 (複勝:150円)
  小11R   ポッシブル     →  9着

 水上は「ラスト3週の追い込みは自分でも惚れ惚れする。自分が怖い」とのコメントを付けた。諸井は「自分に酔ってる場合じゃない」と注意を与えた。

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”佐藤に夢中の珠実”

 午後のパドック解説は東京最終日以来、2回目となる佐藤直文。山川は放送で一緒になるのが初めてであり、まずは挨拶を交わした。山川は、スタッフのマエジマという女性が佐藤を見て、赤井英和に似ていて格好いいとヨダレを垂らしていたと伝えた。佐藤自信、赤井に似ているとよく言われることを認めたが、本当に似ているかどうかはわからないという。松田は、佐藤が原田大二郎にも似ていると付け加えた。

 前回登場時に、佐藤が次々と予想を的中させたことに触れたのは山川だったが、松田はそれよりも、その前日メインで万馬券を的中させていたことについて、大いに感動していた。このような経緯も踏まえ、松田は佐藤を捕まえて「自慢の彼よ!」と宣言した。さらに「理恵ちゃんとは組んだことないのよ!組んだのは私だけよ!」と底抜けにはしゃいだ。

 呆れて声の出ない山川だったが、パドック中継の時間に至ったため、松田に対して「真面目なところを見せて下さいね」とだけ言って、その場を収めた。

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”森下@福島開催”

 森下三郎にとっては1回行ったきりの福島開催だったが、ファイティングポーズを取れないくらいにやられたとのこと。

 10万馬券が出た三春駒特別で、森下は新聞予想では穴を開けた馬を推奨していた。普段は総流ししているところを、絞ってしまった。これを流していれば、その後の福島開催における馬券成績の流れも変わったであろうし、家庭の経済事情も好転したであろうと、悔やんでも悔やみきれない思いを切々と語った。

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”かしましコミュニティ”

 この日のテーマは”この1ヶ月間のトピックス”。

 冒頭、松田は「ルミ子にそばを食べさせられましたー」と、ふてくされ加減にコーナーへ登場した。出演者は朝に、昼食のメニューを用紙などに書くことになっているようだが、松田は諸井に冷やしうどんを注文するように頼んでいた。ところが、諸井は間違ってそばを注文してしまったのだ。非難を受けた諸井は、「”おすすめ”がそばだったんだよ」と言い逃れを図ったが、通用しなかった。怒りを静められない松田は、「牧ちゃん、怒ってやって」と、山川に仕置きを依頼した。直接の利害に関わらない山川は「めっ!」と声を出すだけにとどめたのだが、諸井にとっては、間違った相手が山川でなかったことが不幸中の幸いであった。

 親友の結婚式で最高の笑顔を見たとの意見。ここで自分の結婚式を振り返った松田。母親への感動的な手紙を読み上げて泣かせてやろうと企画したのだが、実現しなかったと述べた。これは何かと忙しかったためであり、式当日は目の下にクマができていたという。山川は「私、そうならないように頑張る!」と誓った。これを聞いた松田は「牧ちゃーん、早くぅ!」と結婚を急かした。しかし山川は「したいけど、できへんやん」と、気勢を上げられなかった。

 福島競馬に行ったという意見。TSS関係でも坂本理恵や水上らが福島へ行ったが、馬券は散々だったと伝えられている。

 ハワイで誕生日を迎え、ディナーショーで誕生日の人を呼びかけられたのに応じたところ、腰蓑を着けて踊らされたという意見。諸井もベルギーで同様の経験をしたことがあり、松田も誕生日ではなかったが踊った経験がある。

 体重が増えたのを反省しており、100kgを越えてしまうのが怖いとの意見。話題は須田の体重に移り、諸井からは須田が体重100kgを割り込んだとの情報がもたらされた。

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”TSSアワード:ジョッキー編”

[ヤングジョッキー部門]
 北村宏、鈴来、嘉藤、佐藤年、野崎がノミネート。北村は既に別格であり、胃で、面構えも2年生のそれではないとの森下評。森下は新人で最初に10勝に到達した嘉藤を推奨したが、初日の2レースをレコードタイムで圧勝し、難産の初勝利から2ヶ月で2勝目をゲットした野崎を、三遊亭、山川および諸井が推奨した。結果、選考委員長である森下の意見は無視され、多数決により野崎が受賞した。

[ロングショット賞]
 吉永、大塚、柴田大、小林淳、江田勇がノミネート。10万馬券に2度絡んだ吉永が受賞した。

[リーディングジョッキー賞]
 後藤、田中勝、北村宏、小野、村田がノミネート。開幕週に9勝し、開催リーディングを勝ち取った後藤が受賞した。MVJも後藤にすんなりと決まった。

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”予想の達人賞”

 予想の達人に応募した人の中から選ばれる賞、この日選ばれたのは、境柾勝の誕生日にあやかって8−12を狙うとの意見を書いたリスナーだった(と思います)。晴れて受賞者が決まり、おめでたいムードが漂っていた。しかし諸井は、この日が「おじいちゃんの命日なんです」と語り、祝賀ムードをぶち壊した。

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”坂本の武勇伝”

 反省クラブでリスナーの意見を読み上げる前に、この日行われる東京湾の花火大会のエピソードが紹介された。3〜4年前に出演者が見に行った際、坂本は浴衣を着たまま車を運転して行った。「ここまでしか入ってはいけない」と説明する警察官を振りきって、坂本は中へ入っていったのだとされている。この話は三遊亭が伝えたもの。

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”誕生日”

 7月20日に、三遊亭は誕生日を迎えた。この件に山川が触れると、三遊亭は「俺は自分の誕生日を人に祝ってもらおうということはしない」と、突然言い放った。実は、8月2日が誕生日である近藤が、TSSの出演者とスタッフ全員に、自分の誕生日を祝ってくれるように、とのメールを発信していたのだ。

 三遊亭は近藤と同い年であることを理由に、返信はしなかったが、女性陣はほとんどがお祝いのメールを出した。諸井もお祝いのコメントを贈った一人。ただ、女性陣の中で、返信をしなかったメンバーが二人だけいた。三遊亭はその人物を固有名詞により特定することを避けたものの、「今日の出演者にいます」とし、事実上、TSS内部の人間関係を浮き彫りにした。

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”忘れない女”

 エンディングのあいさつにおいて、松田は「明日はうどんを絶対に食べます」とぶちあげ、食に対する執念の凄さを見せつけた。

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以上
記者による次回発行は8月13日(日)分の予定。
【8月13日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング:篠崎菜穂子登場”

 「本日の中山競馬、特別競走のご案内をいたします」。これがTSS(館内放送連動)に流れた、篠崎菜穂子の記念すべき第一声となった。

 オープニングトークにて、三遊亭五九楽は篠崎が初登場となることを披露。篠崎は「よろしくお願いしまーす。頑張りまーす!」と、力強く宣誓した。

 台風が南海上をゆっくり移動し、外側の雲が関東にかかっていた。このため、小倉・札幌は晴天であるのに、中山は雨に見舞われた。須藤由美子は「菜穂子さんが雨女なのかもしれない」と、早くも新人イジメの気配を見せ、篠崎は「そんな...」と小さな悲鳴をあげた。三遊亭も「来た早々、雨を引き連れてきましたね」と追い打ちをかけた。篠崎の船出は「あー、いじめられた」と言いながらの、苦しいものとなった。

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”ターフ3択クエスチョン:朝の出題”

 前日から、新しいアクションが模索されている。この日はパドックの松田珠実も交え、3人で行うものだけに、動作が揃うことはまずないものと思われた。しかし蓋を開けてみると、意外や3人の動きはほぼ一致していた。

 今回の動作は次のとおりだ。親指と人差し指で環を作り、残り3本の指をピンと立てるのが基本型。まず「ターフ」で右手の環を右目に、「3択」で左手の環を左目に持っていき、これで眼鏡の型が完成。最後の「クエスチョン!」で手を左右に動かすというものだ。このアクションが定着するかどうかが問題だが、しばらく試行錯誤が繰り返される可能性が高い。

 出題が終わり、コーナーが幕を閉じる際、画面はパドックブースの鶴谷義雄を映し出した。仏頂面でカメラを眺めることの多い鶴谷だが、この日は穏やかな笑みをたたえ、カメラに手を振っていた。

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”菜穂子は数学好き”

 パドック中継が始まるまでの間に、三遊亭は篠崎の人物像を探った。

 競馬は初心者という篠崎は、数学は得意だという。この話に目を見張った三遊亭は「ここのメンバーは数字に弱いんだよ」とこれまでの悲惨な有様を説明した。意気に感じた篠崎は「任せて下さい」と胸を張った。三遊亭自身、数字には極めて弱い。須藤は「眼鏡をかけているのに...」と述べ、「眼鏡をかけている人=数学が得意」との固定観念を持つことを伺わせた。

 数学に強い家系とはどのようなのものか、と興味を抱いた三遊亭は篠崎家の稼業を尋ねた。篠崎は実家が印刷屋であると回答。数学との結びつきは弱かった。須藤は、母親が珠算塾を営んでいるのにどうして自分は数学がダメなのかと、一人で不思議がった。

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”西島の篠崎評”

 三遊亭に篠崎の印象を問われた西島大和は、「可愛いですね」と答えた。照れる篠崎をよそに、三遊亭は「西島さんは新しい人なら誰にでもそう言うんです」と、西島発言の背景を説明した。西島は「呼吸を合わせて一つ一つクリアしていけば、やっていけると思う」とのアドバイスを与えた。三遊亭は篠崎に向かって「優しいおじさんでしょう」としながらも、直後に手のひらを返し、「この言葉で騙されます」と、西島に対する警戒を解かぬよう助言した。

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”西島大和の調教師列伝”

 伊藤正徳調教師を紹介。

 昭和23年10月22日生まれ。昭和62年3月1日、調教師免許を取得。JRA通算250勝、重賞13勝。騎手時代にはラッキールーラでダービーを勝つ。主な管理馬にフューチャサンデー、ディヴァインライト、タイキブライドルなど。過去の管理馬にはエアジハード、マイネルブリッジ、エアデジャヴー、ツクバシンフォニー、ホッカイセレスなど。

 父は騎手としてトクマサでダービーを勝った伊藤正四郎。その父が他界する1年前に競馬の世界に飛び込んだ。岡部、柴田政人、福永洋一らと同期であることは有名だが、騎手になるのは1年遅れであった。これは体重が重かったため。

 エアジハードで安田記念、マイルチャンピオンシップを制したが、香港で故障を発生したのは無念。ただ、種牡馬になれたのは嬉しかった。

 歌唱力はプロ以上のものがあり、プライベートでレコードを3〜4枚出している。管理馬のオーナーの一人、前川清からは、入る世界を間違えたのではないかと言われた。

 いい素材を見つけ、必ず現役のうちにダービーを獲る、と誓っている。

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”須田ワンハンドレッド鷹雄さまと水上スタディ・マナピーの、今日の推奨馬”

○この日の推奨馬と成績
須田  9R   オルテンシア    →  3着 (複勝:240円)
  小倉記念   ロサード      →  3着 (複勝:280円)
水上  4R   ダイワスカロ    →  9着
    9R   オルテンシア    →  3着 (複勝:240円)
   12R   ジャックランラン  →  3着 (複勝:150円)

 須田の体重が100kgを切ったとの情報を須藤も入手しており、コーナーのタイトルで「ワンハンドレッド」と言ってはいけないとの通達もあった模様。翌週からは「須田ナインティナイン鷹雄と...」というように、週毎にタイトルが変遷することもあり得る。

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”古川の釣り”

 午後のパドック解説は古川幸弘。松田は古川の肌を見て、日に焼けたのではないかと問いかけた。元々地黒の古川だが、釣りに行って一層日焼けしたようだ。キスなどを釣ったとの話を耳にした松田は、すかさず「今度ごちそうになります」と、得意のおねだり攻撃を展開した。

 ここでパドックブースにいたスタッフが松田に、「陸釣り(おかづり)はしないのか」と古川に尋ねるよう耳打ちした模様。松田は「陸釣り」の真意を理解しないままに問いかけると、古川は「そんなのは、とっくに卒業した!!」と語気を強めた。やがて言葉の意味を把握した松田は、「陸だろうが海だろうが、何だって釣っちゃいますもんね」と、古川を揶揄した。

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”かしましコミュニティより”

 この日のテーマは”新天地での思い出”

 コーナーの冒頭、松田はここまでの篠崎の働きについて、落ち着いて上手にこなしていると讃えた。篠崎は「ドキドキなんですけど」と、目一杯の現状を訴えたが、松田は「100年もやってるような感じ」と言い表した。

 篠崎はこの日に向け、1ヶ月前から不安な日々を過ごしていた。この日もプレッシャーのあまり、朝の3時に目が覚めてしまった。一方、須藤は余裕綽々で3時まで起きていたと述べた。しかし本番に至っては、余裕がなかったのはむしろ須藤の方だとする見方もあった。

 転校した際のあいさつで、好きな食べ物がメロンだと言ったばかりに、あだ名が「メロン」になってしまったとの意見。須藤は、自分なら「しゃぶしゃぶ」になっていただろうと推察した。

 新築の住居に引っ越し、カビに悩まされたため、除湿器を買ったとの意見。須藤は除湿器というものが世の中に存在することを知らなかった。篠崎には「勉強になったねえ」と言われる始末であった。

 今回のテーマは篠崎の初出演に因んだものだったが、須藤は自分にとっても「なんちゃってキャスターマイルド」の役を負う点では、新天地のようなものだと語った。鶴田真理子がどれほど凄い仕事をしていたのかを思い知ると同時に、篠崎と「二人で頑張りましょうね」と誓い合った。なお、このやりとりを傍らで見ていた三遊亭が、自分がのけ者にされたと受け取り、「俺は二度と面倒を見ねえぞ」と突き放したという内幕が明らかにされた。

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”TSSアワード:競走馬編”

[ベストジュヴィナイル]
 頑張った3歳馬に贈られる。ジーティーチャンプ、リワードアンセル、サマーキャンドル、ダイワルージュがノミネートされた。父:モガミチャンピオン、母:タマトップという渋い血統が好感され、シティーチャンプが受賞。

[ベスト暑中見舞馬]
 応援するファンに嬉しいプレゼントを届けた馬に贈られる。サンデーピクニック(パリの風を陸奥に運んだ)、アンブラスモア(1番人気で敗れた昨年の雪辱を果たす)、カオリルビー(1ヶ月に5走し、初連対)がノミネートされた。カオリルビーは暑苦しすぎるとの点で除外され、サンデーピクニックが受賞した。

[ベストクールダウンホース]
 暑さを爽やかにしてくれた馬に贈られる。ミレニアムラン(松田が名付け親、未勝利勝ち)、ブライティアリーフ(野崎を乗せてレコード勝ち)、ホクトミラクル&リトルダンサー組(10万馬券を演出)、ダイワテキサス(福島では滅多に見られない大外一気の快走)がノミネート。ミレニアムランを松田が命名したのは、古川に紹介された歯医者(馬主)で治療を受けたのがきっかけであった。しかしクールダウンの要素がないことから、選考対象から外された。受賞は野崎騎乗の点が高く評価され、ブライティアリーフに落ち着いた。

[MVH]
 世にも珍しい配合でデビュー勝ちしたジーティーチャンプに決定。

[ベストレース]
 福島テレビ杯(全馬が0.9秒差に納まる)、吾妻小富士オープン(逃げるアンブラスモアと差すカートゥーンのスリルあるゴール前)、関屋記念(福島とは思えない展開)がノミネート。結果、関屋記念がベストレースとなった。

[特別賞]
 引退したアドマイヤベガに贈られた。

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”珠実のダーリン”

 反省クラブのコーナータイトルで、松田が発声のタイミングを誤ったか、全く声が揃わなかった。その松田のダーリンが、TSSを見に来ていたことが明らかにされた。ダーリンは、目が小さく、オヤジであることが特徴だとのこと。松田は「師匠じゃん」ととぼけた。三遊亭は「オヤジかあ、39だもんなあ」としみじみと自分をみつめた。

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”Tさん”

 近藤ディレクターが作成した数々の難問を、いとも簡単に攻略してきたリスナーのTさん。この日のオーラスクイズの問題は、トゥザビクトリーの金子オーナーの馬が重賞を何勝しているかというもの(答えは8)。ヒントは4つ与えられた。初めの3つは計算を要するものであった。Tさんはこれを聞きながら、紙に何かを下記ながら懸命に答を考えていた。ところが4つ目のヒント「フジテレビ」を聞いたところで、「ちくしょう!」と紙を破り捨てたとのこと。三遊亭はTさん用に歯ごたえのある問題を別に用意するよう、近藤に命じた。

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”空回りする由美子先輩”

 キャスターマイルドライトの須藤だが、この日は張り切って篠崎のサポートに尽力した。しかし気合いを込めると裏目に出るのが須藤の弱点(かつ人気の秘訣)だ。

 「今日の注目ジョッキー」のコーナーでは、須藤は「それでは今日の注目”馬”を西島さんに聞いていきましょう」と誤り、早くもツッコミを浴びた。

 8レースはライクアドリームが勝利を挙げたが、鞍上は新潟公営の向山。レース後、須藤は、本当ならば今は新潟開催だったはずなのが、中山開催になったため暇になっていたのでしょう、という主旨の発言をした。中央新潟開催の有無は新潟公営所属騎手の繁閑と基本的には無関係なのだが、須藤には新潟公営の位置づけを理解することが望まれる。

 その他にもいくつかのミスはあった。しかし新しい環境の中で精一杯に頑張る須藤を、聴衆は温かく見守っていた。

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”初登板の感想”

 篠崎がTSSの初日を終えた。とても競馬の仕事が初めてだとは思えないほど、間違った発言はほとんど聞かれなかった。強いて挙げれば、9レースでミリオンショーが放馬したのを”放牧”と言ったことや、その放馬を見ての感想を「馬が自由に動くとは思わなかった」という表現がおかしかったくらいのもの。慣れてくるに従って、先輩出演者をあっという間に追い越してしまうのでは、と思わせるほどであった。

 まずは一日が長かったという感想の篠崎だが、緊張がほぐれるにしたがい、どのような”地”を見せるのか、今後に期待が持たれる。

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以上
記者による次回発行は8月19日(土)分の予定。
【8月19日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング:田中名花子登場”

 「続いて、本日の中山競馬、特別競走のご案内をします」。この言葉で田中名花子がTSSデビューを飾った。オープニングトークでのあいさつでは、「はじめまして!田中名花子です!」と快活に名乗りを上げた。

 好天の競馬日和となったこの日。三遊亭五九楽は、夏が戻ってきたようだと語った。とはいえ、山川牧が、夜の風が涼しい、と言うように、秋の気配を三遊亭も感じている。

 甲子園はベスト8を迎え、その内オリンピックも始まることを考えると、盛り下がる暇もなく、競馬も同様だ、との内容で、オープニングは手短にまとめられた。

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”ターフ3択クエスチョン:朝の出題”

 注目のアクション。この日は「ターフ」で3本の指を立てながら腕を開き気味にし、「3択」で両腕を胸前で交差し、「クエスチョン!」で交差した腕を再び開く、というスタイル。アクション終了後、山川は、またダメ出しではないかと自信のない様子であったが、確かに3人の動作にタイミングのズレはあったものの、アクションの見栄えも含め、ここ3回の中では最も様になっていたように思われた。

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”初陣の緊張度”

 1レースのパドック中継前、三遊亭はブースにいる田中の様子を探った。スタジオでの様子から判断し、「全然楽勝でしょう」と田中に差し向けた三遊亭。田中は「全然楽勝じゃないです」と全面否定した。しかしすぐさま、「ここは見晴らしが良くて、のびのびしています」と言ってのけるあたりは、強心臓の持ち主だ。不安そうに見守る周囲だが、三遊亭は「あまり心配する必要はないんだよ」と拍子抜けするほどだった。この後、田中がどれだけ苦労するのか、この時点では知る由もなかった。

 午前中、田中とパートナーを組んだのは竹内博夫。三遊亭は竹内に田中の様子を尋ねた。竹内は落ち着いている田中を大したものだと評価した。三遊亭が、馬でもデビュー時にはチャカチャカするものだが、と例えると、田中は「(自分は)もしかして古馬って感じですか?」と覚え立てと思われる競馬用語を駆使しながら、おどけてみせた。

 三遊亭は田中に、まずは竹内を頼りにするようにとアドバイスした。田中は何を思ったか、「それではもうちょっと椅子を近づけておきます」と向こう見ずの行動に出ようとし、関係者を慌てさせた。三遊亭は、体の位置ではなく、会話の中身で竹内に近づくよう追指導した。ここで諸井ルミ子は「合い言葉は”どーもー!”ですからね」と竹内の口癖を突いてきた。竹内に対する遠慮のない諸井発言に、三遊亭らはあたふたとした。

 最後に三遊亭は「グリーンチャンネルだけは頑張ってね」と田中に命じた。聞きようによっては「TSSを軽視してもよい」と受け取れるこの発言は、物議をかもしそうだ。

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”五九楽への出題”

 コーナー間にかけた曲に関連し、7つの海をすべて言えるか、との問題を三遊亭に与えた山川。三遊亭は「日本海?」などと挙げながら、結局答えることはできなかった。山川は「師匠に勝った!!」と大喜びだ。三遊亭は「知ってても何のためにもならないコーナーでした」と、答えられなかったことではなく山川に小馬鹿にされたことに対し悔しさを滲ませつつ、次のコーナーに進めた。(正解:北大西洋、南大西洋、北太平洋、南太平洋、北氷洋(北極海)、南氷洋(南極海)、インド洋)

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”西島大和の調教師列伝”

 保田一隆を紹介。

 昭和27年8月21日生まれ。平成8年3月1日、調教師免許を取得。JRA通算24勝、重賞5勝。主な管理馬にセイウンスカイ、エスケイジルバー、アラビックスター。父は保田隆芳。

 父があまりにも偉大だったため、この世界には入りたくなかったのが本音。スキーのプロライセンスを持っており、ロッジの経営をしたかったが、周囲の説得で競馬の世界に入った。

 セイウンスカイと出会った当初はこんなに走るとは思っていなかったが、ジュニアカップの勝利でクラシックを勝つと思った。弥生賞ではスペシャルウイークに敗れたものの、足に不安もあったので、敗戦は気にかけていなかった。2冠を制したが、ダービーが残った。これはかえって今後の励みになる。

 セイウンスカイが来月に戻ってくるし、これからも良い成績を残したい。
 
 以上が西島大和の説明。

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”須田ナインティナイン鷹雄・アンド・水上スタディ学の、今日の推奨馬”

 既報のとおり、須田の体重が100kgを切った。このため、標記のコーナータイトルに変更されたもの。今後のこのコーナーは、回収率の増減とともに、須田のミドルネームの移り変わりが目玉となりそうだ。

先週の回収率
須田鷹雄  単勝 0%  複勝 230%
水上学    単勝 0%   複勝 90%

○この日の推奨馬と成績
須田  8R   エアコルサバード  →  3着 (複勝:100円)
    9R   ラヴァーズチェイス →  3着 (複勝:160円)
  小11R   ファインイレブン  → 13着
水上  6R   ウイナーズランサム →  4着
  札11R   ミヤビライデン   →  8着
  小11R   トーホウアイリス  →  2着 (複勝:130円)

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”宿題の思い出”

 8月も後半にさしかかり、子供達にとっては夏休みの宿題が気になる時期。山川は自分の少女時代、宿題を休みが終わる頃になるまでやらず、親を泣かせていたと語った。諸井は「きっとそうだと思った」と、この話に納得顔だ。この態度に引っかかりを感じた山川は、諸井こそ宿題をやり残す方ではなかったのかと疑った。しかし諸井は「休みの初めに全部やってしまっていた」と山川の期待を完全に裏切った。思惑が外れていらだつ山川は「”雨合羽が似合う女”と呼ばれてたクセに...」と謎の負け惜しみを残した。

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”西島は北へ”

 翌、日曜日はTSSを欠席する西島。西島は札幌記念を現地で観戦するのだが、これはグレートセイカンが勝った時(トウショウボーイが出走)以来、24年ぶりになるとのこと。

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”名花子の中間報告”

 初仕事に田中はもがき苦しんでいた。グリーンチャンネル連動が終わった後、解説者の推奨馬についての詳しい説明を聞いた後、「竹内さんの推奨馬は、→ナンバー○(テープ)」、「○番の単勝は○倍、○番人気」などという決まった流れがあるが、いざ本番となるとこれが上手く把握できず、その都度間が空いてしまう場面が多々あった。山川らは、間が空く都度「どうしちゃったの?」と気が気でなかったようだ。

 6レースのパドック中継の直前、山川は田中にこの時間を利用して言い訳することを許可した。田中は、言い訳をしていると12レースになってしまうくらいだと、その胸中を吐露し、「何で流れがつかめないか...」と自分に対してしきりに腹を立てた。

 午後の解説は今田禎嘉。山川は今田へ「(田中が)初々しくて良くないですか?」とそそのかすと、今田はあっさり「それは言えますね」と答えた。その直後、今田の「あっ!」という小さな漏れ声をマイクは拾った。この発言が松田珠実や坂本理恵に伝わると怖いことになる、との思いが頭をかすめたはずだ。

 今田は田中に「(私は)竹内さんと違うから安心して下さい。私がちゃんと面倒を見ます」と優しく語りかけた。これがスタジオの笑いを誘った。諸井は「さすが今田さんだよ」と苦笑し、山川も「今田さんの笑みが目に浮かぶ」と続けた。

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”ささやかな楽しみ”

 森下三郎は登場時のトークで、甲子園の話題に触れ、「自分のがまだ残ってる」と述べ、「大きな声では言えませんが、トトカルチョ」と付け加えた。これを放送上不適切な発言だと判断した三遊亭は、ウーロン茶を誰が飲むのか、という遊びをしているのだとの説明でカバーした。しかし森下は、ささやかにやっております、と三遊亭の意向を無視するような発言を繰り返し、三遊亭はその都度「だからウーロン茶を」と必死に森下の尻拭いに尽力した。

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”かしましコミュニティ”

 この日のテーマは”私にとっての札幌とは・・・”

 田中は札幌について、時計台が思ったより小さく、行き過ぎてしまったほどで、「あー、これかぁ」と思ったのが記憶に残っているという。諸井は飛行機の乗り継ぎで空港に立ち寄っただけで、札幌市街に入ったことがない。山川は札幌のファッションが早いとのイメージを持っている。

 藻岩山の夜景が綺麗であり、みなさんもススキノで飲んでいるだけではなく夜景を楽しんでみては、との意見。これに対してスーパーDが漏らした「そんな暇はない」との言葉を諸井が紹介した。

 札幌には行ったことがないが、思い浮かぶのはサッポロ一番との意見。これが諸井らのツボにはまった。諸井は塩味派だと語った。

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”コーヒーごときで一騒動”

 山川は小島屋のコーヒーを飲みたくなり、諸井に遣いを頼んだ。しかし諸井が買ってきたのは小島屋のそれではなく、明治のブリックパックであった。前週の松田の注文を取り違えたばかりの諸井だったが連続の失敗だ。どうしても小島屋のコーヒーを飲みたい山川は散々諸井に不満を述べた挙げ句、”予想の達人”の発表時、達人賞のプレゼントが当選したリスナーに対し、スタジオに取りに来る際、小島屋のコーヒーを買ってきて下さい、と勝手に騒動に巻き込んだ。

 諸井は「牧ちゃんがこんなに根に持つとは思わなかった」とこぼし、野暮用があって忘れただのと、なんとか言い逃れを図った。山川は諸井がお遣いの最中にリスナーとおしゃべりしていたことを手玉に取り、諸井のいい加減さを非難した。いつまでも騒ぎが収まらない様子だったため、見かねた三遊亭が「同じやん、(コーヒーの)中身は」と仲裁を買って出る一幕となった。

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”初日の感想”

 反省クラブが終わり、この日の感想を三遊亭に尋ねられた田中は次のように返答した。

 「もう、緊張したんですけど、お昼に緊張して、プリンを食べられなかったんですよ。プリン、大好きなのに。心残りで。どんどん食べられるように、頑張っていきたいです」

 一通り聞いた三遊亭は「変だよ、やっぱり、あいつ」とため息をついた。山川も「TSSに入ってくる人、みんな変な人」と定説の正しさを再認識した。三遊亭が「いないんだもんなぁ、一般常識を持った人が」と他人事のように述べると、山川は「それはリーダーが...」と言葉を濁した。虚をつかれた三遊亭は「俺はリーダーか?」とたじろいだが、諸井は「リーダー菌がうつったんだぁ」とさらに調子に乗った。

 三遊亭は「お前、ダメだよ、ちゃんとコーヒー牛乳買って来なきゃ」と反撃に転じた。諸井が「さっきまでフォローしてくれたじゃない、師匠」と泣きつくのも振り切り、「間に入って凄かった。大変だった、うるさくて。レースは押して大変なのに、次は何しようかと考えてるのに、二人で『コーヒー牛乳買ってこい』って、『あれは違う、これは違う』って」と畳みかけた。

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”明日の聞きどころ”

 翌日は松田がキャスターマイルドを務める。「じじい殺し」の松田が境勝太郎をどのように料理するかが最大の注目点。山川が「勝太郎先生とのカラミは初めての試み。どんなに腕を振るうことができるか」と期待を込める間、三遊亭は「本当に殺しちゃ行けません」とボソッと語った。

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以上
記者による次回発行は8月20日(日)分の予定。
【8月20日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”

 前日と違い、はっきりしない天気。このところ夜は涼しく、松田珠実が言うには秋になったような感覚。三遊亭五九楽は、「この時期はまだ暑かったように思うが」と若干の戸惑いを覚えた。坂本理恵は「朝、日の出が遅くなりました」と口を挟んだ。三遊亭は、坂本がいつも日の出を確認するのか、と驚きを隠さず、松田も坂本とは思えない変な発言だと述べた。坂本は、他人から聞いた話だと事実を明らかにし、三遊亭らを納得させた。

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”ターフ3択クエスチョン:朝の出題”

 問題のアクションだが、この日のアクションは前の日曜日と同じものであった(動作は今回の方が大きい)。今後は土曜と日曜で別々のアクションを演じていく公算が出てきた。

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”2度目のキャスターマイルド”

 皐月賞当日以来のキャスターマイルドを務める松田。前回は高度の緊張を強いられた松田であったが、この日は「師匠がいるから大丈夫!」というように、常にマイペースを維持した。松田はこの日のメンバー構成について「最強の布陣」と言ってのけた。ただし根拠は不明だ。

 松田はパドックへ移動した坂本へ「理恵ちゃん元気ぃ?」と呼びかけながら、自分がパドックへ呼びかけすることに違和感を抱いた。坂本は松田とのコンビについて「ちょっと強烈よね」との認識を表した。

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”神喰現る”

 午前のパドック解説は神喰充夫。「お久しぶりです」という坂本に、神喰は「若い格好をしてますね」と、誉めているのかおちょくっているのか判然としない言葉を返した。坂本は「若いんですよ、私!」と意地を張った。ここで神喰は「人妻とは思えません」と突拍子もない発言を繰り出した。「なんてことを言うんですか?」と狼狽した坂本だが、すぐに「私が人妻でしょうか?嬉しいことを言ってくれますけどね」と、人妻視されることにはまんざらでもない反応を見せた。

 神喰は、ファレノプシスを正しく発音できるようになったことを打ち明けた。

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”午後の男が朝に登場”

 西島大和が札幌に出張していることもあり、午前の競馬キャスターの席には森下三郎が着いた。森下がTSSで、午前中に出演するのはこれが初めてとのこと。”夜の男”森下にとっては、競馬が午後から夜にかけて行われるのが望ましいようだ。ズボンに手を突っ込み、掴んだものは全て穴場に突っ込むと自ら語る森下は、1レースから馬券を買っていると痛い目に遭うようだ。

 昔のこと、毎週土日の早朝に中山の厩舎を回っては情報を入手していた森下は、その情報を元に、ある日の1レースで高配当を手にし、朝一番からお大臣となった。さらにその金で5レースの万馬券を的中した。周囲にご祝儀を配って上機嫌だったが、メインレースが始まる前にはスッカラカンになり、祝儀を与えた連中に金を借りに回った。この経験から、森下は締め切りベルが鳴るのをじっと待つことを覚えた。

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”須田ナインティナイン鷹雄と水上スタディ・マナビーの、今日の推奨馬”

 松田は、100が99になったところであまり変わらないと思う、と率直な感想を述べた。一方、須藤由美子は、このくらいの体重の人には大きな意味があるのではないかとの見方を示した。

本年後半、8月19日までの回収率
須田鷹雄  単勝 0%  複勝 168.6%
水上学    単勝 0%   複勝 74.4%

○この日の推奨馬と成績
須田 10R   ショウザンスカイ  → 10着
  小11R   ニシオセーラム   →  3着 (複勝:200円)
水上  6R   メジロエルダー   →  9着
  小10R   ブルックリンハイツ →  1着 (単勝:250円、複勝:130円)
   12R   サンアンドムーン  →  6着

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”暴力反対”

 3レースはダート1200m戦。ゲートに設置したカメラにより、ゲートインの様子がアップで放映された。この時、ゲート内で暴れるユウターサイレンス(1番)の頭を小林淳一が「ポカッ!」と殴りつけるのをカメラが捕らえ、場内に笑いの渦が起きた。レース後、三遊亭は「暴力はいけません」と、穏和な社会の実現を訴えた。

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”TSSオリジナルTシャツ2000”

 3択クエスチョンのプレゼントのTシャツ。須藤はこのTシャツを家では着ているものの、外では着られないと述べた。番組の送り手が率先して着るべきとの考えから、三遊亭は須藤に、外出時にもオリジナルTシャツを着用するよう命じた。須藤は「服に困ったら...」と逃げの手を打った。

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”エッチー、サッチー”

 午後のパドック解説は佐々木幸男。パーマをかけ、気分一新で登場した。坂本は福島で佐々木の世話になり、このことについて感謝の意を表した。坂本は福島で、思いのほか面倒見の良い佐々木の一面を見て驚いた。

 佐々木はパドック中継(TSSオンリー)の合間に、携帯電話を鳴らしてしまい、坂本から「佐々木さぁん!」と叱られた。なお、この日は佐々木の家族が競馬場に来ていたが、パドックブースを訪れた妻も携帯を鳴らした模様だ(坂本談)。

 9レースのレース名”真間川”を逆に読むと何になるのかと、坂本は意図ありありに佐々木へ尋ねた。佐々木はあっさり「私のことです」と答えた。

 10レースの穴問答、スタジオ側は松田が担当。松田は佐々木に「(私が隣にいなくて)淋しいでしょう」と語りかけた。佐々木は「隣の人と、早く代わってほしい」と答え、隣人を挑発した。坂本は声の調子を落としながら、「いいんですかぁ?ほぉーっ」とだけ答え、佐々木の言葉を脳裏に深く刻み込んだ。

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”尻好きの少年”

 3択クエスチョンの公開抽選で、13歳の少年が当選。一人の少年がTシャツを受け取りに来た。この少年は別の13歳の少年の代理で受け取りに来たとのこと。少年達が複数、なぜ競馬場にいるのか。メディアホールに気まずい空気が流れた。ここで松田は少年に説き伏せるように「馬って綺麗でしょう!馬って綺麗!!」と大きな声を挙げ、”少年が馬の美しさを見たくて競馬場に訪れた”、とのストーリーを仕立てた。

 抽選会は続き、別の当選者が発表され、先ほどの少年が再び登場した。今度はこの少年、母(当選者) の代理で受け取りに来た。母に連れられて競馬場に来た、ということが判明し、一同は胸をなで下ろした。この少年に馬のどこが好きなのかを尋ねたところ、少年の返事は「お尻...」と語尾がはっきりしなかった。少年の言葉を確認したい須藤は自分が聞こえたとおり、次のように問いかけた。「お尻の穴?」。

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”勝太郎の持病”

 残暑が厳しい中、午後の競馬キャスターとしてやってきたのは境勝太郎。体調を問う三遊亭に、糖尿の気はあるが大丈夫だという境。元々お酒が飲めず、結婚式での三三九度以来飲んでいない境は、もし酒を飲む人間になっていれば、悪いことばかりして今頃は刑務所の中にいるはずだと断言した。酒を飲まず、煙草も吸ったりやめたりという境にとって、楽しみは食事。特に肉が大好物だ。そんな境にとって糖尿は厄介だ。しかし好きなことをするために働いているのだから、肉を食べて死ぬのは仕方がない、と境は開き直る。

 これを聞いた三遊亭は、止めるどころか「旨いものをどんどん食べちゃえ」と境をあおり、余命の縮小を助長した。

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”かしましコミュニティ”

 この日のテーマは”私のオカルト体験”

 須藤は自らの体験として、先日母と電話したところ、妙な雑音が入るので何事かと思ったが、原因は母の鼻息だったとのオチ話を語り、松田を寒がらせた。

 このコーナーには境も参加。須藤は境のオカルト体験を尋ねたが、境は「あんまりなかった」と答えるのみであった。須藤が「先生は恐いもの知らずですからね」と問いかけると、境は「はい」と素直に答えた。境にも恐い体験はあったが、それはオカルトとは違っていた。以前に死者の金を使い込んだことがあり、それについて怒られるのが恐かったというものであった。

 各リスナーの体験談についてコメントを求められた境は「幽霊なんてあり得ない」というニュアンスの一点張りで、”コーナーの趣旨を全く気にしない勝太郎”はこの日も健在であった。

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”多忙な勝太郎”

 9レースのパドック中継が終わり、特別レース展望の時間が到来した。境用のBGMが流れてしばらく経っても、境はなかなか現れなかった。その間、三遊亭と須藤がトークで繋いでいた。この時、境は誰かと電話をしていた。須藤が耳にしたところによると、電話の内容は魚(もしくは肴)代についてのものだった。その詳細は謎に包まれたままだった。

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”勝太郎の部屋”

 ”海外レースの思い出”と銘打ち、境の海外騎乗の経験談が披露された。実は境、海外で勝利(昭和39年)を挙げた史上二人目の騎手であった(一人目は野平祐二)。

 フィリピンで行われたアジア選手権に出場した境は、レースでは馬の出足が鈍かったため後方からレースを進め、結果的には追い込みで勝利を挙げた。当時のフィリピンのレースはスタートからガンガンとばして流れ込むスタイルであったため、追い込み勝ちという競馬っぷりに場内は大騒ぎとなった。この1戦により境は大変な人気を博し、街を歩くことさえできなかったほどだという。

 レースの進上金は当時で10万円。最終的に15万円を稼ぎ、同行した2人のジョッキーと3人で山分けした。ところがフィリピンの物価が安すぎ、とても使い切れなかった。
 
 以上が境の体験談の一部。コーナーの終了直前、須藤はどさくさに紛れて「海外に連れていって下さい」と境に頼み込んだ。境は「いつでもいいですよ」との生返事で応じ、須藤を「やったー!!」と歓喜させた。

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”中山大障害の経験談”

 境は騎手時代、障害競走に騎乗した時期があった。大障害にも乗ったことがあったが、障害飛越の際に落馬したことがあり、その時手綱を握ったままであったので、しばらくそのまま馬と走り、水壕に到達したところで再騎乗し、結果的に5着で入選した。観客からは、1着馬よりも多くの拍手を受けたそうだ。斤量が重く、11kgのおもりを着けていた境は、馬の背に飛び乗るのに相当苦労し、それで嫌になって障害騎乗をやめたのだという。

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”勝太郎の競馬用語”

 「一本人気でベロベロ」:一般的に言う、「グリグリの一番人気」に近いものと思われる。

 「大障害」:境にかかると、中山大障害であろうと新潟ジャンプステークスであろうと、障害重賞はすべて「大障害」の一言で片づけられる。

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”理恵の日焼け”

 パドックブースは西日が差し込んでくる位置にあり、この日に一層日焼けした坂本。三遊亭は坂本の日焼けをいい形でセクシーだと礼賛した。須藤は坂本の姿を見て「妖艶なタイプ」とほめあげた。坂本が「あら、どうしましょう」と照れはじめたため、図に乗られては困る三遊亭が一転して「ほめるな!」と牽制する事態に至った。

 しかしリスナーからは、服装の効果で坂本が10歳は若く見えるとの意見が寄せられた。須藤は坂本を「渋谷に行っても浮かない」と再度持ち上げた。「厚底サンダルもイケる」などの言葉が飛び交う中、三遊亭は「よしなさい。足元が弱いんだから」と必死に抵抗を続けた。

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”Tさん、続報”

 前の週の反省クラブで、オーラスクイズのヒントが簡単すぎて紙を破ったとの意見が読まれたのは、本レポートでも報告のとおり。しかしTさん本人から意見が寄せられ、当該の意見は事実無根だとのこと。ご本人はエントリーカード等を大事に保存するなど丁寧に扱っており、破り捨てるなどはあり得ないとのこと。

 結局、当該意見はTさんの仲間によるものなのか、あるいは無関係の者がビッグネームを利用しただけなのか、真実は明らかになっていない。

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”再来週のキャスターマイルド”

 本開催8日目は、この日と入れ違いで松田がパドックアナ、坂本がキャスターマイルドの役に回る。松田は坂本のキャスターマイルドぶりをパドックからじっくりチェックすることを宣言した。坂本は「こわーい」との声を漏らし、当日の自分を、きっと緊張しているだろうと予想した。しかし三遊亭が坂本に食ってかかり、緊張なんて嘘ばっかりだと声をとがらし、さらには「(肌を)焼きやがって...」と、関係のない要素で坂本をののしった。

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”ほめられたかった珠実”

 新人の篠崎菜穂子と田中名花子のデビュー日には、その奮闘ぶりを讃える意見が多く寄せられた。新体制では初めてキャスターマイルドの職務に就いた松田としては、その健闘を評価する意見を期待していた。ところが、なかなか該当する意見は出てこなかった。ようやく5,6通目になり「珠さんのマイルドが良かった」との意見が飛び出した。松田は間髪入れず「(反省大賞は)あなたに決定です」と受賞者を独断した。実際そのとおり、その意見を提出したリスナーの受賞が決定した。

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”マンタ”

 スタジオ裏では出演者たちの間で、「沖縄でマンタが待っていた」という話題で盛り上がっていた模様(聞きそびれたが、坂本の沖縄旅行の話題だったか)。マンタとは巨大なエイの一種だが、須藤はマンタを別の何かと思い違いをしたまま話の輪に加わり、的外れな発言をしていたようだ。三遊亭は「よくわからなかったら参加するな!」と、見切り発車しがちな須藤に注意を与えた。

 その須藤、仲間の間では”しっかり者”のポジションにあるという。三遊亭にとっては、須藤グループでは話の内容がわからないままにコミュニケーションが成立することが不思議でならないが、それが現実に成立していることを認めた。三遊亭はその例として、須藤と諸井ルミ子の会話を取りあげた。

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以上
記者による次回発行は8月27日(日)分の予定。
【8月26日】レポーター:てつじん
■ 今日のダイジェスト ■

・調教師列伝:栗田調教師
・馬のアルバム:ナイスネイチャ
・かしましコミュニティ:新潟のイメージ
・反省クラブ:理恵様大爆発

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■ 獣医から転じて若いうちに調教師の道へ ■
<< 調教師列伝;栗田博憲調教師 >

 昭和53年開業・21年目、通算359勝うち重賞18勝。現在管理為ている有力馬は、ブラボーグリーン、エアガッツ、ブラザータイクーンなど。過去に管理していた名馬は、ヤマニンゼファー、タレンティドガール、シンコウフォレスト等がいる。重賞といえば、新潟記念をアイリッシュダンスで勝ってもいる。アイリッシュダンスに関しては、4歳時は足元が弱くてつかえなくて我慢していたが、5歳からは本格化してくれてよかったとのこと。現在、この馬の初仔(父サンデーサイレンス)も預かっている。

 本来ならば獣医さんの道を歩んでいたはずであった。もともと獣医畜産大学で馬術をやっており、関東学生選手権で準優勝の腕前である。その関係か馬の世界に入ってしまった。そんな栗田先生はダービーを8回も勝った尾形調教師の相馬眼を目標としている。

 ヤマニンゼファーの安田記念は自信のあったレースではあったが、それ以上に秋の天皇賞を勝ったのが本当に嬉しかった。ただ、年度代表馬になれなかったのが残念(ビワハヤヒデが年度代表馬)である。ダービーに初めて出走させた馬はフジノフウウンだった(3着)が、ソエがなかったら、その時の優勝馬であるシンボリルドルフにも勝てたと思っている。やはり、あと18年あるうちにダービーを取りたいと思っている。また、古馬の集大成はJCだと考えている。
 
 4回目の受験で合格しているが、若いうち(32歳)で調教師になった。白井分場に居たときに、成宮調教師を師としていた。学生時代は社台ん吉田勝己達と乗馬をしていたりして、そういった関係からも多くの人脈を持つ人である。

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■ リセットしてからは調子が良い? ■
<< 構成作家の今日の推奨馬 >

- 回収率 -
須田氏:単勝 0.0% 複勝153.3%
水上氏:単勝20.8% 複勝 66.7%

- 推奨馬 -

須田氏
  4R 3番バトルタミーノ  → 5着
  7R11番スズクローズアップ→★1着 単900 複270
小10R 3番ファーストミューズ→★2着 複370

水上氏
  8R 4番サクラアヴェ   →10着
札11R 5番クリミナーレ   →★2着 複230
 12R 7番ショウナンカレッジ→★2着 複120

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■ Tさん、ヒントがお嫌い、その2 ■

 11時台の3択Qの2回目の出題はターフビジョンでの放送の後に、ラジオ放送の中のみでヒントが提示される。しかし毎回毎回ほぼ答えに近いヒントが出ているが、今回は注釈がついてヒントは少なめであった。果たして、その注釈とは。
 
 「あまりにも、簡単なヒントを出しすぎると、ヘビーリスナーのTさんが怒るので」
 とのことであった。

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■ ナイスネイチャ ■
<< 馬のアルバム:牧さん >

 ナイスネイチャは今でこそイマイチ君のイメージが強いが、4歳時の彼は今の3枚目のキャラクタではなくて、ばりばり現役の2枚目を演じていた。そんなナイスネイチャの試金石となったのが小倉記念であった。4歳900万円下だったナイスネイチャは、イクノディクタス、ヌエボウトウショウ等の女傑相手にあっさり勝利。4歳8月までに古馬重賞を勝った馬は、平成以降6頭しかいない。しかしながら、その馬すべてがG1ホースにはなった馬はいない。

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■ 色黒な男女の会話 ■
<< 午後のパドック解説者:日刊競馬・佐藤さん >

 午後のパドックのはじまりに、牧さんは「色も黒いが、腹黒い理恵ちゃん」とのコメント。この二人の会話は、とても人に言えないレベルのヤバイ内容らしい。それをimodeのメールを使って書きあっているとのこと。

 今日の午後は、そんな理恵さんと日刊競馬の佐藤さんの組み合わせ。かなり日焼けして健康的な肌の色を自慢していた理恵さんであったが、佐藤さんの黒さにはかなわなかった。真っ黒に日焼けした佐藤さんに対して「黒いですね〜」と連発。佐藤さんの反応は「デブは暑さに弱いので、夏痩せしたい」とのことであった。今日も午前中はかけずりまわったのでズボンが汗でびったりついてしまっている、デブは辛いよ、との発言に理恵さんすかさず「佐藤さん(キタナイから)近寄らないでくださいね」とにべもない応答。そう言われた佐藤さん、これまた悪びれずもせず「女房はこの(僕の)ニオイに惚れたんだよ」ときっぱり。

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■ 「待ち」の定番 ■
<< 8R、発馬機内で馬が暴れて....。 >

 馬体検査の時間の間は、定番。ラルクアンシェルの「ステイ・アウェイ」がかかることに。「今回はフルコーラスでお届けいたしました」との師匠の解説がついた。

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■ 新潟のイメージ ■
<< かしましコミュニティ >

 米、酒などの食べ物がおいしい、という意見が多かった。TSSでも新潟に研修旅行に行ったのだが、そこで牧さんは大飲みをして、酔っぱらって真理子さんにチューをして大変なことになった、というエピソードが紹介された。牧さん、酔っぱらって寝てる時に、顔にお絵書きされたそうである。

 新潟出身のTSSの女性出演者はいないの?という意見には、全くいない。という答え(TSSホームページ参照)

 続いて、田中角栄という意見も多かった。長岡の駅にはどんな大雪でも埋まらない高さの角栄の銅像があり「よっしゃ」と立っている。というネタに対して、ルミ子ちゃんは「え?(「よっしゃ」って)しゃべるの?」という反応をし、「しゃべったらおもしろいけけどね〜」とは牧の返事。その牧さんは、夜中の番組で見たのだが、都内の神楽坂の一方通行の方向と時間は角栄さんの都合で決められたとのネタを提供。(たしかに、午前と午後では方向が違います。その間のお昼は歩行者専用になります)

 あとは、新しくなった新潟競馬場が楽しみという意見が多かった。
 新潟は5月で雪が残っていたのに暑かった。雪はいつ溶けるのだろう?という意見もあった。

 最後は、お決まりの「万代橋から古町」(新潟の繁華街)という意見があった。後ほどこのあたりに詳しい森下さんに聞いてみたところ、古町は新潟の歌舞伎町に相当するところではあるが、男女とも楽しめる町である。森下さんはここに定宿(「古町トレセン」と呼ばれている)があり、両側が飲み屋ですごく便利な場所であるとのこと。

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■ 今日は理恵様オンステージ ■
<< 反省クラブ >

 超有名リスナーT氏より。師匠がTシャツのプレゼントが夏ばかりかと思っていた。という発言に対して、冬場の東京開催の寒い時期に三浦氏にTシャツを着させて外に立たせる、というむごい企画をしたこともあったとの指摘。

 これまた女性の有名なリスナーW.C.さんは今日は浴衣を来てきたのだが、これは隅田川の花火大会に行く予定だったから。しかし一緒に行く予定であった友人(男性)が仕事が忙しくてドタキャンされてしまった。という意見に女性陣が猛反発。ルミ子ちゃん「許せない〜」、牧さん「理恵さんと私に(Wさんの)携帯電話貸してくれれば、二人で(その男性に)ガーッっと文句言っちゃう!」と大もめ。師匠が「まぁ、いいじゃない、仕事もあるんだし」という発言が火に油。そのうちなぜか矛先が師匠に。「俺がドタキャンしたわけじゃないって」と言うが、なかなか女性陣の不満が解消せず。

 理恵さんが武田鉄矢の物まねが上手、という意見。たしかに一日中理恵さんは武田鉄矢の物まねをしており、パドックを呼びかける牧さんも「鉄矢ぁ〜」と呼ぶ始末。これは、平成元年に隅田川の花火に近藤Dが行った時に、ゲストが武田鉄矢だったという話から、理恵さんは武田鉄矢の物まね上手なんだよ、と自分ではじめたのがはじまり。しまいには、「同じ九州の出身ですからね、鉄矢とは」と呼び捨てにする始末。「何すんだぁ〜」「なんばしょっとかぁ〜」「バカチンがぁ〜」とあの独特のイントネーションで連発。「バカチンはやめなさい」と師匠に止められるも、そのまま理恵さんは暴走気味。「それにしても、最近、ふっきれてるよね、坂本さんは」とは師匠の意見。「いつもは、おしとやかなんです」とは理恵さん本人の弁。
 
 ドラゴンズの試合を見に行くというリスナーに対して「せいぜい頑張って下さいな」的な師匠の態度、ちなみに師匠は大のジャイアンツファン。「さっきの浴衣の話題の時は納めよう納めようとしているのに、なんで野球になるとそんなに目くじら立てるの?」とは牧さん。

 今日の最後の自己紹介も「三遊亭五九楽と」「モカフロートおいしいの山川牧と」「モカフロートおいしいのパート2の諸井ルミ子と」「くぉらぁ〜(武田鉄矢風に)の坂本理恵でした」と、奇麗に理恵さんがまとめてくれました。

以上。

【8月27日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”

 「中山けいびゅじゅょうのみなさん、おはようございます」。今クール初登場の見栄晴は、舌の回らない状態であいさつを始め、須藤由美子に「”起きたばっかり”がバレバレ」と笑いものにされた。

 見栄晴はメンバーを見渡し、夏らしく日焼けした人がいないと述べた。坂本理恵が自分は日焼けしているとアピールしたところ、見栄晴はガングロになるほどでなければ日焼けしたとは言えない、と独自の基準を示した。なお、見栄晴はロケにより腕だけ日焼けしていることを打ち明けた。

 前日の夜、大鵬親方還暦パーティーに出席した見栄晴は、その後に佐々木健介(新日本プロレス)、貴闘力、井岡弘樹、中山秀征らと飲みに行った。見栄晴は競馬の話で盛り上がりたかったのだが、メンバー構成上、格闘技の話題になってしまい、不満が残ったようだ。坂本は、そのメンバーの中では見栄晴だけが弱いと指摘した。

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”鶴ちゃん”

 午前中のパドック解説は鶴谷義雄。前の週、鶴谷は小倉競馬場を視察し、良い競馬場であったと満足した模様。

 坂本から日焼けしていないことについての説明を求められた鶴谷は、普段夜しか行動しないのが理由であると伝えた。

 前日の鶴谷は、あまり酒を飲んでいない。これは競馬の予想があまり当たらなかったことに起因した。この日の午前中は波乱の結果が続いたため、坂本は「今日はあまり(飲んで)荒れないで下さい」と鶴谷に飲酒量の抑制を促した。鶴谷は翌日にゴルフを控え、坂本が心配するまでもなく自制することとなっていた。

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”良馬を迎える見栄晴”

 午前の競馬キャスターは原良馬。登場にあたり見栄晴は「土曜競馬中継でお馴染みの、当たらない原良馬さんです」と紹介した。

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”菜穂子と初対面の良馬”

 原は篠崎菜穂子を見ての印象を「かわいいね。毎週来たいくらい」と述べた。その口調には、TSSセクハラ軍団特有のムードが感じ取られた。

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”注目ジョッキー”

 競馬キャスターによる注目ジョッキーのコーナー。原が取りあげたのは後藤浩輝。コーナー終了時、須藤は「今日の原さんは後藤浩輝騎手に注目...」とまとめるべきところを、「原さんは後藤浩輝騎手に騎乗...」と誤った。原は「それでは重くて、後藤君がかわいそう」と、軽くツッコミを入れた。

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”良馬が行く”

 原に放馬気味に語らせるとの触れ込みのコーナー。見栄晴が参加し、一種のトークバトルが繰り広げられた。

 土曜日の夕刊フジに原と見栄晴が予想対決する企画が好評連載されている。対決というよりののしり合いだと言い切る見栄晴は、人生の先輩は概して経験でものを語るばかりで、柔軟性に欠ける、と原を痛烈に批判した。一方の原は、素人を相手にする以上は持ち上げざるを得ず、気を遣っているのだと対抗した。

 この紙上対決は、金曜の朝に見栄晴が原に電話を入れ、そのやりとりを原が整理して紙面に載せる、との要領で運営されている。見栄晴が原家に電話をすると、原の妻が「もしもし、原でございます。いつもうちの主人がお世話になっております」と応対する。見栄晴は「主人がお世話になっている」との言葉を盾に、「奥さんはわかっている!」と述べ、”見栄晴が原の世話を焼いている”関係を第三者は理解しているのだと主張した。

 須藤は原と見栄晴による子供のじゃれ合いが終わったところで、「二人とも放馬したようです」と論評し、コーナーを締めくくった。

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”須田ナインティナイン鷹雄と水上スタディ・マナピーの、今日の推奨馬”

本年後半、8月26日までの回収率
須田鷹雄  単勝 75.0%  複勝 168.3%
水上学    単勝 16.7%   複勝 76.7%

○この日の推奨馬と成績
須田  6R   スーパールーブル  →  3着 (複勝:230円)
   12R   スーパードラゴン  →  2着 (複勝:230円)
水上  6R   ソルトリム     → 12着
   10R   ジンギスカンシチー →  4着
  小10R   キングシアトル   →  7着

 水上の推奨馬を紹介した篠崎は、10レースを「メインレース、水戸特別」とアナウンスし、水戸特別を新潟記念よりも上位に格付けした。

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”洋楽紹介は苦手か?”

 BANANARAMAの曲を紹介する須藤は、このアーティスト名について「早口言葉のようで、ちゃんと言えるかな?」と不安を口にしたが、この発言には「いや、大丈夫。ちゃんと言えるよ」との含みも感じられた。しかし須藤の発音は「バナナナラマ」となり、やはりちゃんと言えなかった。

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”良馬の願い”

 特別レース展望のコーナーにおいては、見栄晴は比較的丁重な態度で原との予想トークを進めた。途中、原は、金曜日の電話でもこれだけ優しくしてほしい、と切実な思いを語り、原のことを「もうろくしている」などと平気でいう見栄晴の、電話での罵詈雑言の凄まじさをほのめかした。

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”弟からの恩恵なし”

 午後のパドック解説は柴崎幸夫。坂本は「ユッキー、こんにちは」と、いつの間にか柴崎とフランクな人間関係を築いていた。

 夏の間、一度福島に行ったきりで、それ以外はずっと美浦にいた柴崎。弟の管理馬が4日目に18万馬券の片棒を担いだが、柴崎はこれを取り損なうなど、何も良いことはなかったようだ。

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”菜穂子の教えてあ・げ・る”

 ペコちゃんに似ていると言われている篠崎は、親子二代のペコちゃん似だという。その篠崎は、高校の非常勤講師として数学の教鞭を執っていた。その経験を活かし、競馬と数学の面白関係を探るコーナーが、標記のタイトルをもって創設された。「あ・げ・る」の部分にはエコーがかけられ、篠崎は大いに照れていた。

 この日の内容は、確率に関するもの。オッズが異なる買い目が3通りある場合を想定し、どのような買い方をすれば平均的に期待できる収入を高くできるか、というもの。ケースとして取りあげたのは二つ。一つは、どの買い目が来ても配当が同額となるように重みづけをして購入するというもの。もう一つは3通りを同じ額だけ買う、というもの。この両者の期待値を計算すると、後者が得だというのが篠崎の説だ。

[解説:確率に興味のない人は読み飛ばして下さい]
篠崎の計算は、どの買い目も来る確率が等しいとの前提に立っている。すなわち、ここでいう期待値は(倍率)×(来る確率)×(購入金額)の合計値で求められるが、篠崎説は(来る確率)を一定として扱うもの。しかし実際は、(倍率)には(来る確率)の逆数が織り込まれていると見て、(倍率)×(来る確率)を一定値と考えるのが自然だ。この場合には期待値はどちらのケースも変わらない。ただし、現実の競馬においては(来る確率)が未知であり、(倍率)×(来る確率)が一定でないところがミソだ。オッズは異なるが、自分が思う”来る確率”は同等だという状況においては、篠崎の説える均等購入は有効だ。
結論:どのような買い方が妥当なのかは、やってみなけりゃわからない。

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”かしましコミュニティ”

 テーマは”2000年夏の総決算”

 隅田川の花火大会が前夜に行われたが、山川牧が見に行ったとの情報を坂本がリークした。ただし、「誰と行ったことやら」とするだけで、核心に触れることはなかった。

 自分の通うスポーツジムには2000g痩せたら米を与えられる、との制度があり、ゴールまであと500gだという意見。須藤は、目標を達成したら米を分けて欲しいとリスナーに語った。米を欲しいの発言について、須藤が生活苦に喘いでいると見る向きはなく、単に何でも欲しがる性格の表れだとする見方が支配的だ。

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”帰ってきた森下三郎アワー”

 以前、一度だけ放送された森下三郎アワーが帰ってきた。今回の内容は、スパードリームリレーと題しての、外国産馬による”チームインターナショナル”と内国産馬による”チームジャパン”のリレー対決。第1区間は1800mをタイキシャトル(H10マイルチャンピオンシップ時)とトウカイテイオー(H4天皇賞秋時)が争い、第2区間は1600mでアグネスワールド(H11安田記念)とオグリキャップ(H2安田記念時)、第3区間が2400mでエルコンドルパサー(H10ジャパンカップ時)とサイレンススズカ(H10宝塚記念時)、アンカーが1200mでグラスワンダー(H11京王杯スプリングカップ時)とナリタブライアン(H8高松宮杯時)。ラップタイムを用いて独自の計算から走破タイムを求めたところ、チームジャパンの勝利となった。なお、森下三郎→須藤→見栄晴→森下の順にリレーして架空実況が行われた。

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”反省クラブ”

 反省クラブのタイトルコールで、篠崎は「TSSリスナーズ」の次に間を入れず、一気に読み切ってしまったため、坂本と須藤が声を合わせることができず、やり直しとなった。

 2度目の出演となる篠崎も、いくらか番組に慣れてきたようだ。見栄晴は篠崎に「師匠(三遊亭五九楽)と全然違うでしょ、タイプが」と尋ねた。篠崎は躊躇せず「全然違ったぁ」と返答した。坂本が「助けてくれなかったでしょう?」と間に入ると、「そおなの」と坂本に同情を求めた。坂本は「来週、下(キャスターマイルド担当)なんだけど。ちゃんとフォローしてよ。叫ぶから」と、強い口調で見栄晴にサポートを求めた。見栄晴は「(篠崎と)ほとんど会話してないですね」と振り返った。篠崎は「だって、(見栄晴が)ほとんどいないんだもん」と口をとがらせた。

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”芸能人としての認知度”

 見栄晴が、タクシーにまつわるエピソードを披露。

 ある運転手は見栄晴の顔をじっと見ながら、「三浦友和さんでしょ?」と問いかけ、見栄晴がキョトンとしていたところ「あ、すいません三波豊和さん」と言い直された。見栄晴はどうでもよくなり「はい」と答えた。運転手は「お父さん(三波春夫)によろしく」と見栄晴を送った。

 坂本は三波豊和の名前が出たところで、「似てるー!」と一人でウケていた。篠崎と須藤は無反応で、ここにジェネレーションキャップが現れた。

 前日、NHKまでタクシーに乗った見栄晴は、運転手に「あなた、一応芸能人ですね」と言われ腹を立てた。1メーターで乗った際は1000円で釣りをもらわずに下車する見栄晴は、この時はしっかりと釣りをもらった。

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”後藤真希事件”
   
 昨年のボジョレーヌーボーの解禁日、ベンチに座り、夕刊フジの仕事で原と電話をしていた見栄晴は「あっ、元気ぃ?」と一人の女性に呼びかけられた。その女性がモーニング娘。に入った後藤真希だと知らない見栄晴は、電話が終わるまで後藤を待たせていた。誰だかわからないがキャバクラの姉ちゃんだろう、と思った見栄晴は、電話が終わって「元気だった」と返事した。後藤が「またコンサートは来るんですよね」と問いかけると、見栄晴は「キャバクラの姉ちゃんとコンサートに行ったかよ」と必死に記憶を辿ったが、心当たりはない。「コンサート、行ったっけ?」と見栄晴が言うと、「とぼけちゃってぇ」と返した後藤。

 以下、「誰のコンサート?」(見栄晴)、「モー娘の」(後藤)、「え、一緒に見に行った?」(見栄晴)、「見に行ってないですよ」(後藤)、「え、ちょっと待って。飲み屋の子じゃないんだぁ」(見栄晴)、「はい」(後藤)、「え、ちょっと待って。ってことは、タレントさん?」(見栄晴)、「はい」(後藤)、「え、じゃあ、モー娘の子?」(見栄晴)、「はい。じゃ、もう結構ですさようなら」(後藤)とのコミュニケーションが続いた。

 仕事が終わって帰ろうとした後藤に「見栄晴って知ってる?」と聞いた見栄晴は、「知りません」という返事でしっぺ返しを食らった。

 コンサートスタッフに、見栄晴に似た人物がいて、後藤が勘違いをしたというのが真相であった。

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以上
記者による次回発行は9月3日(日)分の予定。
【9月2日】レポーター:てつじん
■ 今日のダイジェスト ■

・馬のアルバム    :ヒガシマジョルカ
・かしましコミュニティ:秋を感じる時
・森下三郎舌好調
・反省クラブ     :牧さん質問攻め

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■ 今日の結果はさみしぃなぁ....。 ■
<< 構成作家の今日の推奨馬 >

- 回収率 -
須田氏:単勝64.3% 複勝177.1%
水上氏:単勝13.9% 複勝 63.9%

- 推奨馬 -

須田氏
 10R 1番クラフティゴールド→ 8着
札11R13番タマモストロング →10着

水上氏
  9R 8番カルチェラタン  →16着
 10R 2番オルテンシア   →13着
札11R 4番シンコウスプレンダ→★1着 単560 複180

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■ ヒガシマジョルカ ■
<< 馬のアルバム:牧さん >

 波乱になったレースは記憶に残りやすいもの。函館記念は荒れるレースとしてここ6年はすべて馬連は万馬券。馬連が最初に導入されはのは函館競馬場、そこで一番最初に馬連の万馬券を演出したのが重ヒガシマジョルカである。「夏は格より調子」の代表的なパターン。900万から一気に重賞制覇した馬でもある。

 番外編:スーパーDのつぶやき

 リスナーの投稿としてワコーチカコの思い出メッセージが読まれたのだが、それを読みあげる牧さんの後ろで、スーパーDが「前島もチカコなんだぜ〜」と発言。牧さんはこの意味の無い発言にひっかかり、ちょっとふきだし気味に。

注)前島さん=ターフ3択クエスチョンの時に、アシスタントで出てくる女性の方。男性は三浦パドックD。

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■ 森下三郎舌好調! ■
<< 午後の競馬解説者:東京中日スポーツ・森下三郎さん >

 午前中の解説は西島さんだが、この方はあまり野球に興味が無い。昨日巨人にマジックが点灯して嬉しくてしょうがない五九楽師匠は、その嬉しさを共有できなかった。そこでこの思いを午後の森下さんにぶつけてみることに。森下さんの反応はバツグンで、かなりの巨人ファンの模様。本人曰く「もう出世はあきらめてます(という程巨人が好き)」(森下さんの職場を考えれば、この発言がわかるでしょう)。ということですっかり意気投合した二人は、しばしの巨人談義を楽しんだ。

 かしましコミュニティで、阪神の順位決定(5位か6位か)で秋を感じる、というコメントに対して、関西ではどんな順位でも阪神が新聞のトップを飾るし、もはや挨拶がわりに阪神の話をすると牧さん。そして「森下さんは関西人だからわかりますよねぇ」と同意を求めると、「僕は阪神も南海も嫌いでした。だいたい南海なんて”1回乗っても南海(何回)電車”なんて言ってねぇ」とブラックジョークまで繰り出し、先程の巨人ファンぶりの証拠となる発言をした。

 また、今日の新馬戦の解説で「ハクバノテンシ(白馬の天使)」という馬が勝った時のコメントが秀逸。このコーナーでは、その新馬勝ちした馬をA〜Cランクで評価するのだが、森下さんの判断はBランク。ただし条件がついた。「ハク”イ”ノテンシ(白衣の天使)だったらAランク!」と、とてつもないオヤジギャグを炸裂させた。しかし師匠もこれに同意。

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■ 秋を感じる時 ■
<< かしましコミュニティ >

 某常連リスナーが衣替えで秋を感じる「おいしい天ぷらとかけて、10月1日ととく。そのこころは”衣替え”」と言う意見に、ルミ子ちゃん「寒い意見でした」と批評。ここで、メンバー達は「衣がえぇ」という本当の意味に気がつかなかった。師匠からのつっこみとほぼ同時に気がつき、あぁ〜なるほど、と感心。

 小島屋のミルクコーヒーがコールドからホットに切り替わる時に気がつく、というこれも常連さんの意見に。「へぇ、変わるんだぁ」とルミ子ちゃん。「知らないのぉ〜?」と牧さん。この二人、先々週は小島屋ミルクコーヒーバトルを起こしてたのだが、今日もカマボコで論争を繰り広げたとのこと。これは反省クラブへのネタふりになる。

 「今は、もう秋〜、誰もいない海」と歌って秋を感じる、という意見で、ルミ子ちゃんが歌わされることに。「今は、もう秋〜♪」とここまで歌って「あとわかんないです」となり、これって誰の歌?という質問が出ることに。後ろでスーパーDが「トワエモア」だよと教えると「それって外国の人なんだ」と納得しかけるが、牧さんが「トワエモアは日本のユニットだよ」とフォロー。

 トンボで秋を感じる、という意見で「赤が一番似合うのは、とんぼでしょ。ね、ルミちゃん」というコメントが。(今日は赤い服を来てきたルミ子ちゃん)「着るなってことかい!」と逆ギレ。「暑くなったら秋でしょ、あたりまえじゃん」とルミ子ちゃんが意味不明な事を。すぐ牧さんは気がつき「暑く”なくなったら”秋でしょ?」とこれもまたフォロー。

 ガン黒の女子高生やギャルの腕がまだら模様になり、白・黄・赤系の色の服が、緑・茶・黒系の色に変化するのを見る時、秋を感じるという意見。ちなみにこのリスナーは60歳とのこと。

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■ 今日は牧さん質問攻め ■
<< 反省クラブ >

 反省クラブ前に、徹夜出来るかどうか?という話題で牧さんと師匠がもりあがっていたのだが、そのままの話題で反省クラブになだれこむことに。もうすぐ40歳になる自分には徹夜はツライんだからという師匠に「師匠が40ってのが嘘っぽい」と牧さん。

 横山典騎手が騎乗停止明けすぐに重賞制覇という事で「騎乗停止中はススキノで飲んでるから、そんなに気にして落ち込むタイプではないはずだ」ということに。牧さんは「そんな事はしてないと思うなぁ」との意見だったのだが、新聞の記事(横典に飲み屋で騎乗停止中にあったという記事)をつけてこれにリスナーが反論。「仕事のできる奴は、遊ぶ時もしっかり遊ぶんですよ、ね、牧さん」と投稿をしめくくった。私はそんなに遊んでませんよ、という牧さんに、師匠が反応。「牧ちゃんは遊びは徹底的に遊ぶよね、見ていると気持ちいいぐらい遊ぶ」と感心。「(その心意気を)吸収したい」とルミ子ちゃん「いや、俺は吸収したくない」と師匠。「一人っ子だから、みんなと遊びたいの」とは牧さんの弁。

 そんな牧さんに「なんでいつもしゃべりおわると、右手を挙げるのでしょうか?なにかのクセなんですか?」という質問。牧さん「それは、ラジオではあたりまえのことで、キュー出しの仕草で、音声さんや、ディレクターがジングルを出しやすいようにやっているの」と回答。(たしかに、牧さんがやると全く違和感がなく、キューを出しているのが様になっている)みんながあんまりに色々それについて言うので、「変だったり、役にたたないならやめる〜」とすね始めた牧さんに、今度はうってかわってみんなでフォロー。しかし、その中でその仕草を思い出して笑い転げていたルミ子ちゃんだけは「あとで、裏(おいで)」と教育的指導の予告。

 名花子ちゃんを誉める意見が続出。その意見の読み初めに名花子ちゃん、水海道を「北海道の....」と読み違え、ルミ子ちゃん大爆笑。せっかく誉める意見を自分でちょっと落としてしまった名花子ちゃんなのであった。

 森下さんは看護婦フェチだったのか、という意見。(白衣の天使事件から)師匠はそれに対して「男ってのは、看護婦とかセーラー服にあこがれるんだよ、女の子がいがぐり頭をなでたくなる、かりあげ部分をさわってみたくなるっていうのとかと同じだよ」とわけのわからん論を展開。それに妙に納得していたルミ子ちゃんでした。

 かしましとかの会話を聞いていると、大人げないケンカとかをしていているので、もっと大人の会話を希望、という意見に今日のお昼の「カマボコ事件」を牧さんとルミ子ちゃんが公開。この二人、今日はお昼に暖かいうどんと冷たいうどんを別々に頼んで分け合って食べていたのだが、冷たいうどんにはカマボコが1つ、暖かいうどんには2つ入っていて、これをどう分けるかでケンカしてたということであった。食べ物がからむとこの二人はどうももめるようである。

以上。

【9月3日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”

 キャスターマイルドを務めるのは坂本理恵。「今日は下で活躍しようと思っていますので、みなさんのフォローをお願いします」と全面的なバックアップを要請した坂本だが、オープニングからいつもと変わらぬテンションで、スムーズなスタートを切った。

 前日は練馬で38℃を超える異常な暑さに見舞われた関東地方。坂本はゴルフを楽しんだ一日であったが、あまりの暑さのため、頭から冷水を浴びながらプレーしていた。

 見栄晴はこの暑さの中、馬券が外れて心が寒いというファンがかなりいるだろうと推察したが、これは本人の心境を表した発言と見られる。見栄晴は体調と懐具合に気を付けて楽しんで下さいとしてオープニングトークを終えた。

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”ターフ3択クエスチョン:朝の出題”

 出題が終わり、クイズへの応募方法を説明する最中、エントリーボックスにカメラが向けられたところに、一人の女性が丁度エントリーカードを取りに来た。見栄晴はその女性に向かって、カードをボックスに入れる仕草をするよう求め、女性は呆気にとられながらも言われるがままに従った。見栄晴は「仕込んだ甲斐がありました」と述べたが、坂本と須藤由美子は仕込み説を打ち消した。

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”東信二登場”

 午前の競馬キャスターは東信二。番組では初めての共演となる坂本は「東さんとご一緒できて光栄です」と媚びを売った。東は「そうですかぁ?」と鈍い反応ながら照れた。番組の打ち上げでは顔を会わせたことのあった二人であり、坂本は東について、歌が上手く、マイクをなかなか離さない人物であることを明らかにした。

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”須田ナインティナイン鷹雄と水上スタディ学の、今日の推奨馬”

本年後半、9月2日までの回収率
須田鷹雄  単勝 56.3%  複勝 155.0%
水上学    単勝 38.6%   複勝 63.3%

 回収率が低迷している水上は、今開催は素人が当たる開催であり、プロには当たらないのだとする苦しいコメントを発表させた。坂本は「タカビーなことを言ってます」と、水上の言い逃れを一蹴した。

○この日の推奨馬と成績
須田 10R   ハッピーマキシマム →  3着 (複勝:280円)
  小倉3歳   トウジンルノワール →  9着
  札11R   フサイチソニック  →  1着 (単勝:220円、複勝:130円)
水上 小9R   ダンディラッシュ  →  3着 (複勝:120円)
   10R   ハッピーマキシマム →  3着 (複勝:280円)
  小倉3歳   メジロオーモンド  → 14着

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”パドックに牛”

 3レースのパドック中継で、鶴谷義雄と各馬の出来について討論していた松田珠実は、途中おそらく「人気薄」と言おうとしたところを誤って「人気牛」という言葉を発してしまった。その後約10秒の間、松田の声は、こみ上げる笑いのせいで震えていた。

 馬体が緩い馬や、動きが極端に重い馬のことを牛のようだと形容することはあるが、そのような馬がレースで人気を集めるはずもないだけに、競馬放送史において「人気牛」との言葉が電波に乗ったのは初めてのことと思われる。

[人気牛ミニ情報]
種雄牛界では、現在「第7安福」号が大ブレーク中らしい。(参考HP: http://liaj.or.jp/kumamoto/ )

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”時間つなぎ”

 この日はドリームホーセズ2000の名馬100頭が随時発表された。3レース前にも紹介のコーナーがあったが、いくらか早く終わってしまい、レース発想までに時間が余った。ここで坂本は「ちょっと時間があるよ、由美ちゃん!」と鋭い視線を須藤に送った。須藤は「こわーい。『繋げ!』ってこと?」と事情を飲み込んだ。

 須藤は、この時点までに発表した馬の中に好きな馬がいたか、との話題にもっていった。坂本の好きだったジェニュインに始まり、山川牧が応援していたヒシアマゾンにまで話が及んだ。坂本は皆が山川をヒシアマゾンみたいな人だと言っていることを伝えた。須藤は「え?(ヒシアマゾンの資料には)気品溢れる強さって書いてありますよ」と、納得できないようであった。これは「気品溢れる」との言葉に強い引っかかりを覚えたからだと考えられる。

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”9の法則”

 出目に規則性を見いだすことに熱意をかける松田が、この日は俄然色めき立った。1レースから3レースまでの勝馬が全て9番。これに気付いた松田は4レースのパドックで鶴谷が9番を推奨したところガッツポーズを取り、まとめの段階では「チェリー珠も絶対おすすめ!」と強力にプッシュした。松田の願いは通じ、4レースも9番が1着。松田は「やはり、という感じ」と有頂天だ。

 しかし5レースには難問が待ちかまえていた。障害戦が5頭立てで行われたのだ。これでは9番が勝てるはずもなく、松田が途方に暮れていたところ、鶴谷から、枠の4−5なら足せば9だ、との助言が入り、松田は「鶴ちゃん、ナイス!」と九死に一生を得たかのような叫びを挙げた。果たして、レースの方は枠番4−5で決着した。

 その後も6レースで3着、7レースで1着となった9番だったが、8レースで着外となり、9の法則は途切れた。

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”サクラスターオー”

 100頭の名馬にサクラスターオーが集めた票は65位。東は「ベスト10に入ってると思ったんだけどなあ」と合点がいかない。

 3択クエスチョンの選択しに掲げられたシンボリルドルフは発音しにくい馬名だが、東、坂本、須藤の3名ともこの馬名を口にしたものの、雁首揃えて噛んでしまった。

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”かしましコミュニティ”

 この日のテーマは”やり残した宿題”

 冒頭、坂本は「珠ちゃーん」と松田を呼びだし、「参加してね」と声をかけた。松田が「いつも参加してるよー」と答えると、坂本は「私は知らん顔してることが多いです」と恐縮。「私もでーす」という松田によると、この時間帯には手洗いに行きたくなるとのことであり、これには坂本も同意見であった。

 キャスターマイルドとしての坂本の様子について、松田は「全然平気そう」との印象を語り、「さすが、お嬢、って感じ」と持ち上げた。坂本は「とんでもございません、珠さまー」と謙遜した。松田は「様づけはやめて!」と、坂本に担がれることに抵抗した。

 彼女ができない、との意見が多く、意見の一つに、菊花賞当日、馬券が外れたためマクドナルドで彼女の誕生祝いをしたところ逃げられてしまった、というものがあった。「マクドナルドでは、フルコースといっても、ちょっとねぇ」と松田は述べ、坂本は「それではさすがの珠さんでも怒るわよ」と共感した。しかし須藤は「私はマックのフルコースっていいけどなぁ」と語り、安上がりな嗜好を持つことを露呈した。リスナーが抱く一般的なイメージに基づき、TSSの出演者を満足させるのに必要とするコストを見積もれば、坂本がダントツの最高値を誇るのに対し、須藤は諸井ルミ子と底辺で争う。それだけに、坂本と須藤の生きざまの対比には今後も関心が持たれよう。

 この年(何歳なのかは不明)まで独身でいるけど、まあいいか、との意見。男は何歳になっても結婚できて羨ましいと女性3人の意見は一致。「男は30歳からだ」と言えることについて、須藤は「ずるいよね」とコメントした。ここで坂本が「私とか珠ちゃんはねぇ」と呟き、自分たちが下降線を辿っていることを自覚する発言をしたため、松田は「何で私なの?」と巻き込まれたことへの不快感を示した。

 ドラクエ7を早く解きたい、との意見。松田はドラクエ6までは経験済みとのこと。これに驚いたのは坂本。坂本はドラクエはすぐ負けてしまうので(おそらく初期の段階で)やめたという。松田は坂本について忍耐力がなさそうだと語り、坂本は素直にこれを認めた。

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”TSSドリームトーク2000”

 懐かしのターフドリーマーズがTSSに帰ってきた。見栄晴が3人を迎えるにあたり、わざわざ化粧直しに行ったとの情報が伝えられた。また、「打ち上げに誘っておいでよ」とチーフディレクターが見栄晴に囁いたとの、水面下の動きも明らかにされた。須藤は「私たちのことはどうでもいいみたい」と、自分たちがないがしろにされたことに対する坂本の反応を伺った。坂本は何かしら意を決したように、低めの声で「わかった」と吐き捨てた。

 ターフドリーマーズは今後のキャンペーンについての説明を行った。詳しくは関連するHP等をご覧下さい。

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”パドックアナが2人いて混乱”

 8レースが終了し、9レースのパドック中継の時間となった。パドックアナを呼び出す役を担った須藤は「理恵さーん」と呼びかけ、すぐ間違いに気付いて「珠さーん」と呼び直した。松田の「はい!」と応答するまでの”間”は、通常よりもコンマ数秒ほど長く、そこにはツッコミを入れたくてもグリーンチャンネルモードのために入れられない、松田のもどかしさが反映されていた。

 11レースのパドック中継に移る際、またも須藤は「理恵さーん」と呼びかけてしまった。ここで坂本が「はーい」と答え、直後に「珠ちゃーん!」と松田に呼びかけ、リレーによる軌道修正を成し遂げた。

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”反省クラブ”

 坂本について、周囲は落ち着いていると評価したが、坂本自身は実は緊張していたのであり、言いたいことの半分も言えなかったのだと主張した。見栄晴は「今回は由美子が頼もしく見えた」とフォロー者をねぎらったが、須藤は「だって、見栄晴さんが来ないんだもん」と、台本に書かれた出番の通りにしか放送席に着かない見栄晴への不満を漏らした。見栄晴は「それが分業」と、ドライな職業意識を示した。ただ、メインレース後には出番でないのに見栄晴は登場した。しかしこれは前向きなものではなく、裏でテレビを見ていると当たらないことから、ゲン直しに来ただけであった。

 リスナーからは、坂本をほめる意見が相次いだ。松田は、自分の時には1通しか持ち上げる意見がなかったと、不服を訴えた。しかし毎週エントリーカードを持ち帰る須藤が、実は読まれなかった意見の中に賛辞が多かったことを明らかにした。この結果、それらの意見を採用しなかったスタッフがやり玉にあげられた。
 
 見栄晴は、今日は早く帰りましょう、と番組を少々早めに切り上げようとした。このため、坂本を中心とする女性陣から「この後何があるの?」、「そんなに急ぐなんて珍しー」、「いつも私たちを誘うのにー」、「寂しがりやのくせにー」と次々に詮索が入れられた。見栄晴は、前日西船で飲んだ後に、本八幡のキャバクラへ行ってお金を使ってしまったのだと語った。坂本が「なんてことをやってるんでしょうね」と呆れていたところ、見栄晴の口から「南さんと(一緒に)」との思いがけない発言が飛び出した。

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以上
記者による次回発行は9月9日(土)分の予定。

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