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■ TSS REPORT ■
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■TSSレポート:2000年第4回東京競馬
【6月18日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”

 この日の競馬場は本場馬入場の行進曲やファンファーレが一切放送されることなく、TSSでもインストゥルメンタルやクラシックなど、静かな曲で編成された一日となった。「先日、皇太后陛下が、ご逝去されました」との、三遊亭五九楽の挨拶で始まったこの日のTSS。天皇賞の施行など、皇室との関係も深いJRAだけに、前日の開催中止について深い理解を下さい、と三遊亭はリスナーに了解を求めた。

 通常は福島開催が行われる時期だが、新潟競馬場の改装のため、東京開催が続いて行われる。須藤由美子は「本当は夏休みだったんですけどね、私たち」と述べたが、必ずしも不満そうな口調ではない。この開催でラジオたんぱ賞、七夕賞といった福島の名物レースが東京で見られるし、宝塚記念をリスナーと共に楽しめるのが嬉しいという三遊亭。さらに、「ステイゴールドが勝つのを見られると思うと...」と触れると、須藤は「やったー!」と喜びの声を挙げた。気の早い須藤の反応に、三遊亭は「私がそういうふうに思っているだけであって...」と、過剰反応に注意を促した。

 鶴田真理子は、競馬場でレースを見たい関東の競馬ファンにとっては、福島に行かなくてもよいので、お得ではないか、との考えを示した。その一方、新潟開催が行われないため、西島大和らが例年の夏のように釣りを楽しむこともできないと、三遊亭は気遣いも見せた。

 西では阪神開催がスタートし、関西TSSとのクロストークも復活する。坂本理恵も、これが楽しみにだという。関西人だけに会話にオチがある、という見解で全員の意見が一致した。須藤は「師匠も頑張って下さい」と、三遊亭を激励した。

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”静かな音楽”

 自粛ムードの下、3択クエスチョン出題(館内連動放送なし)までのひとときに流された曲もクラシック音楽。曲が終わり、異様な雰囲気の中、三遊亭は久しぶりにクラシックを聴いた気がする、と静かに語った。クラシックについては小学校の時に聴かされた気がする、と遠い昔を振り返らなければならなかった。ビバルディの「四季」について、須藤は「木琴を叩いていたかもしれない」と、記憶を辿ったが、三遊亭はクラシックに木琴はないだろう、と疑いを抱いた。須藤が「ピアニカだったかな」と懸命に記憶をたぐり寄せる間に、鶴田は「私、楽器は得意でした!」と力強く発言した。三遊亭はこれを聞き、「楽器”は”」と強調した。鶴田は慌てて「楽器も」と訂正した。

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”午前中のパドック”

 1レースのパドック中継の時間になり、三遊亭はパドックブースの坂本理恵を呼んだ。坂本は「ふぁい」と間の抜けた返事をした。

 午前中のパドック解説は今田禎嘉。父の日にあたり、子供から「何かしてあげようか」とありがたい声をかけられた今田は、駅まで車で送るように頼んだのだが、免許を取り立てで運転に自信のない子息は、これを拒否した。もう一人の、下の子は父の日に構うことなく寝ていたとのこと。

 この日のメインレースはパラダイスステークス。坂本は今田にとってのパラダイスがどこなのかを尋ねた。今田は臆することなく、「家庭」と回答。坂本は「さすがですね」と応じたが、今田の言葉を100%真に受けていないようにも感じられた。

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”須田ワンハンドレッド鷹雄さまと水上スタディ・マナピーの、今日の推奨馬”

本年6月11日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 55.2%  複勝 82.0%
水上学    単勝 80.1%   複勝 83.7%

第3回東京競馬だけの回収率
須田  単勝 44.7%  複勝 68.4%
水上  単勝 40.8%   複勝 65.0%

 これらの成績について、鶴田は「伝えたくない」との感想を漏らした。須藤は「数字を出すのが辛い」と胸の内を明かした。鶴田は逆に、「半プロ」の当たらない予想を聞いて、この人達でさえ当たらないのだから仕方ない、と思ってもらえるのであれば、それでいいのではないか、との考えを表した。鶴田の言葉を踏まえ、須藤は「生きる気力を持っていただきたい」とリスナーを励ました。

○この日の推奨馬と成績
須田 10R   ミリオンショー   →  4着
 プロキオンS  エイシンサンルイス →  2着 (複勝:110円)
水上  3R   ナイキアイビス   →  1着 (単勝:150円、複勝110円)
    5R   マチカネイアイヌキ → 11着
    9R   マチカネラン    →  1着 (単勝:140円、複勝:120円)

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”特別仕様?”

 この日用意されたエントリーカードは、いつものピンク色ではなくアイボリー色のものであった。これは華美な演出を抑制したことによるものと考えられるが、細部にまで気を配ったスタッフの苦労もしのばれる。

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”歴代オリジナルTシャツ”

 3択クエスチョンの賞品はTSSオリジナルTシャツ。これまでに、いくつかのオリジナルTシャツが登場したが、それらを勢揃いさせて見てみたい、と須藤は語った。さらに、TSS博物館でも造って展示しようかという非現実的な意見が出る中、三遊亭は競馬博物館に無理矢理飾るかと、ほんの少しだけ現実的な提案を示した。その後、リスナーから競馬博物館の2階に、実際にTSSオリジナルTシャツが飾られているとの情報が寄せられた。

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”特別出演の構え”

 代替競馬が行われる6月19日、鶴田は非番であるが、歌でも歌いに来ようかと大見得を切った。冗談とはいえ、これだけは阻止しなければならないと考えた須藤は、「お金をくれたら歌わせてあげる」と、懸命に防護線を張った。

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”かしましコミュニティ”

 この日のテーマは「私の2000年上半期総決算」と題し、100点満点で何点だったかを示した上で、その理由を述べるというもの。

 まず出演者の点数から。坂本は30点くらいとの回答。仕事もプライベートも、まだやり残したことが多い、というのがその理由。鶴田は「どうかな、60点くらいかな」という回答であり、その根拠は明らかにしなかった。須藤は「あっという間の半年でしたね」とまとめただけで、自己の点数については触れずじまいであった。

 自分の点数を10点だとしたリスナーが、鶴田の歌と同じだとの意見を提出。鶴田は反発し、カラオケで100点を叩き出したことを自慢した。須藤は「ウソだぁ」と一切信用せず、「1000点満点だったんじゃないの?」と追求した。鶴田は「そんなの(1000点満点なんて)ないよ!」と反論。口振りからすると、ほぼ事実と見られる。これまでの汚名を返上したい鶴田は「(100点が)出たの!」と懸命にアピールに努めた。ディズニーランドのパスポートチケットを手にしたという鶴田に対し、坂本は「壊れてなかった?」とあくまで懐疑的であった。鶴田は「大丈夫だよう!失礼ね!」とふてくされた。

 なお、鶴田の歌を10点だとしたリスナーは、これが10点満点のものだとのフォローをしっかり加えていた。

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”TSSアワード:MVH、ベストレース”

[ベストドラマチックホース]
 最も感想を与えた馬に贈られる賞。ノミネートはステイゴールドとアグネスフライトの2頭。まず森下三郎が、過去ステイゴールドに対して、未勝利馬と走っても2,3着だと発言していたことに対して陳謝した。どちらを選ぶのか、大いに迷った出演者たちであった。河内が涙ぐんでお立ち台に上るのを初めて見たという森下であったが、翌日のジョッキー部門で河内が受賞するチャンスが大きいことから、ステイゴールドに賞を贈ることを承諾した。三遊亭は、これまでの敗退が、ここにたどり着くまでの前振りではなかったか、との意見を展開した。

[ベストインパクトホース]
 衝撃を与えた馬に贈られる賞。キクカグロリアス(ダービーデーの最終レースで単勝万馬券、馬連10万馬券)、レヴューバンダム・マチカネムラムスメ・パズルボックスのトリオ(初のワイド全とおり万馬券)、フェアリーキングプローン、ゴーカイがノミネート。香港のレベルの高さを示したフェアリーキングプローンが受賞した。なお、馬連10万馬券を的中させた記者がいることについて、森下は「変態記者としか思えない」と斬り捨てた。

[ベストネクストステージ]
 秋競馬に夢をつなげた馬に贈られる賞。ベビーグランド(未勝利戦をデビュー勝ち、最終日に500万条件も突破)、エリモブライアン(駒草賞)、ロイスジュニア(ロベリア賞)、アメリカンボス(エプソムカップ)がノミネート。見栄晴がアメリカンボスについて、秋の天皇賞最大の惑星と評価したことについて、森下は関係者が迷惑がって眉をひそめていると述べた。森下が推奨したのはベビーグランド。秋山調教師が「この秋は大きなところを取る」と宣言したとのこと。森下は「これはちょっとした物」と評価している。「大きなところ」が900万特別ではないだろうと信じつつ、結果、同馬が受賞した。

[特別賞]
”5月27日の開催日”が受賞。192頭の出走となったこの日は、1日の出走投数のレコードとなった。また、ホッカイルソーとランニングゲイルにも労をねぎらって賞が贈られた。

[リスナーの投票によるMVH]
 1位アグネスフライト、2位ステイゴールド、3位フェアリーキングプローン。

[リスナーの投票によるベストレース]
 1位日本ダービー、2位目黒記念、3位安田記念。

 この先のダービーはおじさんジョッキーを狙うべき、との意見を森下が示した。その候補として挙がったのは、的場、柴田善臣、蛯名。須藤は蛯名がおじさんなのか、と不可解に思ったが、森下は「30歳を過ぎて子供を持っていたらおじさんですよ」と言い切った。鶴田は夫婦二人だけで暮らす三遊亭に対し「師匠、(おじさんでなくて)よかったね」との言葉を投げかけた。しかし三遊亭は「40を超えたらおじさんだろう?」と問いかけた。鶴田は40歳が間近に迫る三遊亭に対し「うん!」と嬉しそうに答えた。これを受け、森下は「じゃ、僕は初老ですね」と自己申告しながら「髪は黒々としてきたでしょう」とアピールした。三遊亭は森下の頭髪を指して「不自然なほどに」と形容した。

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”予想の達人”

 G1出走馬応援メッセージにとどまらず、予想の達人にも歌詞を利用した意見が届く昨今。「夏が来〜れば思い出す〜」と歌い上げたのは須藤。鶴田は悔しそうに「あ、歌ったな〜!」と声を張り上げた。TSSで歌うのは自分の特権、と考えているフシのある鶴田は、須藤に歌われたのを見過ごすことができず、同じフレーズを、勝手に自分で歌い直した。

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”どーでっか関西”

 久しぶりに言葉を交わす佐々木清次に対し、三遊亭は「ご無沙汰してます。何をしてましたか?」と挨拶し、佐々木からは「生きてました」との軽い答えが返ってきた。

 佐々木は「ターフ3択クエスチョンの踊りを見せてもらいました」と伝えた。佐々木はビデオでアクションを見たとのこと。三遊亭が「いいでしょう」と誇ると、佐々木は「どうですかね」と、回答に否定的なニュアンスを滲ませた。とはいいながら、「あのかわいい”振り”を、こっちも真似しようかな」という佐々木に、三遊亭は使用料1回100万円での契約を持ちかけた。佐々木は「まったく違うモンにします」、と交渉に乗らなかった。

 内藤裕敬が関東TSSに登場したことに触れた三遊亭は、佐々木にも関東に登場するよう促した。その理由は「(佐々木が)どういう人なのか、みんな不審がっていますから」といもの。佐々木は自分を「顔のドデカいやつです」と説明した。

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”沖田にパラダイスなし”

 午後のパドック解説を終えた沖田雅輝に、坂本は「沖田さんにパラダイスは有りませんでしたか?」と尋ねた。沖田は力無く、「全然ありませんでした」と回答した。「明日、葬式に行って来ます」との言葉を残して席を去る沖田を、坂本は「じゃ、喪に服して下さい」と素っ気なく送り出した。

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”水着の季節”

 オーラスクイズも反省クラブも行われないため、番組が早めの終了することとなった。天気予報を読む役目の坂本は、パドック放送席から走ってサテライトスタジオに戻り、外が暑く、汗びっしょりだと訴えた。鶴田は坂本に対して「絞れたんじゃない?」と問いかけ、坂本はこれを肯定した。

 その後、「お腹周りをちょっと絞らないと」(坂本)、「夏に向けてね」(鶴田)、「水着にもならないといけないし」(坂本)、「そうだよ」(鶴田)、と会話が弾んだところで、三遊亭が「ビキニを着るんですか?」と尋ねた。坂本は「もちろんですよ」と平然と答えたが、側で聞いていた須藤は「若〜い」と羨ましそうにし、お腹を出す自信のないことを伝えた。

 「タンキニ」。これは鶴田による発言。今年流行する、タンクトップのビキニで、これなら腹が隠れるとのこと。

 須藤は「師匠はどんなのを穿くんですか」と、三遊亭の水着姿に関心を表した。鶴田は「いやー!」と軽い悲鳴をあげてしまった。さらに鶴田は、「師匠には海が似合わない」と述べ、坂本も「全く似合わない」と同じ考えであることを示した。ビキニタイプの水着はどうかとの坂本の意見に対し、三遊亭は「モッコリパンツは...。そんな、自分のを誇示したくはないから。あくまで密やかに隠すタイプだから。いざというときにしか出さないから」と答えた。耳をそばだてて聞いていた須藤は「いざ、ってどういうときなの」と素早い反応を見せたが、鶴田に「そういうところに突っ込まないの!」と戒められた。

 三遊亭は水着も普段の下着もトランクス派。「僕はいつも自由に気ままに、というタイプなんで」とのことだ。ここで状況を客観的にとらえた須藤が、「自粛するために反省クラブをやめたのにさ」と、三遊亭をたしなめる側に立場を変えた。三遊亭も「自粛してないじゃないかよ〜」と、行き過ぎに気が付いた。

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以上
記者による次回発行は7月1日(土)分の予定。(1週間お休みします)
【関西・TSS速報!(ごく一部よん)6月24日】レポーター:マルコメ−X
▽ちょこっとライブ▽
キャスター・佐々木清次の時のお楽しみ企画”ちょこっとライブ”は
『妹よ』の弾き語りでした。
3択Qの抽選後、6Rの出走直前ということもありスタジオ前での聴衆は
少ないものの、相変わらず”聴かせる”◎の歌声でした。
関東の某女性キャスター(自称;カナリヤ)とのジョイントライブは実現
するのでしょうか?

▽今日の3択問題▽
(ナリブーが勝ったダービーとビワハヤヒデが勝った菊花賞の映像を見せ
ながらの出題)
Q:次の映像に出てくる2つのレースの優勝馬はある関係にあります。
さて、どんな関係でしょう?
@兄弟 A姉妹 B義理の親子

▽関西新コーナー:競馬よもやまサロン▽
ネタ系関東リスナーに朗報!
先週からスタートした(らしい)新コーナー、”競馬よもやまサロン”は
日替わりで用意した様々なテーマについてエントリーカードでリスナーの
意見を募集するという、イワバ関西版”かしまし”です。
女性キャスター(今日は西村、三国)が意見を読みながら突っ込み〜。

【本日のお題は・・・”競馬で儲けたお金こう使いました】
で、読まれた意見は・・・
・飲み食いに使った
・有馬温泉に浸かった
・友人の結婚式が近かったので礼服を買った
・儲かったことがない。。。
・京都で勝ったときは西中島で、阪神で勝ったときは新開地で途中下車し、
高めのお風呂に入り泡と消える(→よもやま大賞)

▽おまけ▽
”TSUNAMI”流れる!根強い人気。
しかし、明日の関西TSSはイヴェントとのタイアップで小田和正の曲しか
リクエストを受けつかない模様。

▽いちぞうさん▽
今日は1レースしか的中しなかったようで、ちょっと寂しそうでした。
キャスター佐々木清次が「朝9時からの出勤ご苦労様」と労うと、笑顔を
取り戻した様子でなにより。

なお、レポーターはこれから街に繰り出します。
あしからず。。。
【6月24日】レポーター:てつじん

■ 雨の中、静かな日 ■
<< オープニングトーク >

 小雨が降り続く中始まった今日のTSS、DAY BOOKで今日はUFOが初めて確認された日とあって、曲はピンクレディーのUFO。誰もいないサテライト前でそんな曲がかかってなんとなく不思議な空間になってしまったサテライト付近。
 
 雨の日はそれほど嫌いじゃないよ、どっちかといえば雨は好き。とは珠ちゃん。実は傘が好きでたくさん集めており10本も持っているそうである。でも、一番お気に入りの傘を2週間前にTSSに忘れてしまって、今週取りに来たとのことである。それに対して、コンビニの透明傘しか使わない、忘れたらまたコンビニで買えばいい、とは五九楽師匠。

 なんとなく寂しいサテライト。それもそのはず、今日は開門からエントリーカードとボックスは八角堂の所にあり、サテライト前には無かった。

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■ 増沢末夫調教師 ■
<< 西島大和の調教師列伝 >

 騎手時代、ハイセイコーで有名。調教師9年目の62歳、通算108勝(重賞5勝)今年は10勝。現在の主な管理馬はダイワテキサス、ダイワカーソン、レイズスズラン、かつての活躍馬はトモエリージェント。騎手としては、10,000回騎乗、2000勝の記録保持者。「さらばハイセイコー」の歌手としても有名。
 
 ハイセイコーによって、自分の名前を売ってくれた。最初はそれほどすごい馬とも思わなかったが、弥生賞の時の人の入りを見て、すごい馬だと気がついた。ただ、そのハイセイコーでも長丁場ではタケホープにはかなわなかったが、中距離では負けない馬であった。また、2016勝のうち、600勝を福島であげている。本人も一番自分に合う競馬場だと思う。

 調教師になった年にトモエリージェントに出会い、初勝利が重賞であった。あと7年しかないが、クラシックを取れるような馬に出会いたい。

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■ めずらしく2人が同時指名、ということは。 ■
<< 構成作家の今日の推奨馬 >

- 回収率 -
須田氏:単勝53.3% 複勝82.4%
水上氏:単勝78.9% 複勝82.6%

- 推奨馬 -

須田氏
  5R 6番マキハタコンコルド→★2着 複130
 10R10番ダイワオアフ→13着
函11R 6番タフグレイス→★3着 複220

水上氏
  6R 8番エアミジェーン→★2着 複110
 10R10番ダイワオアフ→13着
函11R 1番トラストミュウツー→★2着 複290

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■ 今日のアシスタントは? ■
<< ターフ3択クエスチョン >

 今日の3択クエスチョンの抽選は元々サテライト内で行うことが決まっていたため、当たった人は放送終了までにサテライトに行けばよく、前で待つ必要もないのだが、やはりお昼になるとサテライト前に人が集まってきた。

 今日の問題は「ビワハヤヒデで宝塚記念を勝ち、宝塚記念最年長勝利騎手の記録を出した人は」であり、回答は「1.岡部幸雄 2.南井克己 3.函館孫作」というものだった。函館孫作は第1回ダービー勝利騎手。昭和9年の事であるが、ルミ子ちゃん「今でも現役なの?」という突拍子もない質問。「そんなわきゃありません、それだったら大変なことになっちゃう」と師匠にたしなめられていました。

 そんな中、サービス(?)か今日の抽選のアシスタントは、スーパーDこと近藤さん。何度か当選者の名前を渋い声で読み上げたのだが、「そんな渋いフリしても、ターフドリーム2000のジングルの声みんな知ってるもんね〜」と牧さんにつっこまれていた。また、本日の商品は優駿7月号。当選者の中にはスーパーDの最大のライバルと呼ばれる某T氏もあった。スーパーD曰く「Tさんは優駿はいつも買ってるからいいでしょう」といい当選から抜こうと画策する場面も。

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■ 固〜い決着のお話 ■
<< 競馬ランダムエピソード:ルミ子ちゃん >

 枠連・馬連で100円戻しはここ15年は出ていない。110円は昭和63年の1回札幌7日目1Rの新馬戦で5頭立てが一番最近の結果、ちなみにすべて人気通り。120円は昨年ニホンピロロータスの勝った新馬戦が最近。アラブのレースの頃にたくさん出たのだが、最近は無いし少頭数のレースも少ない。

 平成以降、枠連・馬連100〜190円の馬券をずっと買い続けると、その回収率は45.3%、的中率は26.6%とかなり低い結果になる。単勝で同様の事を考えてみる。今度は100円元返しの場合だと平成以降23回あり、そのうち20頭が勝ち、回収率87%になる。単勝110円の場合は189回あり、156頭が勝ち90.8%の回収率。そんなに勝つわけでもないんです。

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■ 今日の午後の競馬キャスター ■

森下氏急用(?)の為、馬の沖田氏がピンチヒッター。はじめてのサテライトからだが、緊張した雰囲気もなく、見事に競馬キャスターをこなしていました。

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■ この馬のここが好き ■
<< かしましコミュニティ >

 グラスワンダーは人間っぽいという所に、3人とも納得。ライスシャワーという意見にしんみり、だったのだが、「名前がきれいだよね」という珠ちゃんの意見に「ライスシャワーを浴びたことのある人は余裕だよね」と牧さんのつっこみ。珠ちゃんのフォローはしどろもどろに「ま、牧ちゃんも、きっと、こ、今度は(?)」と言ってしまったばかりに「今度はって、一度失敗してるみたいじゃないの。」とさらにドツボ。

 エルコンドルパサーが強いという某リスナーの意見に、珠ちゃん「日本で走ってくれなかったのが不満〜最後日本で走ってから引退してよ〜ぶつぶつ」8歳なのにまだ栗色の芦毛のロックホルトが好き、という某リスナーの意見に対して牧さん「まだ8歳なのにピチピチ」珠ちゃん「うらやましいなぁ」牧さん「何が」

 スペシャルウィークには根性があるという意見に「スペシャルウィークは人気薄を連れてくるからいい」とは珠ちゃんの意見。オーナーの娘さんが美人だからアグネスフライトが好きという意見も。グリーングラスが奥さんと新婚の頃に馬券を当てた思い出があり好きに対して、牧さんはお母さんが好きで京都で一緒にグリーングラスのレースを見たとのこと。テイエムオペラオーと誕生日が同じなので好き。誕生日が同じ馬がいないかなぁ、と思ってるルミ子ちゃんは実は秋生まれ(9月26日)なので南半球生まれの馬しかいないので残念なのだそうである。

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■ シンコウラブリイ ■
<< 馬のアルバム:思い出の道悪競馬:牧さん >

 一般に強い馬程道悪は不利。良馬場でまぎれのない実力勝負というのがその理由なのだが、シンコウラブリイはその点ちょっと違う馬だった。G2,G3でのべ5勝しながらなかなかG1を勝てなかった。G1で2〜3着が多く、実力はあるのだがなかなか勝てない。そのシンコウラブリがG1を最後の最後で制覇したのは、道悪のおかげもあった。5歳の秋の毎日王冠を快勝した後、スワンSに挑戦したのだが、ここは重馬場。ニシノフラワー等が道悪にもがく中1番人気で楽勝。その次がG1マイルチャンピオンシップ。ここは重馬場どころではなく、不良馬場になり、ニシノフラワー、マイスタージンガー等が苦しむ中、大楽勝で勝つことになる。道悪に泣かされた実力馬、というのはよく聞くが道悪で得をした実力馬、というのも珍しい。

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■ 明日はすごいぞ!反省クラブ ■
<< 今日の反省クラブは中止&エンディングトーク >

 今日の反省クラブは雨の中の為中止であったが、なぜか幾人かのリスナーはいつも通りサテライト前へ。牧さん「今日は帰りつつラジオで聞いてていいんよ、風邪引いちゃうからね、早くお帰り」とリスナーを気遣う場面も。「俺達よりずっとリスナーの方が健康なんだから、そんなに心配しなくて大丈夫だって」とは師匠。

 そこでルミ子ちゃんからのインフォメーション。明日は反省クラブはスペシャルバージョン!雨が振降ってもやります!との宣言。なにか特別企画(?)を準備しているようである。「明日は楽しみにしてください、雨が降ろうが、槍が降ろうが、珠ちゃんが降ろうがやります!」とは師匠。結局どんなことをするかはまだ何も連絡されず、今日のTSSの放送は終了した。

以上。
【6月25日】レポーター:てつじん
■ 今日も誉め殺し。 ■
<< オープニングトーク >

 さすがに今日は阪神でG1があるとあって、雨の中でも人が多い東京競馬場。とはいえ、東京のメインレースは準OPクラスのレース。師匠は代替競馬の月曜日と開門ダッシュを例に取って人の入りを比較をした。毎週どんな時にも開門ダッシュがあるのだが、さすがに月曜日は走る人はいなく、静かにみんな歩いていたそうだ。
 
 今日の午前中は、競馬キャスターとして原良馬氏が登場。五九楽師匠と一緒にTSSをするのは久しぶり。普段は見栄晴氏との朝一番のバトルをくりひろげるのだが、今日はうってかわってなごやかムード。いつもお昼にTSS前を通ると師匠の流暢なしゃべりが聞こえるのだが、今日はその流暢に話す人が近くにいるし、美人にもかこまれて楽しいとなんだか誉め殺しムード。その言葉を聞いて由美子ちゃん「原さんはいつも朝一番は誉め殺しで、帰りの頃には下げはじめるんですよ」とつっこむ。

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■ 競馬用語の基礎知識 ■
<< 良馬が行く >

 レディース競馬教室のTSS版。今回は競馬用語について。真理子さんは競馬の仕事を始める前に「競馬用語辞典」を見て勉強した、由美子ちゃんも同様に勉強はしたのだが実際みないとやはりわからなかった。ルールがわからないと見ていてもおもしろくない、とは原さんのコメント。野球はルールがわかるが、ラクビーの「ラック」や「モール」がわからなくて、今だに見ていてよくわからないとのこと。最近やっとサッカーのオフサイドがわかったので、見ていてわかるようになった。

 調教の「13-13で行って」などと言うのは全く知らない人にはわからない。「3分3厘のケヤキの所で仕掛けて」などというのは、東京競馬場を知っている人じゃないとわからない。上がり馬とか言われると、寿司屋のあがりを思い浮かべそうになる。追いきり・調教・稽古・攻馬の違いをよく聞かれるのだが、調教はまとめて全部を調教や稽古とよび、レース前に強い調教をするのが追いきりで、これと攻馬はほぼ同じ意味。

 専門用語以外に、隠語みたいなものもある。「テキ」は調教師。「カンパイ」は横浜で外人が競馬をしていた頃「カムバック」を「カンパイ」と勘違いしたのが由来。「ヤネ」は騎手なのだが、大工さんが屋根を修理する時に「ヤネを替える」という言葉を使うことから来た。「でっぱが良かった」というのは「出鼻がよかった」ということでスタートがよいことである。「カンカン」という言葉もある。「カンカン泣きする」というような使い方をする。これは斤量に弱い馬の事である、もう一つは「カンカン場」という言葉で、これは検量室の事。(おそらく、真理子さんも、由美子ちゃんも「検量室」がわからなかったようである。検量室:騎手が負担重量を計る場所で、よくフジTVとかで勝利騎手インタビューを行っているのが、検量室前である。東京競馬場の場合はウィナーズサークルの地下、中山競馬場は、4コーナー近くのウィナーズサークルの後方の地上にある。)

(補足)
 後ほど、血統のコーナーで水上氏から「カンカン」の由来が明かされている。昔は斤量を尺貫法で計っていた為、「○○騎手、××貫」「××騎手、△△貫」と何度も「貫」を言うので「カンカン場」と呼ばれるようになったとのこと。さすが博学である。

(御参考)
 ちなみに、TSSにもなぜかTSSの専門用語が存在するが、その用語辞典は当ホームページの「TSS語録」以外に世界には存在しないので、是非一読してみてください。あなたの中のTSSの世界が広がります。

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■ めずらしく2人が同時指名、でも今回は。 ■
<< 構成作家の今日の推奨馬 >

- 推奨馬 -

須田氏
  8R 3番ポーロウニア→6着
 10R10番グロリアスドータ→★2着 複220
阪11R 1番テイエムオペラオー→★1着 単190 複110

水上氏
  4R 1番トニーモナムール→★3着 複230
  9R 4番ミヤギグルーム→12着
阪11R 1番テイエムオペラオー→★1着 単190 複110

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■ 今日の午後の競馬キャスター ■

 境勝太郎先生がお休みの為、今日もホースニュース馬の沖田氏がピンチヒッター。さすがに2回目ともあってさらにリラックス。ホクトベガが行った時のドバイの話し等をしてくれた。折角だから馬券を買おうと思ったのだが、どこにも売っていない。売っていてもくじぐらいのものでがっかりしたとのこと。また、ドバイでは馬よりラクダが高い、そんなとんでもないところだった、との発言もあった。

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■ メジロパーマー ■
<< 馬のアルバム:珠ちゃん >

 父メジロイーグル、母メジロファンタジー(モガミの近親)。メジロライアン、メジロマックイーンと同期の馬で、デビューは3歳で2勝後、気性の悪さで12連敗。3勝目は、5歳の時に松永幹騎手が行く気に任せていかせたら、大差でぶっちぎりの圧勝。続く札幌記念も逃げ切って制覇してしまった。これは500万条件を勝ったばかりの馬が重賞を勝つという記録でもあった。

 しかし、再び連敗を始めたメジロパーマーに対して、大久保師は入障することを決定。これは平均のペースを覚えることと腰の甘さを克服するためでもあった。障害入りをして2戦1勝の後、また平場に戻ったパーマーは、新コンビの山田泰騎手と共に新潟記念を逃げ切り、宝塚記念を9番人気であっさり勝ってしまい、さらには有馬記念も制覇したのである。宝塚記念を勝った時は期待されておらず、メジロ牧場の関係者も直前のマックイーンの骨折回避により飛行機をキャンセル。その為その時の口取りは騎手以外には3名という一番G1では関係者の少ないであろう記念撮影になってしまった。

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■ 私にとってのスーパースター ■
<< かしましコミュニティ >

 「人生楽ありゃ〜苦〜もあるさ〜#%’&$」と突然歌い始めた真理子さん、というわけで水戸黄門がスーパースターですというリスナーの意見だが、それより歌にみんな気が言ってしまい、なぜにそんなに外すのか、と由美子ちゃんのつっこみ。え、はずれてないよ「人生楽ありゃ〜苦〜もあるさ〜@!=〜¥」どうも、最後の一音がどーしても辛いようである。

 郷ひろみがスーパースターだというリスナーに対して。そういえばTSSのミキサーの湯浅さんが郷ひろみに似ているという真理子さん。ちなみに、ジーコと役所広司と郷ひろみを足して3で割ったような感じの人だそうである。

 パドックアナに人気が集中。坂本理恵様が癒し系の声でオジサンキラーであるとの意見。珠ちゃんは、松嶋菜々子にも藤原紀香にもなれる、主婦も仕事もこなす、ボケもツッコミもできるスーパースターだという(誉め殺しの)意見に、珠ちゃんが感動。珠ちゃんの強力なプッシュで一瞬この意見を挙げた某リスナー(このレポートを書いている人)にかしまし賞が決定しかけたが、ディレクターからの却下で別のリスナーに決定。「次のパドック中継で暴れてやる!」とかなりふてくされた珠ちゃんであった。その理由は、かしましのコーナーの前半はさぼって(というか出てこなかった)為であるとのことだった。「さぼってないもん....。」とは珠ちゃんの弁。

#某リスナーも、この却下の恨みは忘れませんぜ、スーパーD(笑)

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■ 礼儀正しい(?)関東リスナー ■
<< どーでっか、関西 >

 あいかわらずの、遠距離電話を使ったコスト高な東西漫才なのだが、今回は特筆すべきことがひとつ。関西のTSSに関東リスナーからの差し入れがあったことを聞いた五九楽師匠「いいでしょ〜、関東のリスナーは礼儀正しいんですよ〜。僕なんか関西のリスナーから差し入れもらったことなんか一度もない。」とかなり得意げに自慢(?)。ちなみに、今日の締めは「サイレントハンターとステイゴールドで、ゴールドハンター、なんてね」「聞かなきゃよかった」であった。

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■ 今日は特別バージョン ■
<< オーラスクイズ・スペシャルバージョン >

- 今回のオーラスクイズはスペシャル・バージョンであった。 -

【 問題 】
・TSSの「とあるメンバー」がこのたび「とある理由により」「とある結論」を出すことになりました。「誰が・なぜ・どうすること」になったのでしょう。以下の空欄を埋めてください

「・・・・」が
「・・・・」のため
「・・・・」することになった

 という突拍子もないオーラスクイズになった今日の反省クラブだが、なんとなく最初からなんとなくどんな内容なのかはリスナーも空気で感じたようである。真面目に答えを書く人と、ネタに走る人に別れた。また、普通の反省も用紙に書き込めるようになっている。

【 不正解の意見 】

 「神喰が」「娘の授業参観出席の為」「かつらをすることになった」このリスナー、昨日のエンディングで今日の反省クラブについて脅かされたので、来る予定が無いに来た、絶対当てる!といきごんでいたが、不正解。「(不正解は)当たり前だよ、自分であの頭を自慢してるんだよ、自分じゃかっこいいと思ってるんだよ」と師匠。
 
 「真理子さんが」「TSSが歌ったため」「スピーカーが音をはずすようになった」という恒例の意見。「音をはずすようになったじゃなくて、壊れた、でしょ?」とは珠ちゃん。「(かしましの時の水戸黄門の歌は)ばっちり合ってたじゃない!」他全員口を揃えて「合ってない」そう言われて意地になったか「人生楽ありゃ〜苦〜もあるさ......。」と歌ったが、妙に最後の1音が小さめになり「自身無さそうに歌ってるよ、というか音程を探りながら歌ってるのよね」と珠ちゃんがとどめを刺した。

 反省で、水上氏の知識の深さに感動した、という意見で「この人は、知識と説得力だけは抱負にあるんだよ」と師匠が力説「でも、メイショウドトウ切っちゃったでしょ、これでなんでもパーフェクトになっちゃったら、恨まれちゃうよ」とつっこんだのだが、真理子さん「でも性格は好きだなぁ」と反発。以前の飲み会でTSSのメンバーで誰と結婚したらいい?という話しになった時に、だいたい女の人は水上氏を挙げていたとのこと。師匠は「あいつは、相談に乗ってくれるんだよ」とその理由を分析。「でも、夫婦喧嘩になったら絶対口でやられそう」という意見もあった。「水上先生はお金貸してくれるし」とは珠ちゃん「アコムみたいな人だよね」とは由美子ちゃん。

 「水上さんが」「(宝塚記念の)ヒモをはずしたので」「茶髪にしてバンドをする」という意見に「ギター(が似合う)っぽいね」という方向に向かいかけたが「縦笛系だ」と師匠が断定。

【 正解の意見 】

 まず、惜しい意見。
 「珠ちゃんが」「種付け成功の為」「牧場に帰ることに」
 「須藤さん」「できちゃった結婚のため」「TSS引退休暇」

 ここで正解を本人から発表。
 「私、鶴田真理子が」「あまりにも歌が....」
 由美子ちゃん「ブブー」珠ちゃん「お帰りはあちらです〜」

 で、次は真面目に仕切り直し。
 「(私)鶴田真理子が」「妊娠した為」
 ここで師匠のつっこみ
 「おい!先に妊娠って言っちゃうなよ、結婚したんでしょ、まず」
 というわけで、仕切り直し。

 「(私)鶴田真理子が」「結婚して妊娠した為」「TSSを去ることになりました」
 これが正解。

 プライベートな事なのであまり報告できなかったが、3年前に結婚していて、この度おめでたとなったそうである。旦那さんは人間で男で素人(?)の方だそうで、角田騎手に似ていて、理恵さんが言うにはアルフィーの坂崎さんに似ているとのこと。旦那さんは自分では「福山雅治に似ている」とのこと。「旦那バカだな」と師匠は一刀両断。真理子さんにも似ているそうである。ちなみに、結婚式の司会も師匠がつとめたとのこと。11月出産予定とのことで、今は5ヶ月だそうである。名前も募集中とのこと。

 やめても「THPに出ればいいよね!」とは由美子ちゃんの意見。実は今日が師匠とは最後となる。ちょっとウルウルになりはじめた師匠に珠ちゃんが気づいて「師匠、ちょっとウルウルしてるでしょ」と言われ、照れ隠しに「うるせーなー」珠ちゃんとは5年一緒に、由美子ちゃんとは2年「折角音痴に慣れてきたのに」と。あと2週間、真理子さんへの応援メッセージを反省クラブに書いてきて欲しいとのこと。「胎教にいい事、プレゼントを待ってまーす」とのコメント。

 このあたりで、涙が出てきた真理子さん。めったに泣かない真理子さんなのだが、師匠は「ナリタブライアンが引退した時、阪神大賞典で勝った時、亡くなった時」の3回しか泣いてないとのこと。ここで気を取り直した真理子さん、「最近お腹が動いてきて、繁殖牝馬の気持ちってこんなんだなぁ」とのこと。「あて馬はいなかったんだろ?」との師匠の問いに「あて馬はたくさんいましたよ」とあっさり返事。「これがモデルのイメージを破壊してきちゃった鶴田真理子のすごいところなんだよなぁ」と明るめの終りかたで、今日のTSSを終了することになった。

以上。
【関西TSSレポート 6月25日】レポーター:参遊亭上板橋
<<出演者>>
 キャスター  佐々木 清次
 DJ1    田中 希代子
 DJ2     三国 理恵
 パドックアナウンサー 石井 せつ子
<<競馬スタッフ>>
 競馬キャスター(午前) 小牧 隆之(サンスポ)
 競馬キャスター(午後) 永井 晴二(共同通信)
 パドック解説(午前)  蔵内 哲爾(日刊スポーツ)
 パドック解説(午後)  竹中 昇(競馬ファン)

トピックス
○ Kazumasa Oda Fun More Time! 2000開 催!!
○ 今週の何でやねん?
○ ワンポイントアドバイス

○ Kazumasa Oda Fun More Time! 2000開 催!!

 6月25日(日)阪神競馬場では「Kazumasa Oda Fun More Time! 2000」と題し、競馬場の到る所で催しが行われた。
 TSS前広場でも小田和正が馬にまたがり騎手の顔が穴になって馬を必死になって追いかけている絵があり、そこで記念撮影が出きたり、Tokyo Far east cafe(港区・青山)と呼ばれる小田和正のグッズを販売している店等客で賑わっていた。
 そこで佐々木が「あそこのボードには俺の顔が入られへんかも知れへん」と言ったら、すかさず田中が「後で試してきて下さい」と佐々木にいつもの?ツッコミが入り「何て事言うんや!!」と関西ノリのボケ・ツッコミがあった。

○ 今週の何でやねん?
 Q.馬のメンコには何の意味があるのか?また、レース直前に外す馬もいるが、それは何の意味があるのでしょうか?
 A.馬は音に敏感でレースに集中出来なくなる。メンコを外す時は精神的に大人になった証拠。
 メンコを普段から装着していない馬が出てきたときはパドックでは要チェック!!気配からして違うのだそう。

○ ワンポイントアドバイス
 ここでは阪神10R「安芸S」のヒダカリージェント号について取り上げられた。
 何でも永井は「ヒダカブリーダーズユニオン」の会報の仕事もしているのだそう。
 一緒に仕事をしていた(牧場で働いていた)女性は結婚して大阪に戻ったが、今度来た担当者はこの馬についてこう語ったと言う「歳は取っているが何れ何処かでチャンスがあるような気がする」と大器晩成の意を示した。

 宝塚記念の予想。
 佐々木はステイゴールド本命、対抗がテイエムオペラオー、単穴候補がサイレントハンターを指名した。
 馬券的妙味を覚えさせる「ステイゴールドーサイレントハンター」の組み合わせについて「ゴールドハンター」っと言ったら永井は半分シラケてしまった。

 トピックス
 ・馬券師見参!!(ゲスト:フリーFMディレクター スギモトツトム)
 ・ターフホットライン
 ・TSS予想の達人紹介
 ・小田和正 阪神競馬場に来場
 ・タラレバ倶楽部
 ・TSSジャック 小田和正HIT PARADE

・馬券師見参!!

 フリーFMディレクター 杉本ツトム氏が今回のゲスト。仕事は京都の某FM局でキューだしディレクターで担当は政治や国際情勢等のカタイ番組をしている。当日は選挙の番組を夜やるのでこれから仕事だそうだ。
 競馬サークル内での仕事は夕刊フジの1面で水谷ケイスケ氏と紙面で争いながらパソコンVSパドックというコーナーを持っている。要するに一般人と杉本氏の予想対決をやっているが、春のGTの成績はフェブラリーSファストフレンド3着でオークスではオリーブクラウン3着ワイド的中するといった感じだ。周囲の人々は穴党であると言っているが、自分からすると天邪鬼であるので人気のない馬に印をつけてしまうのだそうだ。新聞で印がついてない馬は何となく走るのではないかと思ってしまうので奇想天外な予想をするのだそうだ。
 その奇想天外の予想で大きな当たりがあったのは去年の秋華賞でのブゼンキャンドルを本命にし、総流しをかけた。約900倍の配当がついたが、それ以来の的中はなく、買い方が狂いだし平気で1000〜2000倍の高額配当を狙うようになり一向に当たりがなくなったらしい。
 その杉本氏の心に残るGTメモリアルホースというのはメジロパーマーでGTを勝ったのに何故人気にならないのかという不思議感覚の馬が好きだけれど、基本的には条件馬が特に好きという。

○ ターフホットライン

 ターフホットラインは関東の番組どーでっか関西とリンクし、先日てつじんさんがこのレポートを書いたためこのコーナーは省略するが、どのようにして関東との電話交信を待っているのかその辺を書いてみたい。

 コーナーが始まる頃、大雨が降り「今年の梅雨はドッと降るので男前やな〜」と佐々木、「例年の梅雨はシトシトの雨ですよね」と永井と言った世間話をしながらターフホットライン=どーでっか関西の電話交信で東西のメインの情報交換を行った。

○ TSS「予想の達人」紹介

 たいしたことではないが、競馬キャスター(永井)の解説付なので関東にはない雰囲気が味わえた。

○ 小田和正 阪神競馬場に来場

 TSS出演者並びにファンも驚いた演出。
 佐々木がウイナーズサークルで歌を唄った場合、傘なしで唄わされんだろなと余りの格の違いに意気消沈してしまった。

○ タラレバ倶楽部

 あるリスナーの投稿:
 「春のGT指定が当たりまたやってきました〜、今日の宝塚記念もさることながら私の所有馬の走りにニッコリと期待しましょう。まぁ結果としてこれだけ走ったのだからヨシとしよう」
 とそこで三国が「置いて帰っちゃダメですよ、記念に持ち帰りましょう。ここでグラスワンダー10万円買うてはります。15万円とショックです。」と馬券をTSSサテライト前で見せびらかした。佐々木は「それを是非お持ち帰りください、その分エエコトもありますから・・・」
 でリスナー投稿の続き:
 「佐々木の事務所のHPを見つけ歌が聴けます」「また、見てやって下さい」と佐々木。
 リスナー投稿:
 「今日の反省、電車を乗り間違えたこと。阪神初見参!!今日、宿泊先のホテルから出て梅田から電車に乗って気付いたら”高槻”に着いてました。お陰で1時間程度出遅れおまけに雨に降られ宝塚記念の馬券はハズレるわで散々な1日でした。でも1日サテライト前で聞いて関東とはちょっと違う雰囲気を味わえました」
 でこの方にプレゼントが当選し、芦谷有香著「厩舎探訪記」おまけにやしきたかじんコンサートグッズ(CDケース)のプレゼントを贈呈した。


・TSSジャック 小田和正HIT PARADE
曲目
 愛をとめないで
 風のように
 19の頃
 こんな日だったね
 woh woh
 ラブストーリーは突然に
 忘れていた思い出のように
 秋の気配
 遠い海辺
 また春が来る
 THE FLAG

以 上                                    
【7月1日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略(しげおも)

”オープニング”

 三遊亭五九楽のあいさつは「あっという間に、1年の半分が終わってしまいましたねえ」というものであった。山川牧は、この時期、東京競馬場で過ごすことに不思議さを覚えた。レースの番組的にはローカル競馬の雰囲気を醸し出している東京競馬に、三遊亭はある種の趣を見いだしているようだ。

 ここ何週間か、土曜日は降雨に見まわれたため、三遊亭の「久しぶりに太陽を見ました」との言葉には実感がこもっていた。諸井ルミ子は心から「よかったー!」と喜びの声を挙げた。

 この時期は、夏らしく汗をかきながら競馬の楽しむのが本来のあり方だという三遊亭だが、山川はボーっとして馬券検討が危うくなることを指摘した。三遊亭もそれが心配だと、山川の意見に頷いた。三遊亭は体調を崩さないよう注意しながら、G1も終了したのでゆっくり競馬を楽しもうと呼びかけた。

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”朝の3択出題”

 出演者の挨拶は、いつもは名を名乗るだけの簡素なものだが、山川が「いいお天気で満足しております。山川牧です」と、一言加えて挨拶したのを受け、「おっはよー!諸井ルミ子です」、「暑いよー!坂本理恵です」と続けられた。夏の暑さのためか、館内連動でありながらも開放感たっぷりのシーンとなった。

 出題後、場内イベントで行われるイベントの案内がなされた。翌日にはウイナーズサークルでホースショーが行われる。どのような演技が行われるのかを知らない出演者たちは、それぞれに思いを巡らせた。三遊亭は、傘の上で升を回すのでは、とも考えたが、即座に自ら否定した。諸井は「玉に乗るんじゃないの?」と適当なことを言ってみたが、山川に「そんなことをしたら馬がかわいそう」と打ち消された。

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”暑いパドックブース”

 パドックブースでは扇風機が、暑さをしのぐ唯一の機器。これを最大出力で運転しているようで、ブース内では扇風機からガーガーという音が発生し、坂本はマイクがこの音を拾っていないかを心配していた。

 エアコンをブースに付けることを望む坂本は「買って、師匠」と三遊亭にねだった。「いやいやいや」と、予期せぬ展開にたじろいだ三遊亭の横から、諸井が「(師匠は)いい人だから」と坂本に加勢した。しかし「いい人とクーラーは関係ないだろう」と三遊亭が抵抗するのを見て、諸井は「ケチくさいな!」と突き放す態度に出た。三遊亭は「俺がしゃしゃり出てはいけないでしょう」と理解を求めたが、甘え上手の坂本は「私、師匠について行ってるんだから」と三遊亭に迫った。三遊亭は「うそつけ!あなたが私について来ていると感じたことは一度もないぞ」と反発した。坂本は「そんなことはない」と一歩も譲らなかった。

 膠着した事態を見かねた山川は坂本に対し、パドックブースで坂本の隣にいる佐々木幸男に頼んでみてはどうかと提案した。しかし、この騒ぎに巻き込まれたくない佐々木は、少しの間を開けることもなく「イヤだよ!」ときっぱり拒否した。

 1レースのパドック解説(グリーンチャンネル連動版)を終え、坂本に「いつもなら福島で羽を伸ばしているでしょうけど」と差し向けられた佐々木は、「そう...いうことはないですね」と歯切れの悪い回答を示し、「羽を伸ばしたことはあまりない」とうそぶいた。

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”須田ワンハンドレッド鷹雄と水上スタディ学の、今日の推奨馬”

本年6月25日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 52.2%  複勝 83.9%
水上学    単勝 77.1%   複勝 84.2%

 この成績が、良化しているかどうかわからないと山川がコメントし、この発言を踏まえて諸井は「目立つ成績を出していただきたい」ともう一段の奮起を期待した。

○この日の推奨馬と成績
須田  4R   ビーブレイヴ    →  2着 (複勝:120円)
    8R   ナスノテイラー   → 11着
    9R   ドライアッド    →  6着
水上  8R   レジェンドライアン → 16着
    9R   マクリス      →  1着 (単勝:870円、複勝:230円)
  函11R   アーネストリーラン →  1着 (単勝:1300円、複勝230円)

 最後に、山川は「この番組もあと1週、頑張れよー!」とエールを残して、コーナーを締めくくった。

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”鼻血ブー”

 今開催のイベントの一つに、七夕賞当日に浴衣を着て来場した方に記念品をプレゼント、というものがある。山川は、浴衣を着た女性がうなじをチラッと見せたら、男性は鼻血ブーだね、と発言した。この古い流行語を使ったことに、スタッフから相当なツッコミがあった模様。山川は「アダルティーな方も聴いていると思って」と言い訳した。

 山川は反省クラブで、この言葉を須藤由美子から伝授されたことを打ち明けた。三遊亭は諸井に、鼻血ブーを知っているのかを尋ねた。諸井は「聴いたことはあるけど、使いませんよ、イマドキ!」と、山川をからかう素振りを見せた。

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”3択出題、アゲイン”

 5レース直前の、2度目の出題コーナー。ラジオたんぱ賞を買ったビワタケヒデの兄は次の三冠馬(ナリタブライアン、シンボリルドルフ、ミスターシービー)のうちどれか、というのが問題であった。ヒントを三遊亭が提供した。各三冠馬の父母の名前、正解の馬は2世代しか産駒を残していない、など丁寧なヒントを与えた。ここで山川が「これでも間違えた人は、呼び出しますか。スタジオの裏に」と、久しぶりにリスナーを震え上がらせた。

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”西島の苦悩”

 午前中のレースがいずれも堅く収まったこの日。先週までの大荒れを振り返りながら、西島大和はこのところ佐藤、水戸の両サンスポ記者の天下であったことを伝えた。西島は彼らと二重丸が一致した際には大体当たらないという。印が一致した際には、それだけで重荷に感じるのだと、ため息をついた。

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”真昼のオークススクエア”

 昼休みに入ってのちょっとした時間、山川はオークススクエアの様子をうかがいながら、「彼女におしぼりウエッティで男性が汗を拭ってもらっているような光景を見たいな」とコメントした。そこで諸井は「サンオイルを塗り合うのもいいですよね」と発言したが、「ビーチじゃないんだから」と山川に否定された。

 続いて諸井は噴水のある方向を見て、「小さなお子さまが素っ裸で遊んでいらっしゃいます」と伝えた。「気持ちよさそうだから仲間入りしたいところですけど、ちょっとよしておこうと思います」との諸井の言葉に、山川は「ご勘弁って感じ」と感想を入れた。

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”ニューカマー、岡ちゃん”

 午後のパドック解説はTSS初登場の岡本幸一(日刊競馬)。6レースのパドック前に、早速山川らと挨拶の交換がなされた。坂本によれば、岡本は二枚目だとのこと。山川は「理恵ちゃんに噛まれないように気を付けて下さい」と注意を与えたが、坂本は「噛んでおきます」と容赦なかった。

 岡本は早速、6レース、7レースを連続的中させた。山川は「理恵ちゃんは師匠についていくのをやめて、岡本さんについていくのではないですか」と推測した。三遊亭は「やろう、裏切りやがるな」と憤りを見せた。8レースのパドック解説の際、坂本は周囲の憶測通り、「今後、岡本さんについていきます」と宣言した。

 岡本は一つ置いて9レースも的中させた。的中させた3つのレースはいずれも、決して易しい馬券ではなかった。かくして、スタジオからは賞賛の声が相次いだ。

 10レースの穴問答にて、諸井は岡本が誰に似ているのかを本人に尋ねた。岡本は誰にも似ていないと答えたが、諸井は「(岡本)を見に行きたい」と興味深そうにした。以前、須藤が柴崎幸夫に同じような問いかけをしたが、この際は須藤本人が広末涼子に似ていると自己申告する事件に至っただけに、ここでの諸井の発言にも注目が集まったが、諸井は自分のイメージを伝えることには関心が無かったようだ。

 この穴問答にて、諸井は岡本を「岡ちゃん」と呼ばせてもらうように本人に依願した。岡本はこれをあっさり受け入れた。諸井は「ちょっと図々しくて申し訳ないですけど、お願いします」としながら、了解を得たことに満足した。最終レース後、坂本も岡本に同様の依頼を行い、今後「岡ちゃん」呼ばわりする権利を獲得した。

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”がんきょうしろう:かしましコミュニティより”

 この日のテーマは”上半期、私の大事件”

 鶴田真理子の引退にビックリしたという意見。山川は「いい母になることをみんなで願って...」とコメントし、「真理ちゃんがママになるというのがビックリ」との感想をのべた。諸井も「うん、不思議」と、実感が湧かないことを示した。

 ゴールデンウイーク、体調を崩して寝っぱなしだったというリスナー。その意見の最後に「愛読書は眠狂四郎(ねむりきょうしろう)です」というオチがつけられていた。諸井はこの部分を「愛読書は”がんきょうしろう”です」と読み、リスナーの狙いをぶち壊しにした挙げ句、おいしい部分を自分が持っていく結果となった。

 なお、このリスナーは「眠」の字を「眼」と書き誤ったか、あるいは判別しづらい書き方にしてあった模様。反省クラブで三遊亭が、もし正しく「眠狂四郎」と書いてあったらどう読んだかを諸井に尋ねた。諸井は「きっと、みんきょうしろう、と読みました」と素直に白状し、三遊亭は「どうやっても、この人はちゃんと読めていません」とし、リスナーに謝罪した。

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”どーでっか関西”

 コーナーのタイトルコーナーの後、しばらく三遊亭と森下三郎のトークが続いた。関西との電話がつながらなかったためで、よくあることではあるものの、この日はいつまでたっても電話が接続されなかったようだ。

 いらだった森下は、「向こうは電話代を払ってないんじゃないですか?」と疑惑のあることを示した。三遊亭は「こっちはちゃんと払っているのに」と不平を述べた。森下は「そこまで、馬券代が大事なんですね」とし、電話料金の資金を馬券代に回しているのではないかと睨んだ。三遊亭は関西TSSに対して節度を求めたい考えだ。

 その後ようやく電話がつながり、何事もなかったかのように情報交換が始まった。三遊亭は、オークスデーに東京TSSにゲスト出演した内藤裕敬に感謝の意を伝えた。再度、いつでも来て欲しいと述べた三遊亭は「お土産を持って」との言葉を添えることだけは忘れなかった。

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”しげお”

 この日、諸井の兄、”しげお”がスタジオ前に遊びに来ていた。以前から、しげおのことを聞いていた三遊亭は「会いたかった。自分の中では一つのスターになりかけていた」と告白した。そのしげおを諸井(本文中の”諸井”は諸井ルミ子を指す)がアゴでこき使っていたことを山川は見逃さなかった。

 反省クラブが始まり、三遊亭はいきなり「しげおー!」と呼びかけた。京王線の駅に向かう階段下付近にたたずんでいたしげおは、手を振って応えた。三遊亭は何度も呼びかけ、そのたびにしげおは手を振っていた。

 反省クラブの前、しげおへの質問を募集するアナウンスをしたところ、いくつかの質問が寄せられた。最初に紹介されたのは、「ルミ子ちゃんは家でもあんななんですか?」というもの。山川が「家でもこんな感じですか?」と尋ねると、しげおは頭の上で大きな輪を作って返答した。諸井は「TSSでは正統派じゃないですか、私」と、おそるおそる口にしたが、誰も理解できず、坂本は「誰が?だから誰が?」と執拗に諸井を追求した。三遊亭は「眠狂四郎を”がんきょうしろう”と読む人のどこが正統派なの?」と問いつめると、諸井は「そういうのを家族にバラさないでください」と懇願した。

 しげおは、実は諸井の名付け親であることが明らかとなった。「見る」という感じを習っていたしげおが、「みるみるみるみる」と繰り返しているうちに、ルミになったということであった。一方のしげおの名は、父が電話帳を、目をつぶりながら指を指したところ、「しげお」にヒットしたことが由来だった。三遊亭は「なんか、家族の思いがこもってないやんか」と呆れた。諸井は「それくらい、いい加減なやつです」と、兄をからかいつつ、「そのいい加減なやつに名付けられた私もやばい」と自嘲した。

 しげおへの質問として、清原はまだ1軍にあがらないのか、というものがあった。しげおは阪神ファンだった。三遊亭が「清原をあげようか?」と問いかけると、しげおは歓迎のサインを示した。しかし別の阪神ファンは「清原不要」のジェスチャーを示した。

 反省クラブが終わり、再び三遊亭は「しげおー」と呼びかけた。三遊亭は「どうすんの?このあと、しげおは」と尋ねると、諸井は「師匠にごちそうしてもらう気でいると思う」と答えた。三遊亭は「なんで、俺がごちそうするんだ。しげおだって立派な社会人だろ」と否定的な反応を示した。諸井は「しげおは苦しいんですよ」と、兄の窮状を訴えた。三遊亭は親心を出し、「じゃ、飲みに行くか、しげおと」と述べると、しげおはバンザイをして喜びを表した。この反応を見た三遊亭は「いやだな、連れて行きたくないなあ。本当に行くのかよ、しげおと、俺たち。弱っちゃったなあ」と後悔したが、すぐさま「まあいいや、ビールが旨いから」と開き直った。

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”エンディング”

 翌日、三遊亭は休み。したがって三遊亭は「明日も東京競馬場でお会いしましょう」と自分で言うことができない。そこで締めの挨拶を坂本に委嘱した。坂本は引き受けたが、発した言葉は「それでは東京競馬場のみなさん、さようなら!」であった。そのまま番組終了となったが、リスナーの間からは「それじゃ、意味無いじゃん」との声が聞かれた。

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以上
記者による次回発行は7月8日(土)分の予定。
【7月2日】レポーター:てつじん
■ 今日はいい天気...だが。 ■
<< オープニングトーク >

 昨日程は天気は良くないが、雨もふらずに一日が過ごせそうである。とはいいながら、梅雨の時期でもあり温度は高い上に湿度も高い。こんな過ごしづらい中、クーラーの無い記者席には「氷柱」が差し入れられたそうである、で、その効果は.....。それほどでもなく「気持ちだけ」だそうである。

 今日の午前中にパドック解説は、競馬界のジャン・レノこと神喰さん。いつもは2回のパドック中継を使い分けもせずにニヒルな神喰さんも、今日の天候に体は正直に反応しているようである。理恵さんに「頭の汗をふいてますが、頭が真っ赤になってきてますよ、大丈夫ですか?」とのツッコミだか心配だかちょっと微妙な質問に、あっさり「平気です」といつも通りの渋さで対応。

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■ 人付き合いで馬に勝利を呼ぶ ■
<< 調教師列伝:加藤修甫調教師 >

 現在65歳、父は名伯楽の故加藤調教師。昭和48年開業で今年7勝。通算478勝で内重賞17勝。ウメノターボ、アサヒウィンロードが現役の有力馬。かつて取り扱った馬は、平成2年ダービー馬のアイネスフウジン、平成10年の秋の天皇賞馬オフサイドトラップ、ダート王カリブソング、未完の大器アサヒエンペラー等がいる。

 調教は坂路でやるので若手と思われがちだが、調教師歴は長い。父はプレストウコウの調教師等で有名。自分の自慢としてはジュウジアロー(牝馬)でJCに出たことが自慢(勝馬はメアジードーツ)アイネスフウジンのダービーには、ハクタイセイで勝てなかったことが役に立っている。オフサイドトラップのオーナー(エルコンドルパサーのオーナーでもある)渡辺さんは、その父はプレストウコウを持っていたオーナーでもあり、オーナーと調教師がお互い親子でのつながりがある。

 堅実で長持ちさせるのがこの調教師の特徴。その中でも本人が一番根性があると思うのはダービーのダイナガリバーの3着だった、アサヒエンペラーを挙げている。ダービーの時も歩様が悪すぎて出したくなかったのだが、それでも3着になった。自厩舎の中舘騎手を辛抱強くよく使ったりする教育熱心さも持っている。本人としては、そういった辛抱強い馬も好きだが、アイネスフウジンのようにダービーを勝ってそのまま終わってしまったように、パッと咲いてパッと終わる馬もいいではないかと思ってもいる。今その子供のファストフレンドが走っているので期待しており、あと5年でなにかをやりたいと思っている。

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■ 今日は控えめ(須田氏談) ■
<< 構成作家の今日の推奨馬 >

- 回収率 -
須田氏:単勝50.9% 複勝82.9%
水上氏:単勝89.2% 複勝85.5%

- 推奨馬 -

須田氏
  8R12番ヤングエース→★2着 複180
阪 9R 9番ロイスジュニアー→4着

水上氏
  7R 7番シャドウスプリング→★2着 複280
 11R 6番リワードフォコン→10着
阪11R10番オナーズリターン→★1着 単240 複120

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■ 西島さん、真理子さんと今日が最後。 ■

 来週は日曜日の午前中の競馬キャスターが東さんの為、西島さんと今日が最後になる。そんなわけでお別れの挨拶になりかけたのだが、じめじめせず明るく終わることになった。真理子さんは裏ではいつもエッチな事を言ってたりしたのだけど、6年間お世話になりました、との挨拶。西島さんは「すぐにまた戻ってくればいいじゃない」と、カムバックを求めると真理子さん「そしたら、子供面倒みてくれます?」「西島育児所かぁ、でも高そうだからやめます!」と努めて明るく楽しくお別れとなった。

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■ ビワタケヒデ ■
<< 馬のアルバム:真理子さん >

 父ブライアンズタイム、母パシフィカスといえば、ビワハヤヒデの弟、ナリタブライアンの全弟という良血。期待は大きかったが、仔馬の頃はのんびりしたタイプで、3歳の11月デビューに武豊騎手を背にデビューしたがトモを滑らせて落馬。3戦で初勝利後もなかなか勝てずにクラシックに出走もできなかったが、ラジオたんぱ賞に登録、レース中は藤田騎手がムチを落とすアクシデントにみまわれながらも、メイショウオウドウをなんとか差しかえして勝利。その後はナリタブライアンが亡くなった事により、望まれて種牡馬となることになった。

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■ 馬は頭がいい ■
<< ランダムエピソード:由美子ちゃん >

 サラブレッドの知能は、犬クラスの頭の良さ。ことに図形の判別能力では、ゾウに次いで動物の中では2番目なのだそうである。そのサラブレッドの頭の良さを示す事として、ラジオたんぱ賞を圧勝したマルゼンスキーの例がある。このレースで、ダービー上位陣に圧倒的な差をつけて逃げまくったマルゼンスキーだったのだが、突然3コーナーでスピードを落とし後続を近づけて故障発生かと思わせる行動、だがそこからまた何もなかったように加速して後続をぶっちぎって勝った。この走りについて、中野渡騎手がコメントを残している。「返し馬の時に、3コーナーあたりで減速の命令を出した。それを馬が覚えていて、レース中も同じ場所で減速してしまった」とのことである。場所をしっかり覚えている馬の特徴をよく表している出来事である。ビクトリアクインやミスターシービーにも同様のエピソードがあるそうである。

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■ この夏の予定、目標 ■
<< かしましコミュニティ >

 今年の夏はどうするの?という真理子さんの質問に、由美子ちゃん「ひと夏のバカンス?」(それを言うのなら、ひと夏のアバンチュールだと思う....。)で札幌競馬を見に行きたいとのこと。毎年北海道に行ってたのだが、さすがに真理子さんは身重のため今年さすがに行けなさそう。理恵さんはパドック解説の古川さんに福島競馬にみんなで遊びに行こうと誘われているそうである。そこで「私も〜」と真理子さんに、みんな「ダメ」と冷たい反応。心配されたというか、いじわるされた真理子さんであった。

 福島で嫁さん探しに行こうかというリスナーに「当て馬にならないようにね〜」と真理子さん、「真理子さんも当て馬にならないようにね」とは由美子ちゃん。「私は牝馬だよぉ」「じゃ、当て馬されないようにね」そこで理恵さんが「さすがにもう当て馬されちゃ困るでしょ」とフォローしたのだが「別にいいよ」と真理子さん。「こんな事言ってますよ、古川さん」とあきれ気味の理恵さんであった。

 今年の夏の目標は一流になること!朝目覚ましが無くても起きられるように。というリスナーに「私も起きられない」とは理恵さんと由美子ちゃん。由美子ちゃんに至っては3つも目覚ましを用意しているとのこと。それに対して真理子さんは「起きられるよ」とあっさり。地震の気配を感じても起きるという真理子さんなのだが、これを聞いた由美子ちゃん「もしかして、なまず?」「ヒゲは生えてないよ」

 8kgの減量と日焼けに挑戦するリスナーに対して「理恵さんはどうやってダイエットしてるの?」「私、痩せてないですよ」との答え。これに対して「そんなこと言ったら誰かに刺されるよ?」と真理子さん、すかさず由美子ちゃんが「須田さん?」との細かいジャブ。実は着やせするタイプで実はムチ系(ムチムチ系)とは本人のコメント。

 クーラー付けずに高校野球観戦、というリスナーに対して。健康オタクの真理子さんは「私も夏はえエアコンつけなかったし、冬場はストーブ付けなかった」とのこと。

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■ 突然暴走! ■
<< 10R初蛍特別前に >

 10Rは初蛍特別のレース前に「ホー、ホー、蛍来い」と突然歌い始めた真理子さん。「うわ、びっくりした」と由美子ちゃん。真理子さんの出身地の岡崎には蛍の里があるとのこと。「蛍の鳴き声かと思ったよ」と由美子ちゃんに「蛍は鳴かないよ」

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■ 今日は普通のペースで ■
<< 反省クラブ >

 今日は参加者が多い反省クラブと思いきや、ゼッケンプレゼントに申し込んでいる人が多いためであった。その申し込んでいる人を呼び込もうと、見栄ちゃんが「おーい、佐藤さーん」と声をかけた。あれだけたくさん人が入ればだれかは佐藤さんがいるから、とのことであった。
 毎日新聞に2週間連続で見栄ちゃんのコーナーが載っていたのだが、本人は知らなかったみたいで、結構誉め殺しな内容であった。「ロマン派」というコメントを目ざとくみつけた由美子ちゃん「師匠があるまいし」

 真理子さんの子供についてのコメントが集中「競馬好きになるよ」「カラオケ好きにもなるね」そういえば、見栄ちゃんが今やっているドラマでも相手の女の人が妊娠をしている役の為、なんとなく隣で煙草を吸うのが気が引けるというコメントがあり「TSSでも再来週から禁煙にしよう」と宣言。女性陣は最初はできるの?と心配していたが、再来週にはTSSが夏休みになることに気がつき「再来週ってどういうこと?」

 名前についてもいろいろとコメントが。「やっぱり馬っていう字を付けよう」と見栄ちゃん。水上さんが言うには、大好きなテイエムオペラオーが宝塚を勝った日にこの内容がオープンになったわけだから、女だったらオペラ子、男だったらオペラオー。これに対して理恵さん「それじゃ、いじめられる」それ以外にも「ユウマ」とか「良馬」という意見があった。そこで見栄ちゃん「良馬は年とったらスケベになっちゃうからダメ」「土用競馬中継を見ていたけど、原さんが川村ひかるちゃんを見る目がヤラシイ、北野さん見る振りしてひかるちゃんの胸元見ている。それに、絶対ひかるちゃんの電話番号を知っている。誰も原さんはオオカミと思ってないから、ひかるちゃんも教えちゃうんだよ。」とさんざん。

 水上さんの推奨馬が当たってありがとう、というリスナーに対して、見栄ちゃん「佐藤達夫さんにはだまされた」とコメント。函館スプリントSの情報について北海道から電話交信をしたのだが、すべて逆の結果になった。前残りは辛い、というのに行った行ったの競馬。良くないと言ったダイタクヤマトは2着、ここまで全部逆だと見事だ。

 来週の反省クラブでは、真理子さんの子供の名前を募集しよう、とは見栄ちゃんの提案。真理子さんの希望としては女なら「子」はつけたくないとのこと。今は男か女か教えてくれない方針の病院なので、どちらかわからないので、両方とも募集。最近は子の付く時代じゃないよね、とは由美子ちゃん。理恵さんの名前がいいなぁ、というコメントに「古いぞ、理恵ってのは。中原理恵の時代だからなぁ」と見栄ちゃん。理恵さん「ちょっとまってよ、宮沢りえちゃんとか、ともさかりえちゃんもいるよ」と反論。そういえば、理恵さんのお父さんも利恵(としえ)という名前とのこと。

 真理子さんの子供だから、かわいいか、かっこいい子供になるね、という意見に「隔世遺伝の確率が多いので、祖父や祖母に似ることが多い」ということで、真理子さんの父親は、エリツィンに似ているそうである。理恵さん曰く、かっこいいとのこと。で、旦那さんの父親ははらたいら氏に似ているとのこと。

以上。

【7月8日】レポーター:海苔煎餅
全文敬称略

”オープニング”

 台風の影響で、1レースの発走が11時20分となった。ただし開門は9時であった。館内放送連動で開催概況等を放送した後のオープニングトークは、館内放送とは連動していなかった。「三遊亭五九楽です」、「台風、怖い怖い、の山川牧です」、「台風なんかに負けないぞ!諸井ルミ子です」、「ほーんとに今日、開催するんですね。良かったでーす。松田珠実です」とのあいさつでトークが始まった。

 中止にならなくてよかった、という三遊亭。「私たちのパワーが勝ったってことかな。”台風あっち行けパワー”が」と嬉しそうな山川は、この日の天気が心配で、ウィンブルドン選手権を見ながら台風情報のテロップに目配りし、結局3時まで起きていた。三遊亭は、山川が開催中止を見込んで夜更かししたのではないかと睨んだ。山川は、そんなことはない、と一応否定しつつ、目の下のクマがより一層色濃くなったことを知らせた。

 駅から競馬場へ入るまでに10匹のミミズを見たという山川は、子供の頃、ベッドで一緒に寝たこともあるほどミミズが好きであった。なお、今では苦手な生き物になったとのこと。

 諸井が「ミミズって、半分に切ってもまた生えて来るんでしょう?」と口出すと、三遊亭が「いや、生えてこないだろう」と返し、ミミズ論争が展開されることとなった。山川はミミズが両性具有であることに触れたが、諸井は「どういうこと?」と意味がわからなかった様子。三遊亭は「男と女、一緒にあるんだよなあ、山川さーん」と、含みのある発言とともに視線を山川に送った。山川は「私に何か言いたいんかい?」と声を荒げた。

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”ランダムエピソード”

 サラブレッドの輸出について。海外への競走馬の輸出は本格化していないが、種牡馬の輸出は古くから行われている。

 アサデンコウはタイへ、ハクチカラはインドへ、またラッキールーラなど4頭が韓国へ、それぞれ輸出されている。最近ではスタープログラマーがアメリカへ、シンコウフォレストがアイルランドに向かった。スリルショー、メジロアルダンが中国に輸出されるとの話もある。タヤスツヨシの弟、ジンガロは今年2月、フィリピンへ輸出された。

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”2度目のオープニング”

 1レース発走の1時間前になり、改めて館内連動にて開催案内が行われた。オープニングトークも再度行われ、ただし今回は館内連動となった。

 「東京競馬場へご来場の皆様、おはようございます」。「おはようございます」は出演者全員が声を揃えるところだが、山川はワンテンポ遅れてしまった。自己紹介の際、山川は「ちょっと遅れてごめんなさい」と謝った。

 松田は「パドックの織姫でーす。松田珠実です」とあいさつ。連動放送化された当初に比べると、出演者は明らかにハジケてきている。

 前日は七夕であった。三遊亭は何か願い事をしたのかと、各メンバーに問いかけた。松田は「いっぱいありますよね」と、山川は「毎日、お願いだらけです」と答えた。三遊亭は「聞かなきゃよかった」と呆れ、願いを一つに絞るよう指導した。しかし山川は「女は欲深いものだから」と反論し、松田も「そうよねえ」と、欲だらけの思考を正当化しようと企てた。

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”3択出題”

 自己紹介の際、松田は再度「織姫でーす」とあいさつ。山川は「しつこいよ」と松田を戒めた。

 山川はエントリーカード切り分けの実演にて、3択の回答欄を危うく切り取ってしまうほどの出来にしてしまった。このため、リスナーが気軽に参加できるようにあえて雑に切ったのだとする苦しい言い訳で、その場を逃れようとした。

 翌日に行われる浴衣関連のイベントについて、「私も(浴衣を)着て来ていいですか?」と山川が問いかけると、三遊亭は「着て来るんですか?」と怪訝な表情で問い返した。山川は前言を撤回し、男を口説く際の言葉であると説明した。

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”須田ワンハンドレッド鷹雄と水上スタディ学の、今日の推奨馬”

本年7月2日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 50.1%  複勝 83.0%
水上学    単勝 89.1%   複勝 86.4%

 最近、コメントに困るという諸井。山川は「私たちが支えないと、誰が(両作家を)支えるの?」と、バックアップする考えだ。しかし「須田さんのこと、支えられへん」という山川とともに、諸井も「潰されちゃう」と、物理的に支えることは全く不可能であることを説明した。

○この日の推奨馬と成績
須田  7R   トウショウラッシュ →  2着 (複勝:140円)
    8R   バクシンフラワー  →  4着
水上  7R   トウショウラッシュ →  2着 (複勝:140円)
    8R   バクシンフラワー  →  4着
    9R   マチカネラン    →  1着 (単勝:140円、複勝:110円)

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”競馬キャスターの福島対応”

 この日が”前半戦”最後の出演となる西島大和。福島開催では、金曜から日曜を福島で過ごす。楽しみにしている新潟開催が無く、体調が狂いそうだという。

 森下三郎は東京でブラブラし、開催当日に福島へ向かうとのこと。

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”TSSホームページ”

 次の中山開催から、TSSホームページにリスナー参加企画が新たに用意される予定であると発表された。

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”かしましコミュニティ”

 この日のテーマは”上半期・東京ベストレース”。

 ダービーがベストとの意見が寄せられた。諸井は馬券が的中しなかったが、師弟コンビの叩き合い、レース後の握手に感動した。山川にとっては初めてスタンドで見るダービーとなったが、最後の直線を長く感じたとともに、観客の興奮ぶりにも感動したという。

 フェブラリーステークスは、”熱いもの”があったという意見。諸井はこの原稿を”いきおいもの”と読み間違えた。三遊亭は諸井の読みっぷりの凄さにつられて、コーナーに登場してきた。

 ステイゴールドの目黒記念を挙げた意見が読まれるやいなや、「それだよ!」と口を挟んだのは三遊亭。「土曜日のレースだよ。それがG1並の歓声、拍手で...」と熱い語りを始めてしまった。

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”何が立つ?”

 7レースで須田・水上コンビが揃って推奨したトウショウラッシュが2着に。諸井は「これで二人の鼻が立ちました」とコメントし、少し間を置いて「顔が立つ、でした」と、間違えたことについて謝罪した。

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”THP”

 関東では久しぶりに行われたTHP。コーナーの趣旨は応募者が自分の管理する競馬関連ホームページを紹介することにある。しかし応募者の中には保険代理業務を紹介したい、日本建築の素晴らしさを伝えたい、と勘違いしたものがあったとのこと。

 今回登場したホームページの管理人(以下、管理人)は最初は音楽だけのページを作っていたのが、ネタが尽きたために競馬のコンテンツを追加したと経過説明を行った。山川は「もしかして(競馬コンテンツは)ついで?だったら(このコーナーに出るのは)ダメ!」と迫り、緊張する管理人をさらに動揺させた。

 山川が「あゆあゆとか、好きなんでしょ?」と尋ね、管理人が否定するという一幕があった。三遊亭は「あゆあゆ」が浜崎あゆみのことだとは気が付かなかった。山川に「ついていけなかったでしょう」とからかわれた三遊亭は「ついていきたかねーや、ちきしょうめ!」とへそを曲げた。

 クイズにおいて、管理人は5問正解。その問題と解答は次のとおり。

・かつて益田競馬場の騎手として活躍し、現在はグリーンチャンネルで活躍している人は?→吉岡牧子
・益田で14歳、250戦まで戦ったアラブの牝馬は→ウズシオタロー
・ウズシオタローの引退式に電報でメッセージを送ったプロ野球選手は→衣笠祥雄
・益田競馬場に次いで、日本で2番目に小さい競馬場は→中津競馬場
・46勝したニホンカイキャロルの連対率は75%より上か下か→下

 最後に三遊亭は、今年の夏は益田に行ってみようか、とコメントした。

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”オーラスクイズもどき”

 土曜日にオーラスクイズは行われないが、この日、特別に3択クイズが提供された。ただし、本当のクイズコーナーではなく、スタッフの考えた問題を披露することだけが目的であった。

 問題、ゼンノエルシドはなぜ負けたのか。
 1.年上のフレンドリーエースには興味がなかった。
 2.初の右回りで、5本目の脚がバランスを取れなかった。
 3.せん馬を見て自分の将来に不安を感じたから

 反省クラブではリスナーから、3択ではなく、リスナーの自由回答を募集してはどうか、との提案が紹介された。しかし、この類の問題作成に異常な喜びを抱くスタッフが、これを阻止する可能性は極めて高い。

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”明日が最後”

 三遊亭、山川、諸井の3人は、この日が今クールの(一応)最終出演となる。山川は「最後といえば、明日の真理子ちゃんでしょう」と、翌日でTSSを引退する鶴田真理子のことに触れた。鶴田が一日頑張れるよう励まして欲しいという山川。三遊亭も「そうだなあ。励まそうよなあ」と頷いた。

 三遊亭は「いやだね、何かね。こういうのってさあ、ダメなんだよ、俺」としみじみと語った。山川は「そうかあ?いつも人を泣かそうとするでしょう?」といぶかしげだ。三遊亭は「今までどれだけ泣いてきたことか」と反論。山川は信用する気がなく、「涙を見せろ。一度でいいから」と食ってかかり、三遊亭を苦笑させた。

 「でも、真理ちゃんの時には師匠、ウルって来てた。真理ちゃんの涙を見て、つられるように」と松田が明かした。三遊亭は「真理ちゃんを泣かそうと思って泣かしたら、自分がウルっと来ちゃってねえ、言葉に詰まったねえ」と率直に振り返った。翌日について、三遊亭は「あいつは強情なやつだから、泣かないと思うんだよね。でも最後にみんなが一言づつ、頑張ってね、さようなら、とか言っちゃうと、泣くと思うけど」と分析した。

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”いつも一緒”

 今年の休みはわずか1ヶ月との話題になった。ここで山川は「考えてみて下さいよ。私たち毎週末、この人たちと会っているんですよ。”私の週末を返して”って感じ」とコメント。三遊亭は「こんないい人たちと会えるなんて、うらやましいことじゃないか。なあ」と諸井に同意を求めた。諸井が「うん」と答えた後、松田が「一日ベッタリだよね。朝も早いし、下手をするとこのまま飲みに行っちゃうから」と述べた。山川は「すっごい仲がいいよね」とし、「珠ちゃんはダンナさんよりも(自分たちと)一緒にいる(時間が多い)んじゃないの?」と続けた。三遊亭は「普通の家庭は(妻が)ダンナと一緒にいなければならないんだよ。だけどそうじゃないもんな。俺たちが珠ちゃんのダンナみたいなもんだ。あ、俺がダンナみたいなもんだ。俺か?、ダンナ。俺なのか?違うぞお」と一人で話を膨らませた。山川は「パパ」だと指摘したが、三遊亭は「パパは違う」と拒否した。

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”好きなタイプ”

 山川と諸井にリスナーから質問が寄せられた。一つは「好きな食べ物は?」というもの。山川は焼き肉、諸井はそば。三遊亭は「人間性が出た。肉食だからね、こっちは」と山川を指した。山川は「ガウ」と吠え声を挙げた。

 次は「好きな男のタイプは?」というもの。山川は、外国人なら Bon Jovi、Ricky Martin、日本人なら渡部篤郎。諸井は勝俣州和や柳沢慎吾といった、面白い人が好きだという。

 最後は「結婚の予定は?」というものだったが、二人とも無いとの回答であった。

 山川は松田に好きなタイプ(ダンナ以外で)を尋ねた。松田は答えに窮し、「今田さん?」と解説者の名を挙げ、山川も「沖田さん?」とリストアップに加わった。三遊亭は「身近な、生々しい名前は出さないように」と釘を刺した。

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”落語の差し入れ”

 リスナーが三遊亭の落語会で差し入れを持ってくる。三遊亭は「韓国海苔が好きだと言ったら、みんな韓国海苔ばっかり持ってきた」と笑いながら、「今、家にたくさんあるよ。おいしいんだ。たまんなく旨いんだから、あれ。あれだけでご飯を何杯でも食べられちゃうんだよ。ウチ、今はご飯と韓国海苔だけ。だから、痩せる痩せる」と続けた。

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”謎の彦星”

 織姫になりきる松田に、三遊亭は「彦星はどうしたのか」と尋ねた。松田はダンナとは別の彦星を発見したという。それを翌日の放送で発表すると宣言した松田は、当日の午前中にやってくるとのヒントを与えた。

 「ウチのダンナは彦星じゃない」という松田。三遊亭が「あれは奴隷だもんな」と口添えすると、松田は「あれはオヤジ」ときっぱり。諸井は「かわいそう」とダンナに同情した。

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”グレードアップ”

 8月の中山ではどのようにグレードアップした放送が聴けるのでしょうか、との意見。三遊亭は「すっごいグレードアップだよ。我々TSSは毎年グレードアップしてんだぜ。すごいチェンジがあるから期待して下さい」と、何の根拠があるのか不明だが、まずは自信を表した。

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”しげお、その後”

 前の週の放送後、三遊亭はしげお(諸井の兄)と飲みに行った。しかし三遊亭は、諸井が兄を置いて自分だけ帰ってしまったことに不快感を覚えた。山川は諸井が合コンに行ったことを暴露した。諸井は幹事だったので仕方がなかったと弁解した。「自分は男を見つけに行って、お兄ちゃんを置いて行くなよ、邪魔だからってよ!」と腹を立ててみせながら、「また、連れてこい」と諸井に告げた。

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以上
記者による次回発行は7月9日(日)分の予定。
【7月9日】レポーター:海苔煎餅
”オープニング”

 長い東京開催も、この日がラストデー。これを飾るにふさわしい天気となった。かなり暑くなることが予想されるため、日陰で休みながら体調を整えて競馬を楽しんで下さい、と見栄晴はあいさつした。

 東京競馬場にしか来られない人は、しばらく競馬を生で見ることができなくなる、という鶴田真理子。見栄晴は、競馬ファンにとっては馬が走っていなくとも画面にレースが映っていればいいのだと主張した。須藤由美子は、これが競馬ファンのあるべき姿だと誤解されないよう警戒し、あくまで見栄晴派の考え方であると述べた。

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”3択出題”

 自己紹介の際、パドックの松田珠実は「セクシーダイヤモンド、松田珠実でーす」とあいさつした。見栄晴は「セクシーダイヤモンドが光っておりませんでしたが」と軽く受け流した。

 この日、浴衣を着て来場した方には記念品が差し上げられることになっていた。見栄晴は「ゆかたデーです。ユタカデーでは無いですから。”ユタカです”と言ってもプレゼントはもらえませんから気を付けて下さい」と、小ネタを披露した。

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”彦星の正体”

 午前のパドック解説は、TSS初登場となる佐藤直文(1馬)。パドック中継開始直前に見栄晴は佐藤にあいさつし、とにかく当てて下さいと強く頼み込んだ。松田が「お尻に火が着いてるね、見栄ちゃん」と呆れ気味にコメントすると、見栄晴はきっぱりと「そうです」と答えた。「いつもより力がこもってるよ。午前中なのに大丈夫?」と松田は心配を募らせた。

 松田は佐藤に対して、TSSが場内放送として、大事な位置づけにあると自負していることを説明し、貴重な戦力としての活躍を要請した。松田は前日のルビーステークスの万馬券を佐藤が◎−△で的中させたことを発見し、自分の彦星は佐藤をおいてほかないと確信していた。

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”TSSスペシャル:2000年上半期競馬ニュース総まくり”

 2000年前半に起きた出来事を東信二とともに振り返るコーナー。主なニュースの中で東の印象に残っているのは、細江純子のシンガポール遠征、タイキチェイサーの6歳初出走勝利、ステイゴールドの目黒記念勝利。ステイゴールドについては東も応援していたという。ただ、いざ勝ってしまうと、無冠の方がよかったかな、と複雑な心境に陥ったとのこと。須藤は「人間て、わがままですね」と共感した。鶴田はステイゴールドのように個性的な馬の登場を期待し、コーナーをまとめた。

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”コーナー紹介”

 この日のかしましコミュニティのテーマは”鶴田真理子さんの思い出”。鶴田は、自分のコーナーを作ってもらったことに恐縮した。須藤は鶴田に、自分の思い出もコーナーの中で”語って欲しい”と依頼した。ここで鶴田が「”歌って欲しい”じゃないの?」と、歌うきっかけを狙ってきたため、危険を感じた須藤は敢然と「全然違います!」と否定した。

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”須田ワンハンドレッド鷹雄さまと水上スタディ・マナピーの、今日の推奨馬”

本年7月8日放送分までの回収率
須田鷹雄  単勝 49.3%  複勝 82.8%
水上学    単勝 88.3%   複勝 86.3%

 前日の推奨馬は不調だったが、個人的にルビーステークスの万馬券を的中させた水上は、このことを詫びるコメントを提出した。しかし鶴田は、謝罪よりも自慢が目的のコメントだと見破り、その浅ましさを暗に批判した。その水上のコメントは、この半年はまあまあだったが、須田君はまだまだだね、もっと精進したまえ、と続けられた。

○この日の推奨馬と成績
須田 七夕賞   サクラナミキオー  →  3着 (複勝:210円)
 マーメイド   サンデーピクニック →  4着
水上  7R   ヨコハマヒット   →  1着 (単勝:500円、複勝:160円)
   10R   カナハラサンライズ → 11着
   七夕賞   ロングカイウン   →  1着 (単勝:1230円、複勝:360円)

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”シャイ”

 河内洋がこの日、1900勝を達成した。河内の人柄について、見た目に合わずシャイな人物であることを東が紹介。鶴田が、「東さんとは反対ですね」と東に反応を求めると、東は窮しながら「僕は...やっぱりシャイですよ」と答えたが、鶴田と須藤はこれを一笑に付した。

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”コーナー紹介(2度目)”

 かしましコミュニティの「鶴田真理子さんの思い出」に意見が寄せられるのか、心配な鶴田。投稿募集を呼びかける須藤は「真理子さんの印象に残っている珍場面や珍言葉(ちんことば)を...」と発言した後、言葉のおかしさに気付き、しばらく絶句した。鶴田は須藤の言葉の方が思い出に残る、と語った。

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”かしましコミュニティ”
[このコーナーをほぼ完全に再現したものを、近日中に公開します。公開時はこの情報局にてお知らせします。]

 歌に関する意見。子供の歌の上手い下手は母親で決まるらしい、とのこと。鶴田は、自分の親は上手かったんだなと、わざとらしく感心してみせた。この鶴田の反応に松田は「寒ぅ」と、嫌悪感を示した。鶴田はたくさんプレゼントをもらっているが、なぜか音楽CDなどが多いという。須藤は、鶴田が歌わない方がよいとの、遠回しのメッセージであると解説した。松田は逆に、母親の歌が歌うことによりお腹に伝わる振動が、子供を気持ちよくさせるので、鶴田の場合も歌った方がよいのでは、との見解を示した。須藤は鶴田の歌声による弊害の方が大きいと考え、自分が代わりに歌うことを提案したが、直接母親が歌わなければ振動効果がないと説得され、断念した。

 7年前ほどに、スズキ二輪車のキャンギャル写真をバイク雑誌で見たというリスナーは、ようやく出演者の個性がわかってきただけに、鶴田がやめてしまうのは残念との意見。鶴田は「あの頃はピチピチしてたなあ」とキャンギャル時代を振り返った。

 レープロでTSSの存在を知り、聴いてみると面白く、出演者の顔を見にスタジオに来ると、綺麗な人がいた、それが鶴田だったという意見。鶴田は「ほめ殺しだねー」と感激し、かしまし賞をこのリスナーに与えようとしたが、まだほめ殺しの意見がある、と須藤は次に進めた。

 3択の抽選で何度か自分のカードを引いた、幸運の女神(鶴田)がいなくなるため、自分の運の尽きを心配するリスナー。鶴田は幸運のパワーを須藤に送っておくと誓った。須藤は早速送られてきたパワーを感じたが、副作用で音感まで狂ってきたと苦情を訴えた。

 ある日の競馬場からの帰りに、自分の乗った電車に鶴田がいたというリスナーは、電車の中でずっと笑っていた鶴田を、優しくて明るい人と思った。松田は変な話を聞かれなくてよかったと胸をなで下ろした。鶴田は自分たちが変な話をしたか?と松田に異論を唱えたが、松田は「あんな話とか、こんな話とか」と、日頃の話が他人に聞かせられないものであることをほのめかした。鶴田は「珠ちゃんが聞いてくるから」と、自分には非のないことを強調した。

 競馬場に連れてきた仲間が、みんな鶴田の美しさに目を奪われたとの意見。鶴田は賞をあげようと申し出たが、須藤、松田ともに時期尚早として退けた。

 次の意見。須藤は「美しいカナリヤの声を」と読み始めたところで、この部分をカットしようと呟いた。鶴田は「そこが重要」とカット回避を強く求めた。須藤が続けて「冗談はさておき」と意見を読むと、鶴田は言葉を失った。意見は、オークスデーのターフビジョンで、ツーショットで映った松嶋菜々子に鶴田は負けていなかった、つわりで大変な中をよく頑張った、とほめる内容であった。松嶋に負けていない、という点については須藤も深い共感を覚えていた。

 ナリタブライアンの引退式のレポートが、鶴田の同馬への思いが伝わり感動的だったとの意見。鶴田はTSSの仕事の中でも思い出深いものであったと語った。

 今年の東京開催から各コーナーに参加したリスナーは、スタジオにいる鶴田の綺麗な姿を見て以来、毎度その姿を拝見したの意見。追伸として、須藤がキャスターマイルドに格上げされるのかと質問が添えられたが、この件については、あとのお楽しみとして扱われた。

 ラジオネームで投稿していて、4,5年前に3択で当選し、鶴田に「あなたでしたか」と言われたことを昨日のことのように懐かしむリスナーは、やはりオークスでの松嶋とのツーショットで負けていなかったとの意見を提出。鶴田は「最後だからって、ヨイショしてくれるね」と照れていた。

 最後に、昨年のダービーデーのチャイナドレスが似合っていたとの意見。鶴田は「それは牧ちゃんだろう」とコケてしまった。

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”競馬の礎”

 農学博士の永田雄三による屈腱炎についての講話。数々の名馬が引退に追い込まれた屈腱炎は競走馬にとっては職業病。東西トレセンで年間1200〜1300頭が発症している。

 アメリカは左回りなので、左脚の発症が多く、日本は両回りともあるため、左右同等に発症する。牡馬と牝馬では、牡馬が圧倒的に多く発症する。これは体重の重さ、走るスピードの違いが出ているものと考えられている。牡馬の発症頭数は牝馬の倍である。発症するのはレース中よりも調教中の方が圧倒的に多い。

 繋ぎの長い馬、蹄先の長い馬などは屈腱炎になりやすい。走っている最中に、後脚が前脚にぶつかる馬もかかりやすい。

 屈腱は脚の管骨のところにあり、人間でいうと、手の甲の真ん中に相当する。その骨の後ろに3つの腱が付いており、浅いところに付いているのが浅屈腱、深いところについているのが深屈腱、骨に近いところに付いているのが繋靱帯。浅屈腱とは、症状が軽いものを指すのではない。3つの腱の中で浅屈腱が最も切れやすい。一度切れると、再発しやすい。

 昔の治療は、焼きゴテで屈腱の患部を焼き、発泡剤を付けて古い細胞を壊し、新しい細胞が出るのを待つやり方であった。しかしこれは効果がなかった。今は発症すれば、まずアイシングする。30分くらい氷で冷やし、1日に4〜5回徹底的に冷やす。次にバンデージでしっかり押さえる。

 屈腱炎では普段の生活に支障のない場合が多いが、ひどい場合は立ち上がることが出来ないため種牡馬にもなれない。

 超音波により画像を撮り、屈腱炎の診断を行うことが出来る。最近は軽い屈腱炎も発見が可能となってきた。

 以上が説明の概要。永田は今回にて番組への登場を終えることになった。最後に出演者から、永田に花束が贈られた。

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”次週の重賞”

 (おそらく館内連動での)次週の重賞レース案内で、須藤は北九州記念を”きたきゅうしゅうねんきねん”と数回読み間違えていた。須藤は今期最後の放送なので、しっかり放送しておきたかったのだが、心ならずも間違えてしまったことについて、しきりに悔いていた。

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”ラストソング”

 次の週、福島競馬場に行くという鶴田。須藤は「お土産よろしく!」とねだることだけは忘れなかったが、鶴田は「きっと、もう会わないと思うけど」と冷たくあしらった。須藤は「寂しーい。縁はここで終わるんだあ。そっかあ」と大きな声で嘆いた。鶴田は「だって、さんざん私の歌をバカにしたもーん」と、突き放した理由を述べた。須藤は「バカにしてないよ」と抵抗しつつ、「ちょっとバカにしたけど」と素直に非を認めた。鶴田に「ほら、バカにした」と詰め寄られた須藤だったが、「バカにはしてない。歌が聞きたくないというだけ」と、妥協だけは避けた。どうしても歌いたくなった鶴田は、「歌ってあげようか」と告げた直後、「さーさーのーはーサーラサラー♪」とついに歌声を発してしまった。これが鶴田が番組で流した、最後の歌声となった。

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”グランドフィナーレ”
[このコーナー以降をほぼ完全に再現したものを、近日中に公開します。公開時はこの情報局にてお知らせします。]

 いよいよ、最後のコーナー。鶴田とのお別れの時間を迎えた。オークススクエアには数え切れないほど大勢のリスナーが駆けつけた。

 鶴田は6年間TSSに出演してきたが、見栄晴は鶴田とTSSの同期であることに気が付かなかった。鶴田は、見栄晴とはローテーションが異なっていたので、当初は顔を会わせることがなかったとして、見栄晴をフォローした。

 オールキャストがスタジオに勢揃い。三遊亭五九楽はスタジオ内を見渡しながら、「色んなのがいるねえ。凄いねえ、このメンバーは」と、まるで奇異なものを見るようにして語った。しかし松田が「師匠もその一人」と、自分だけを正統派に祭り上げようとする三遊亭の動きを封じた。

 このコーナーでは上半期を振り返っての意見、番組を去る鶴田への一言が募集された。鶴田への意見の要旨は下記の通り。

 ・いい初仔を産んで下さい。
 ・お子さまの名前の提案。東京ラブストーリーの登場人物の名前はいかがか。
 ・お体に気を付けて。子供と一緒に競馬場に来られるといいですね。
 ・いなくなるのが寂しい。何度楽しませてもらったか数知れない。ありがとう。
 ・双子だったらどうしましょう。元気な子供でありますように。
 ・男の子だったら、名前は武頼でいかがでしょうか。
 ・二世がTSSに戻ってくる日を楽しみにしている。その頃の若者に、母親の凄さをみんなで自慢しよう。
 ・ナリタブライアンのように強くたくましい子を産んで下さい。
 ・2度ほど番組でご一緒させていただいたのが思い出。また声を聞けるといいですね。
 ・もし競馬場で見かけたら声をかけて下さい。先輩妊婦として妻にアドバイスしてやって下さい。
 ・インターネットでコミュニケーションできるからあまり寂しくない、と思ったが、やはり寂しい。
 ・変な連中と知り合うことができた。ありがとう。丈夫なお子さんを。
 ・理想の女性でした。もう会えなくなるのは残念。母として頑張って。
 ・おかげで楽しい仲間ができた。
 ・おつかれさま。

 鶴田といえば、歌の下手なことが”売り”。しかし実際には須藤でさえも、鶴田とカラオケに行ったことがない。これを聞いて、見栄晴も鶴田とカラオケに行ったことがないと発言した。しかし一緒にカラオケボックスに行った記憶のあった鶴田は、見栄晴が忘れていることに対する不快感を表した。見栄晴は「丁度トイレに行っていたから。聞くのが怖くて」と言葉を濁した。最初に鶴田の歌を聞き、周囲にその酷さを触れ回ったのは三遊亭であった。鶴田は三遊亭の耳の悪さが、あらぬ誤解を生んだのだと糾弾した。

 鶴田と最も多く共演したのは三遊亭。このことを見栄晴は「僕よりも、師匠の方が真理子ちゃんとやってるから」と表現した。この言葉に女性陣が過剰反応し、話題は鶴田の子の父親が三遊亭と見栄晴のどちらなのか?との方向へ転換された。議論の結果、赤ペンと新聞を持って生まれれば見栄晴の子、眼鏡をかけていれば三遊亭の子、との結論に至った。

 三遊亭は鶴田に女の子が産まれた場合、20歳を過ぎた時点から自分が育てることを企んでいる。20歳とは、淫行条例の対象外となる年齢。その頃60歳になる三遊亭は、60歳と20歳で丁度いいとして譲らない。しかし周囲は、60歳の三遊亭はひからびているから、関係を持つのは無理だろうと推定した。ひからびることについては三遊亭も否定しなかった。

 鶴田は育児中も事務所には在籍し続け、準備が整いしだい、職場に戻る決意であることを明らかにした。

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”TSSメンバーから、真理子への言葉”

 TSSのメンバーの一人一人から、鶴田へメッセージが贈られた。

○水上
 「本当におつかれさまでした。今まで毎週当たり前のように会えてたわけですが、お別れというのは、当たり前のことが当たり前でなくなっていくことだと思うんですよ。だから、例えばここに来て、真理子ちゃんのいない空気とか、風景とか、そういったものに慣れるのに、時間がかかるんだろうなと思いますけども。まあ、そういうことですよね。人生というのは。だから、とりあえずの大仕事は、無事な出産ですから。頑張って下さい、ということです。」
○鶴田
 「水上さんにはすごく勉強させてもらいました。血統のこととか。あと、台本が凄く好きだったんですよ。ロマンチックな原稿が上手いじゃないですか。」

○諸井ルミ子
 「こんなに綺麗な人なのに、すごく優しくって、私が初めてここに来たときも、本当に親切にしてもらったんで...ありがとうございました」

 諸井は後半、泣くのをこらえきれなくなり、「ありがとうございました」は声になっていなかった。鶴田はそんな諸井を、微笑みながら優しく見つめた。

○須藤
 「えーと...あの、牧さんに先に、私は一緒にお世話になって、色々しごかれて、もちろん優しかったんですけど、真理子さんと一緒になることになって...ほんっとうに、本当に優しかった...うーん、甘やかされちゃっていいのかなあって思うくらい、本当に優しかったんですけど...正直に言って、いなくなっちゃうという実感がまだなくて...うーん...1ヶ月後に来たときに、もういないんだぁって実感がまだないので、このあと、どんどんどんどん悲しくなると思うんですけど...上手く言えないんですけど...色んな番組を他にやってて、色んな先輩がいるんですけど、私の中では一番優しくて綺麗な先輩でした。美人は、性格が悪いとかよく言うけど、そんなのはあり得ないんだなって...思いました」
○鶴田
 「ちょっと甘やかせすぎたかなあ。最近ねえ、私をよくいじめるんですよね。でもつっこんでくれてありがとう」
○須藤
 「私は...ああー、よくわかんない...ありがとうございました。」

 途中、しごかれた、とのくだりで、山川牧を卒倒させた須藤。鶴田の引退について気持ちの整理がつかないのか、胸中を表現するのに苦しんだ様子。泣かないよう懸命にこらえていたが、最後の最後は涙声になった。

○松田
 「私とね、真理ちゃんはね、二人ともサッカー好きで、ね、ダンナさんとも仲がよくて、4人でサッカーにいったりとかね、してたんですよねー。だから、きっと番組ではこれでお別れ、おしまい、ということになるかもしれないけれど、またね、サッカーグランドに一緒にね、プラスアルファと5人でいくことになるのかなと、そちらの方もちょっと楽しみかなって気がします」

 キャスターマイルドライトの2人とは違い、残りのメンバーはいずれもしっかりした口調で言葉を贈った。見栄晴は「プラス2を」とし、松田の2世誕生に期待を表した。鶴田も2002年のワールドカップに6人で見に行けるよう、松田に願いを託した。そこで松田は三遊亭に種付けを依頼した。突然の注文に三遊亭は慌てたが、鶴田は三遊亭を当て馬だと位置づけ、三遊亭の気持ちを静めた。しかし三遊亭は続いて、坂本理恵からも種付け依頼を受けたため、「頑張るよ」と、俄然意欲を燃やし始めた。

○坂本
 「真理子ちゃんとは、実は同期で、何と5年ぐらい、この競馬のお仕事をやらせていただいているんですけども、とにかく、真理子ちゃんがいたら、その場が、みんなが和んでくれるっていうことで、私は、真理子ちゃんがTSSのすごく貴重な存在じゃなかったかなあって、つくづく思います。真理子ちゃんがいなくなって、このあとどうなるんだろうって、少し心配なところもありますけれども、新しいキャスター、ニューフェイスがまた入るみたいなんで、真理子ちゃんの良さを、引き継いでくれる二人であったらいいな、と心から思います。このあと、真理子ちゃんと私は福島競馬場で、少し遊べることになっていますので、これからも末永く、真理子ちゃん、よろしくお願いします」
○鶴田
 「こちらこそ。癒し系の声で、リスナーの皆さんを癒してあげて下さい。」

 坂本のメッセージの途中あたりから、鶴田はハンカチを目に当て始めた。

○山川
 「リスナーの方がみんな感じてらっしゃると思うんですけど、それぞれ個性的なメンバーの中でやってきて、真理子ちゃんの「ぽよよ〜ん」とした、ほのぼのとした部分を、ね、人の心を癒す番組、これからも頑張っていきたいと思います。真理子ちゃん、ありがとう」
○鶴田
 「同じパートだったんで、会う機会が少なかったじゃないですか。それで、周りから話を聞く状況はわかってるんだけど、深く話す機会が無くって、すごく残念だったなぁと。最後は牧ちゃんと二人でこの放送をやりたかったなあ」

 見栄晴は鶴田と山川が永遠のライバル関係にあり、やっと抗争が終わったところだったと述べた。三遊亭はこの二人がコンビを組む放送を一度見たかったと語ったが、それはゴジラ対キングギドラを見たがるのと同じ感覚によるものだった。

○見栄晴
 「真理子ちゃんというのは非常に、いい存在じゃなかったかと。みんな一目置いてましたからね。綺麗なのは真理子さんにはかなわないと、他の女の子も。予想する時間も真理子ちゃんが与えてくれましたし、いないところは全部フォローしてもらって、本当に助かりました。僕と師匠は違うと思うんですけど、本当に。上手く二人を操縦してくれてありがとうございました。これからの方が本当に大変だと思うんで、TSSよりも絶対、そっちの方が大変だと思うんで。逆に辛いことがあったら、TSSが実家だと思って、帰ってきて。本当に、無事な子を。子供、子供って言ってないで、自分の体も守って、いい子を、連れてきて...遊びに来て...ありがとうございました」

○三遊亭
 「真理ちゃんと一番最初に居酒屋に飲みに行ったときに、『何にする?』って言ったら『”このわた”にする』って言ったのがすごく印象的でね、モデルがこのわた食うのかって。ベチャベチャ食ってたのがすごく印象的で、モデルってのは、付き合いづらい人じゃねえんだなって、わからせてくれた人だったんで。長いこと一緒にやってたもんね。ありがとうね、本当に。以上」
○鶴田
 「こちらこそ」

 三遊亭が話をしている間、鶴田はしきりに目頭を押さえた。

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”ニューフェイス”

 鶴田の代わりにTSSに登場することになった、しのざきなおこ、たなかなかこ、の二人。次代のTSSを支える新人が自己紹介を行った。

○しのざき
 「真理子さんのあとに、やることになりました、しのざきなおこです。私はまだ競馬のこととかもよくわからないのだけれど、精一杯頑張りたいと思うので、よろしくお願いします」

○たなか
 「たなかなかこです。私もまだ、競馬は一人で馬券を買いに行くくらいのレベルなんですけれども、一生懸命頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。真理子さん、おつかれさまでした」

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”別れの時”

 ついに訪れた、鶴田のラストメッセージの時(新人に向けて)。

 「私も、TSSに入ったときは、本当に競馬が全然わかんなかったんですよ。で、喋りもきっと、お二人より下手だったと思うし、もう、本当に自分で自分が嫌になるくらい、本当に『この番組、イヤだ!どうしよう!』って思ったこと、何度もありましたけど、いつの頃からか、なんか、週末が楽しくなって、(声が震え始める)このTSSを楽しみにしている自分があったんですね。で、それはやっぱり、出演者のみなさんがすごく助けてくれるし、スタッフのみなさん、本当にいい人たちなんですよ。仲間割れとか無くて、本当に後ろからサポートしてくれるし、何よりも、リスナーのみなさんが温かい目で見守ってくれるし、競馬の楽しさも教えてくれるので、(新しい)二人もきっと大丈夫だと思います。私もTSSを6年間やってきましたけど、すごく、ほかのどんな仕事よりも、自分自身楽しめて、自由にできて、最高の仕事ができたなって、思ってるし、私の生きてきた人生の中でも、すごくいい時間を過ごさせてもらったと思ってるんで、そういう時間を過ごせるように、二人とも頑張って下さい。リスナーのみなさんも、どうもありがとうございました」

 見栄晴は8月12日の中山競馬から再開するTSSへの愛顧を願いつつ、「それでは東京競馬場のみなさん、そして鶴田真理子さん...さようなら!」と、番組の終了を告げた。


 鶴田の「さようならぁ!」という声が響く中、大きな拍手は、いつまでも鳴り止まなかった。ディレクターの永尾は、リスナーの心が少しでも多く鶴田に届くよう、ブラインドをいつもよりゆっくりと降ろした。が、やがてそれはガラス窓を覆い尽くした。


 鶴田真理子が卒業した。


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以上。
【鶴田真理子メモリアル】レポーター:海苔煎餅
てつじんさんと共同で、7月9日のかしましコミュニティ、およびグランドフィナーレを再現しました。あの感動をもう一度味わって下さい。

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